EYE
ノリだけで近所の美術館に行ってみたのだけど、
とんでもない作品に出会ってしまった。
展示作品はどれもよかった。
なんか48分の映像だったりだいぶ型破りなのもあった。
近所過ぎたのと、ミュージアムショップが小さいので
あんまりいかなかったことを後悔する。
それで、特に感動したのが大東忍さんの作品。
木炭画らしい。
ひたすら黒くて暗い画面なんだけど、すごい。
涼しい闇が奥行きを持っている。
秋田の絵らしいから寒そ~と思うのだけどよい。
こんなに心地いい暗闇ははじめてかも。
つい画集も買ってしまった。
香川県の中で、一度引っ越しているんだけど
その前の家を思い出す。
田んぼに面していたので
どの季節でも生き物の声が聞こえていた。
父さんと妹と近所のレンタルビデオ屋に歩いた夜を思い出す。
レンタル漫画なんかもまだ流行っていないころだった。
あの頃にみた、やさしい闇をいくつも思い出す作品だった。
もう一回行きたい。
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