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食日記 - 1月15-18日「物語の醍醐味」
何か書きたいな〜と思いながらキーボードに向かえない自分がいた数日。大して書くようなことがなかったというのも間違いではないし、書けるほど元気がなかったというのも間違いではない。元気だと人はおしゃべりになるはずですからね。つまり、おしゃべりな人は元気です。
1月14日は食べたものの写真を一枚も撮っていませんでした。食日記を始めてから初の空白の1日。言い換えれば幻の1日。「幻の」ってなんだかかっこいい。
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こちらが最近お気に入りのローソンの冷凍シュウマイです。前に日記の中でも書きましたね。本当に美味しいのです。タレとかカラシとか付いていないのですがそのものに味がしっかりと付いているので温めるだけで美味しいシュウマイが食べられます。お肉もプリっギュっとしていて良いです。
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洋酒のきいたお菓子が好きです。だから「こんなのは好きに決まっている」と思って買って帰りました。そしたら想像以上の美味しさで!すでにまわりの人たちには布教しています。ラム酒がきいていて贅沢な風味という味の満足感だけではなく、外側のガリッとした食感と中の生地の甘くてしっとりした贅沢さとコントラストがめちゃくちゃ本格的。美味しい洋菓子屋さんのカヌレみたい。これ開発した人、カヌレ好きなんだろうなぁ。こんなに美味しいものをコンビニで買える日が来るなんて日本って国は大したもんだ。新発売と書いてあったけれど、どうか期間限定ではなくて定番商品になりますように。
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お気に入りのお店でいつものパスタランチ。うまい。
この日、職場で同僚が「最近節約している」という話を聞いて、感化されて「私もお金貯めたい!」となった。
そんな日の夕飯がこちら(下)
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わかめうどん。
節約というより、調理自体が面倒くさくてしたくなくて、鍋に冷凍うどんと水と鍋キューブの素と乾燥わかめと卵を入れて煮立たせて、どんぶりにぶち込んだうどん。わかめってうまい。
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気分になると同じものを食べ続けてしまう性格。でも前日の方が美味しかった。キッチンのバイトの人が違ったのかな。
隣のテーブルで航空系のダブルスクールの合格お祝いランチ会をやっていて(会話の流れを盗み聞きしたところそういった集まりだと察した)空を飛ぶっていいなぁー、人間としての欲望だなー、としみじみしてその会を向かいから見守った。人間たるもの空は飛びたいよね。私のおじいちゃんは陸上自衛隊員だったけど、本当は航空自衛隊に入りたかったみたい。でもスカイダイビングやりたいとは思わないんだよなー。あ、空を飛びたいとは思うけど、空から落ちたいとは思わないってことかも。
生まれ変わったらなりたいものがいくつかある。それは今からキャリアを重ねることが現実的にかなり難しいことということなのだけど、パイロットとお医者さんと画家と建築家がそれです。
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お昼ご飯が食べれなくて、夕方。合鴨のロースト。近くのスーパーの出来合いのお気に入りのやつ。
この日は「グランメゾンパリ」を友だちと観に行った。よかった。
私は物語の醍醐味は「登場人物たちの努力が報われること」だと思っているので、そういう意味でもよかった。ネタバレになってしまうかもしれないが、リンダさんが自分で書いた記事を朗読する最後のコース料理の演出は、地上波ドラマではできない気がするし、このシリーズのファンだからこそ「観たいし聴きたいし画面を通して味わいたい」と思えるだろうから、映画化の意味があったんだろうなぁと思えたのもよかった。
最近ちらほらと日記の中でも記しているけれど、今の仕事を辞めることにして、この歳にしては珍しく次を見つけないまま今の居場所を手放すという選択をしたのだけど、そうして初めて、外に出た時の自分の無力さや驕りや甘えがダイレクトにやってきている。それが不安で面白い。
これは常々感じていることだけれど、ある人にとっては頑張って働いて例えば50万円出して買って大満足できる価値のあるものでも、別のある人にとっては無価値で値段もつかないくらい不必要、みたいなことが実際にあって、それの人間バージョンというか、自分の培ってきたキャリアはここでは重宝されるけどここでは全くいらない人、みたいなことがこんなにあからさまにあるんだなぁとか、「あなたのスキルは認めるけれど、そんな給料提示されてもうちでは出せないよ」みたいなこともある。国が違うとまたさらに違うんだろうし。
そんな感じで世間の成り立ちが不思議だからこそ、自分の好きを、選んで決めるべきだなぁって実感してる。誰かの評価とか価値とかじゃないんだよねぇ。