人事の仕事
今日は、人事とはどんな仕事を担っているのか。ということを簡単にまとめていきます。
新卒から約6年人事として働いていますが、プロ意識も知識も圧倒的に足りてないなあと感じています。自分を鍛え直すために、これから改めて概要や理論、事例など整理していきたいと思います。まずは職種の基本的な役割から。
人事のミッション
人事というと、就活生にとっては採用の人、企業勤めの方は給与や定期の人、くらいのイメージでしょうか。半沢直樹では出向や異動を命じる立場でよく登場しましたね。
『人事』と括られる仕事のミッションは、一言で表すと”会社に必要な人材を採用し、そのパフォーマンスを最大化しながら働く環境を整えること”です。
人事の4つの役割
ミッションを達成するための役割は大きく4つに分かれます。①採用、②人材開発•組織開発、③人事企画、④労務です。
それぞれについて簡単にまとめていきます。
①採用
その会社や組織に必要な人材を見つけ出し、メンバーになってもらうことがミッションです。
その組織において必要な人材の要件を考え→適合する人材にアプローチし→母集団を形成し→選考を行い→内定•入社フォローを行う一連の流れを担当します。募集においては対象を社会人経験の有無(新卒採用と中途採用)で分けることが多く、募集形式としては職務の限定の有無(総合職採用と職種別採用)で分けられます。
②人材開発•組織開発
研修やOJTなどの施策を講じるなどして、従業員に必要な力を身につけてもらい、発揮してもらうことがミッションです。
対象となる従業員や組織を定義し、その人たちに必要な力(知識、スキル、マインドなど)を考え→身につけてもらうためのアプローチを企画検討し→その施策を実際に講じ→力がついたか、職務において発揮されているか等を振り返る/継続フォローや事後フォローが必要な場合はフォローする、という一連の流れを担当します。
※この部分を専門領域にしていきたいのですが、能力要件の定義やアプローチの手法等まだまだ力が足りず、内容がうっすい。。。笑 今後学びをアウトプットしていきます!
③人事企画
給与制度、評価制度等を適切に整備•運用することで、従業員の働く意欲を引き出すことがミッションです。
階級やレベル、職種によって給与に幅を持たせたり、昇給•昇格の機会を作ったりするほか、その判断材料となる評価の制度をつくり、正しく運用するための一連の流れを担当します。
④労務
手当等を含む給与の支払いや、労働保険•社会保険の手続き等を通して、従業員に問題無く生活してもらうことがミッションです。安全衛生管理•医務対応も労務のセクションが担うことが多いです。
各種保険や勤怠等については労働三法(労働基準法、労働組合法、労働関係調整法)をはじめさまざまなルールがあるため、その内容や改訂についても理解している必要があります。
まとめ
人事のミッションは”会社に必要な人材を採用し、そのパフォーマンスを最大化しながら働く環境を整えること”。
そのための役割は大きく4つに分かれますが、関わり合うことが多い(採用⇄研修や評価⇄給与等)ため、担当外であってもそれぞれの役割の基本や基本的な仕組み、定義などを押さえておく必要があると感じました。
4つの役割それぞれについて、今後アウトプットしていきたいと思います☺︎
では!