カウンセリング45分5000円は高い?
こんな記事がありました。
こういうレポートをどんどんして欲しいと思います。なぜなら、カウンセリングが広まらない理由の一つに何をしているかわからないことがあると思うからです。その打開策になるといい。さらに、中身についてどんどん議論されたらいい。
愚痴聴いてもらいたいだけなら、2000円くらいでやっている方がいそうな気がします。カウンセリングのプロなら5000円はかかりそうです。そこで超雑に計算してみました。
45分5000円だとして、1時間6667円。人件費率30%~60%として、時給2000円~4000円。1日6ケース、月20日で、売上80万、人件費24万~48万。
保険料:3.6万~7万
・社会保険料(会社負担)3.3万~6.5万
・雇用保険料(会社負担)0.2万~0.4万
・労災保険料 0.07万~0.14万
社長が従業員と同額の給料を得るためには従業員5人、1日30ケース必要ということがわかります!
年商4800万、人件費1440万~2880万(1人当たり年収288万~576万)
売上から社長の給料と人件費を引くと3072万~1344万
社会保険、雇用保険、労災保険料(6名分)は、259万~504万
残りはなんと、2813万~840万!
年収288万はきつい。かといって、広告費に年840万もきつい…
間を取って従業員(と社長)の年収は432万が妥当かと…
すると、
年商4800万、人件費2592、保険料387万
残りは1821万
これだけあれば、販売管理費は足りそうです。
現実的に1日30ケース、月600ケースを12か月続けるのは不可能と思われるので、実際は、だいぶ年商は減るんでしょうね…
仮に半分(1日15ケース、月300ケース、これでも多いけど)になったら、年商2400万、1人当たりの年収は216万…
個人を対象にしたカウンセリングは規模を拡大しても相当厳しいことがわかります。
じゃあいくらならいけるのか…
年収600万に設定。月50万の人件費。保険料は68500+4250+1500=7.4万
人件費率を30%〜60%とすると、月167万〜83万の売上が必要。
この時点で、後者が現実的か。
従業員数:1, 2, 3, 4, 5で考える。
売上月額(日額)、人件費+保険料、残金は、
従業員3人以上で、毎日4万売上ればOK!
やはり厳しい…
(同)実践サイコロジー研究所は、心理学サービスの国内での普及を目指しています! 『適切な支援をそれを求めるすべての人へ』