見出し画像

本音を話そうとすると涙が出てくる

スマホを持ち始めた、高校生の頃。

わたしはとある疑問を解決すべく、
ひたすら検索をかけていました。

それは「本音を話そうとすると涙が出てくる」ことについて。

とは言ってもわたしは、すぐ泣くタイプではないのです。
おそらく、どちらかといえば気を強く張っている方。
でも、一定の条件下だとどうもダメなのです。

例えば、先生との面談の時とか。
「あなたはどう考えているの?」
と私自身についての意見を求められ、
心の奥底にある本心を伝えようとすると
喉がつかえて、涙が出てきます。

心の表面化にある言葉や、
体のいい言葉はなんてことなく、スラスラ言えるのだけど。

でも多分、みんながみんな「こう」じゃない。
どうして自分の気持ちを上手く伝えられないんだろう。
そう自分の中で引っかかってモヤモヤしていました。

検索をかけても、「わずかに」わたしと同じような人がいる、
という事実しかわからず、助けは得られなかったのです。
その時は。

あれから十年近く経って、
わたしはその原因を知ることとなります。

それは、とあるInstagramの投稿。
見出しは
「本音を言おうとすると涙が出てくる…それってHSPかも」

!!?

あれってHSPだったからなの!?

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン/Highly Sensitive Person)とは、視覚や聴覚などの感覚が敏感で、刺激を受けやすいという特性を生まれつき持っている人のこと。

わたしはおそらくHSPで、
『「繊細さん」の本』なんかも持っているのですが、
長年の悩みがこんなところで見つかるなんて。

は〜〜〜そうだったのかぁ〜〜
解決方法とかはもはやどうでもよくて、
「わたしがHSPだから」
そう理解することで全てが腑に落ちて、
すっごく気が楽になった。

いやいや解決方法は?って思う方も
少なからずいらっしゃると思うので、
わかりやすくまとめられていたものをシェアします。

……いいねめっちゃついてる〜〜〜!?
あんなに学生時代、他に同じような人いないのかな…
って悩んでたのに、めちゃめちゃ仲間いるじゃんこれ!

衝撃の連続。

検索をかけるとここ数年の記事がいくつもヒットする。
それどころか書籍まで出ているじゃないか。

衝撃衝撃。

学生時代、不登校になった心境を担任に伝えられなかったのも、
同居人のカウンセリングで散々泣いたのも、
適応障害になった時、なかなか両親に伝えられなかったのも、
みーんなわたしが「そういう特性」だったから。

弱さじゃなくて個性だと捉えたらぐっと心が楽になった。

わたしと同じような誰かの心も、軽くなりますように。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます! コメントもいつでもお待ちしております。