誰もが働きやすい環境にアップデートをし続ける。「D&I Award」で大賞を受賞しました!
こんにちは、愛知県瀬戸市に本社を置く大橋運輸です!
「仕事を通じてお客様や地域に貢献する」という理念を掲げ、配送事業や生前整理・遺品整理事業を営む弊社。海外メンバーやチーム採用(障がい者雇用)、LGBTQなど経歴や属性にとらわれず全ての社員がやりがいと責任を持ち、笑顔で働ける職場を目指してきました。
そんな私たちは2021年12月、多様性を尊重し生かす社会の実現を目指す「D&I Award 2021」で、「中小企業部門 D&I Award 大賞」を受賞しました!
大賞の受賞は嬉しいことですが、アワードに参加する目的は賞を獲ることだけではありません。自分たちの取り組みの見直しに加えて、アワードで紹介いただくことで、私たちは「地域の中小企業だからこそできることが多くあること」を発信できると考えています。
中小企業白書2021版(下)によれば、国内企業のうち99.7%は中小企業。会社の規模にとらわれることなく、課題意識を持つ企業がアクションを始めれば、きっと世の中は良い方向に向かっていく――。そんな思いから、私たちはさまざまなアワードに参加してきました。
今回の記事では、これまで参加したアワードや評価いただいた取り組みを紹介するとともに、「なぜ新しい挑戦を続けるか」という会社のカルチャーも紹介できればと思います。
5つの要素でスコア化し、多様性度合いを認定
2021年7月〜10月にわたって開催された「D&I Award」は、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に取り組む企業を認定するアワードです。企業が目指すべきD&Iのあり方を表彰することで、社会全体でのムーブメントを加速させることを目的としています。
主催は「すべてのLGBTが自分らしく働ける社会の創造」をコンセプトに掲げる株式会社JobRainbow様。今回のアワードでは、「LGBT」「ジェンダー」「障がい」「多文化共生」「育児/介護」の5つの要素を100の項目でスコア化し、企業の多様性度合いを認定。加えて、認定企業の中からD&Iを牽引していく企業として、大賞が選出される仕組みです。
結果は、4つある部門の中で「中小企業部門(従業員300人以下の企業から選出)」大賞を受賞。男性中心な運輸業界の中でD&Iを牽引する存在と表彰いただきました。障がい者雇用や外国人雇用を進めただけでなく、その取り組みを社外にも広く発信していることも評価ポイントに。社員の家族も巻き込みながら働き方を考えるなど、D&I推進のプロセスや改善を重ねる姿勢は、他企業のロールモデルになると講評いただけたのを嬉しく思っています。
受賞を通して、日々の取り組みを振り返る
過去にも私たちは、様々なアワードやコンテストに参加しています。受賞をしたことで、社内の取り組みにスポットライトを当てていただきました。
例えば、模範となる環境活動を実践した企業に贈られる「eco検定アワード大賞」では、2012年に大賞を受賞して以来、5年連続で受賞をしています。地域住民の方から回収した文房具を発展途上国へ寄贈するなど、地域と協働している点を評価いただきました。
当社では「エコ活動を通して人を育てる」という意識のもと、環境について幅広い知識を身につけられるeco検定の受験を推奨しています。合格に向けてオリジナルのテキストを作成し、勉強会も開催。その結果、社員一人ひとりが環境について自発的に考え行動できるようになり、社内で生まれたエコ活動が受賞に結びついたように思います。
その他、愛知県内で先進的なサービスを提供している事業者に贈られる「あいちサービス大賞」で、2018年に最優秀賞の「知事賞」を受賞しました。
交通事故件数ワースト1と言われる愛知県で、弊社は交通安全教室をしたり、高齢化の進む地域で生前整理・遺品整理事業を通して宅内事故を削減したりと、地域の課題解決に取り組んでいます。
周りの企業や自治体、学校などと協力しながら、地域に関わる人々の交流を育んだ点をサービスの成果として認めていただいています。
課題から目を背けずに改善を続ける社内カルチャー
受賞歴をご紹介しましたが、「賞を獲ること」自体は決して目的ではありません。受賞に向けて特別なことに取り組んだということはなく、日頃から「こうした方が良い」と思うことをコツコツ実践していたら、受賞にもつながったというものばかりです。
「運輸業はCO2を排出するから少しでも減らしたい」「愛知県は交通事故が多いから、交通安全教室をしよう」「誰もが安心して入社できるよう、性別欄のない履歴書をつくろう」
このように、自分たちがやる必要にかられたり、取り組むことで会社や地域が良くなったりすると思ったことには、周りの動きに関係なく「まずはやってみること」を優先してきました。D&I Awardでも、属性や経歴にとらわれず、すべての社員が働きやすい環境づくりに長年取り組んできたからこそ、大賞をいただくことができたと感じています。目の前にある課題にアプローチし続け、そのプロセスを面白がっていけるのが私たちの強みです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?