機甲戦記ドラグナーを久しぶりに観て
最近専門家並みにめちゃくちゃサブカルに詳しいお客様が
来てくれて先日も5時間以上盛り上がり
その流れで
『機甲戦記ドラグナー』を久しぶりに観てみたんだけど
80年代後半のアニメで
パワーハラスメントの描写が無いのに驚き!!
当時だと鉄拳制裁が当たり前だったと思うんだけど
髪の毛を強制的に切る以外は無いし、髪の毛を切ると言っても丸坊主にするでもなく
然程長さは変えずに、逆に軟派な髪型になってて笑える。
軍隊という規律の厳しい環境の中なのに
大人が、子供たちが辛抱強く理解してくれるのを、子供たちの成長を根気よく待つ様を描いているのが
滑稽で、でも教育のあり方を考えさせらて面白い。
ゆとり世代は一般的に2002〜2011年に義務教育を受けた世代で
1987〜2004年に産まれた子供たちになり
ゆとり教育に向けた議論が高まっていったのが
1970年代、
ドラグナーは1987年放送、主人公は17才と
ゆとり教育がどういうものか、
ゆとりで育っていく子供がどういう風に育つのか等の
未来予想図を
見事に現しているのでは、と感心させられる。
当時はレイズナーの後継アニメ程度に
認識していたけど、中々どうして
観るべきところのあるアニメだと思った。