漫画喫茶に入った小林は、「いまどんなのが面白いの?」 と聞いてきたので、「この辺かな?」と目ぼしい漫画を手に取って渡すと、小林はパラパラとめくりながら、「面白いね。」と興味深そうに漫画から視線を外さずに答えた。僕も読んでみたかった漫画を手に取ろうとすると 「あとで新宿に出ようよ、何をしたいわけじゃないんだけど、なんとなく歩きたいから付き合ってよ。」 と小林は言った。僕は、「そしたら今から出ようよ。オレも久しぶりに新宿を歩きたいからさ。」と返すとさっさと店を出た。 「変わらない
roy_taro さんの個展を観に 茅ヶ崎のサザン通り沿いにある CREATIVE SPACE HAYASHIを訪問。 30点以上の作品、油絵が8坪くらいの真っ白な空間に飾られていました。写真は入って正面の作品。 作者と軽く言葉を交わしながらゆっくりと 角度を変えながら鑑賞。 言語化するより景色を眺めるように 体感して、色々な角度から心が入り込むように 楽しみました。ここのところ仕事ばかりで 心が硬くなってるせいか、溶けるのに苦労しました笑 あたたかさ、冷たさ、優しさ、拒絶感
誕生日プレゼントに貰った小さな花束。 卓上にそのまま置けるアレンジメント・フラワー。 少し酔った女の子は紅茶をオーダーし、 何時もリクエストしない大塚愛の曲を iPadに吹き込み、「まるで恋する女の子だよね。」と 酔いに拍車をかけるようにキャッキャッと 楽しそうに取り留めのない話をしながら 「お酒飲んだ方がいい?一杯だけ飲もうかな」と 普段はオーダーしないイチゴのリキュールのカクテルを飲みながら バーのカウンターに愛らしい笑顔を咲かせる。 そして一つまた歳を重ねた僕を揶揄いな
真夜中の街灯と満月は同じ明るさ 同じ滲み具合 違うのは温度感 人工的な優しさは 時に冷たく感じてしまうけれど 帰り道の安心感は ほんの少しだけ温かい
PLANETS CLUB イベント 宇野常寛さんと一緒に"小網代の森“を歩く に行って来ました♪ 前日〜当日はお店でお客様と サッカー バスケ 恋愛 グラフィティー アート お絵描きタイム ロシアウクライナ問題講座 北方領土問題歴史講座 等と朝6時近くまで盛り上がってからの 朝9時三崎口駅集合。 そして小網代の森を海に向かって川を下りながら 太陽と緑と鳥の囀りを一身に浴びてきました。 久しぶりの集団行動は肩幅の合わない 着慣れないジャケットを羽織ってる様な とりあえずボタ
浜辺に1人佇み 僕は兎になる
ゆるやかに時間(とき)を重ね 時間(じかん)をかけて人生を過ごす 未来に焦らず 結論を急がす 答えを出さず 「普通」に縛られず 柔軟に 愛しむように 今を味わう。 それはピンク色かもしれない。
彫刻は どんなに歪になっても作り直せない。 同じ様なものは作れても 同じものは作れない。 世界で唯一を、深く、より深く、彫り続け ただ、ただ、ゆるやかに、刻み続ける。 心に ゆるやかな彫刻を。 pratimākrrm(彫刻) cĥā(ゆるやかな)
沖縄県国頭村やんばるの北 奥海岸 太平洋と東シナ海が 荒く 混ざり合い 激しく 溶け合う 静かに 重なり ゆるやかに 包み込む 空は素知らぬ顔で 太陽を背に 見守るように ただ青く
5月7日 4泊5日やんばる1人旅初日。夜中3時に仕事を終え、その足で成田空港に向かう。電動自転車に乗り世田谷区経堂から日暮里駅へ。日暮里駅からは京成スカイライナーに乗り成田空港へ。LCCジェットスター8時10分発に乗り那覇空港に到着。ジェットスターの飛行機の内装がリニューアルされ、座席の前の折り畳み簡易テーブルが2段式になっていて驚いた。上下2つのテーブルがあり、上は目の高さに、小さく充電出来るようにUSBの差し込み口のあるスマホ用のテーブル、下は従来通りのジュースや食事用に
2021年はどんな1年だったのだろう。 時を止めようとする者、抗おうとする者、ただ立ち尽くす者、受け入れ歩を進めようとする者、無関係とばかりに傍若無人に振る舞う者、見ないふりをして自らの世界に閉じこもる者、必死で縋れるものを探す者、、、 2021年の僕は何処にいて、何をして、何を感じて、何処に向かうつもりで、2022年を迎えたのだろう。 逃げ惑うでも無く、大丈夫だと自分に言い聞かせながら 、楽しむこと、寄り添うこと、息を止めないこと、無駄にしないこと、自分'なり'を見つけるこ
最近専門家並みにめちゃくちゃサブカルに詳しいお客様が 来てくれて先日も5時間以上盛り上がり その流れで 『機甲戦記ドラグナー』を久しぶりに観てみたんだけど 80年代後半のアニメで パワーハラスメントの描写が無いのに驚き!! 当時だと鉄拳制裁が当たり前だったと思うんだけど 髪の毛を強制的に切る以外は無いし、髪の毛を切ると言っても丸坊主にするでもなく 然程長さは変えずに、逆に軟派な髪型になってて笑える。 軍隊という規律の厳しい環境の中なのに 大人が、子供たちが辛抱強く理解してくれ
其々のコロナは 明けてたり明けてなかったりしますが とりあえず 東京都の行政は解除しましたので 全ての飲食店は通常営業に戻るだろうと思います。 ベースとしては3蜜を避けて クラスターを発生させない、 ということでしたが 夜〜深夜お酒を提供するお店は 3蜜を作り 感染拡大防止に協力しなかった ところが勝ち組になった感があります。 深酒をして酔いが過ぎると大声で喋って 唾とウィルスを撒き散らすから お酒は控えて夜の10時には切り上げて帰宅してと、誰に言っ
女の子は本当にピンクが好きなのか。 読み終わって改めてタイトルを見ると もう一つの母性のディストピア そのリアルが此処にあるように感じる。 初版は2016年3月、今から4年前である。 その当時から日本は、女の子をとり巻く環境は 少しは変わったのだろうか、 生きやすくなったのだろうか、 この本はストレートにそう問うてくる。 昨年、2019年に(アグリードールズ」が 映画化されアメリカで公開されたが、 その賛否以前に日本では 然程話題にすらならなかったように記憶している。 その基
とある雑誌媒体で「ヒモ男」云々、 という記事を見かけ 未だに「ヒモ」という言葉を使っている事に 愕然とした。 「ヒモ」という言葉、感覚、概念は もう無くした方が良い。 男は仕事、女は家事、という 社会的ジェンダーの強制の一部であり そういった価値観に囚われ引き摺りながら正当化し 仕事をして稼いでくる方が立場が上、 家事をやる方が立場が下、 という造られた価値観に根差し またそれを生み出していく。 男尊女卑は無くならず 男女平等はなし得ない。 また、家の“内”にいるのだから 家