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アートやデザインについて

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アートやデザインとは何かを考える
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#社会不適合者

アートで食っていきたいって無謀なの?

■アートで稼ぐということアートで稼ぐこととは難しいと感じる。 アートと言っても絵や音楽などは難しい中でも まだ簡単な方ではないだろうか。 こう言ってしまっては絵画・イラスト系を一生懸命やられている方に申し訳ないのだが、単純に自身のスキルによるところが大きい。 絵画・イラスト系は美大・芸大、専門学校などで学んだ人はスキルさえあればコネクションと卒業の肩書きが大きな武器となる。 コネクションや肩書きがないにしても先人たちの歩みの跡を辿れば ネットなどでぎりぎりの生活の糧ぐらい

もいっかいアートとデザインを考えようか。

■アートとデザインアートとデザインは割と混同してしまったり境がわからなくなったりする。 漠然としたままやっていくのもなんか気持ちが悪いし、 何よりも私自身で確認の意味を込めて あえてもう一度しっかり言語化してみようと思う。 そしてこれはあくまでも私の見解であり、 アート業界やクリエイティブ業界の諸先輩方の考え方や定義を否定するものではない。 むしろそう言った諸先輩方からの忌憚のない意見も聞いて見たくはある。 聞くだけ、ね。 ■デザインの定義 ・問題解決であり、設計であ

一番身近にあるアートがファッションだ!って言いたい!

■ファッションはアートでしょ。私は普段から周りの人間からは奇抜な服を着ているというイメージがあるそうだ。 自分では“奇抜”だとは思わないが、確かに流行りのコーディネートや 無難なコーディネートはすこぶる苦手であり嫌いである。 というのも、【ファッション】というのを服や髪型、身につけるものすべてを自分で選び、自分を表現することだと考えているからだ。 流行りの服を選ぶ人は、世間から遅れたくないと思っているのだろうし、 無難な服を選ぶ人は変わり者だと思われたくないからだろう。

漢字、“ちゃんと”書けてる?アートとしての字。

うれしいニュースがあった。 仮面ライダー生誕50周年を記念して、2022年の春に 『仮面ライダーBLACK』のリブート作品『仮面ライダーBLACK SUN』の制作が決定した。 『仮面ライダーBLACK』と後続作品『仮面ライダーBKACK RX』はがっちりと世代なのでわくわくする。 BLACKのあの生々しい感じ、関節に節があったり真っ黒のボディに幼い私の目は釘付けだった。 唯一手元にある幼い写真は仮面ライダーBKACKショーでBLACKが誰かのためにサインを書いている横にピッ

【お笑い】は“言語”が違う?一般社会とお笑いは違う言語である。

もうこれも何度も書いた気もするが私は漫才師になりたかったが、 その夢はいとも簡単に崩れ去った。 私はずっと自分が漫才師になるものだと思っていたので、 すべてを自分自身の“笑い”の糧にしてきた。 “笑い”は対するものが“人”である。 いかにおもしろさを伝えるか、【伝達】の方法は自分なりに 他の人よりも優れていると自負している。 だが、それが仕事、プライベートとなるとまったく役に立たない。 役に立たないとは言い過ぎかもしれない。 相手とのコミュニケーションやスタッフとの関係

HIPHOPと演芸の正体。

前回、長峰氏の動画を紹介した。前回の記事はこちらからどうぞ。 今回はその続きと言えば続きだが、 長峰氏の動画とはもう一切関連性はないとお伝えしておく。 結論としてはHIPHOPが流行らない理由や、お笑いの諸問題が アートとして認識されている否かではないかという トンデモ論を展開していこうと思う。 私はある記事でお笑いは「舞台芸術」のひとつであるとの記事を書いた。 おそらくHIPHOPもアート性の高いももだと考える。 HIPHOPは音楽ではないか、という方もいると思う

日本でHIPHOPが流行らないのはダウンタウンのせい?

先日おもしろい動画を見つけた。 Dream.Too.Much.Entertainmentの長峰氏の 【日本でHIPHOPが流行らないのはダウンタウンのせい説】である。 かなりおもしろい考察であり、的を得た考察ではないかと考える。 長峰氏の他の動画もおもしろいのでおすすめである。 さて、この考察はかなり的を得ていて納得すべき点が多い。 しかしすべてにおいて賛同するかというとそうではない。 この長峰氏の考察はどちらかと言うと【HIPHOP側】からの 目線が強いように思う。

第6の芸術「演劇」とお笑いの関係とは?

■第6の芸術「演劇」について話そう。前回、フランスで定義されている芸術の順序について書いた。 あえて第6の芸術には触れないでいたが、 今回は第6の芸術についてかいてみよう。 この中で第6の芸術「演劇」、いわゆる「舞台芸術」についてあえて触れなかった。その理由は私がこの「舞台芸術」にはただならぬ意識を 向けているからである。 私は以前「漫才師」を目指していた。 その上でこの「芸術」、「アート」そして「漫才」を語りたかったので あえて記事を分けた次第である。 ■舞台芸術とは

アートと芸術って違うの?一緒ちゃうん?

■アートとか芸術って結局なんやねん。アートってなんだろうと考えた時、 パッと浮かんだのは「芸術」という言葉。 アート=芸術と訳されるがどこか釈然としない感じがする。 とりあえずまず「アート」に近づくために「芸術」とは どんなものかを考えてみた。 調べるとフランスには芸術に順序があるらしい。 第1「建築」 第2「彫刻」 第3「絵画」 第4「音楽」 第5「文学(詩)」 第6「演劇」 第7「映画」 第8「メディア芸術」 と、この8つに加え、最近9番目に「漫画」が追加されたとか

なにかをつくるって決めた話

私は今まで、絵や彫刻、粘土、音楽というようないわゆる芸術やアートを 学んだことがない。 まぁあるとすれば小学校や中学校でのお絵描きや工作ぐらい。 でも絵を描いたり、ものを創ったりするのは嫌いではなかった。 下手なんだけど。 よくよく考えれば、おもちゃをあんまり買ってもらえなかったので 絵は新聞の折り込み広告の裏にたくさん描いた。 両親は学校で描かされた絵は一応「上手ね」とは褒めた。 一応、である。一瞥するぐらいである。 しかし私が新聞の折り込み広告の裏に描いた絵には見向き