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チベット密教への誘い〈チョジェ・リンポチェ第8世〉


あるとき、ダライ・ラマが大好きな友人から、チベット人の先生の瞑想講習会が3日間連続であるらしい…との情報が入りました。私は、山から下りてきた後、ちょうど、チベット密教に興味がありました。



そしてまた、タイミングの良いことに、ちょうどその時、中沢新一さんの「虹の階梯」を読んでいました。


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チラシの案内の注意書きに、「※注意:「ゾクチェン」は、いわゆる何かの超能力を身につける新しい方法ではなく、チャネリングの類とも関係ありません。興味本位でのご参加はご遠慮下さい。」とあり、なおさら、興味深々になってしまいました。


(チラシより)「ゾクチェン」とは、「悟りへの最短の道」として、チベット密教の中でこれまで門外不出とされ厳重に秘密にされてきた、実践者に速やかな覚醒と自己変容をもたらす技法です。


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(なぜか、40年弱前の当時の案内を、大切にとってありました。)



いてもたってもいられず、旦那に話したら、やっぱり興味を示して、一緒に受けることになりました。旦那は、ぱっと見はチベット人だし…前世はチベット?タンカが好きだし…(そういえば、まだ結婚する前でした)



「弟子の準備ができたときに、師が現れる」なんて書かれたら、行くしかない‥わたしにとっては、殺し文句です。



実際、3日間、瞑想の講座は毎日、充実していました。そして、なんせ、めったにお目にかかることのできない、現地のすごい先生‥



(チラシより)「今回初めて来日されるチョジェ・リンポチェ第8世は、チベット密教における転生ラマの一人です。チベットの聖者ミラレパの直径の弟子、レチュンパの化身であるチョジェ・リンポチェの現在の姿として世界的に知られています。


偉大なタントリック・ヨギであり、ラダックのチュムール僧院の建立者でもあった先代(前世)の法統を受け継ぎ、チョジェ・リンポチェ第8世は、チベット密教ニンマ派とカギュ派の深淵な教えと実践を世界中に広く伝え続けています。


彼は特に、西欧では「ゾクチェン」を伝えるマスターとして知られています。」



おおえまさのりさん訳のチベットの聖者「ミラレパ」の本も、前に読んでいました。

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そして、なんと、2日目には、あの「虹の階梯」の著者の中沢新一さんもいらしていました〜。


愛読書の本を持ってきていたら、絶対にサインしてもらったのに…残念。でも一参加者の顔をしていたので、みんな邪魔しないようにして騒がずにしていました。みんなさすが大人です。



そして、嬉しいことに、3日間の終了後には、先生が、チベット語の名前を一人一人につけてくださいました!感激です!


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 私は「パドマ・カンドロ」=悟りの女神




講座では、色々な瞑想をしましたが、その時の私に、一番インパクトがあったのは、「嫌いな人を思い浮かべて、その人の幸せを祈る瞑想〜」今は、仕事で苦労をして、子育てもして、人間として丸くなったのですが、あの時は、まだやっぱり若かった…



一生懸命やればやるほど、吐き気がしてくる…(そんなに嫌いだったんか?)なんのことはない、自分で自分に毒を撒き散らしていた。その毒を出してる感じがものすごくよくわかった。



人を嫌いと思うマイナス感情を上手に流さないと、自分自身に全て降りかかってくる…だから具合が悪くなる…(もちろん、前妻さんではないです。仕事関係‥)


なのでそのあとの、「浄化の瞑想」が、私にとっては、どれだけ救いになったか!


今は、「慈悲の瞑想」の「私の嫌いな人々」も「私を嫌っている人々」も全く、問題なく、気持ちよく、「幸せでありますように」と心から願えられますが‥


ハーブファスティングクラブのメンバーさん達、朝ヨガにわざわざ早起きして、参加してくださっている方たちは、大丈夫でしょうか?‥とふと気になりました。


私は、若い時、吐き気がして大変だった…心の問題は、順を追って丁寧にやっていった方がいいに違いない…それに根が深かったら、やっぱり、丁寧に浄化していかないと、本当に苦しい…



なので、慈悲の瞑想のアプローチは、ちょっと横に置いておいて、今は、修行する人々を守り応援してくれるマントラを唱えています。「平和な心でいられますように🙏」




チベット密教は、仏教が確立した原始仏教の教理と実践の方法を最も純粋な形で受け継ぎ、覚醒へと至るための、高度な霊的・肉体的修業法を現代に伝えています。(案内チラシより)



それから、しばらくして、チベット密教系のヨガを教えてくれるという宣伝文句につられて、行ってしまいました‥やばいところに‥







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