「何はなくとも疲れた」は悪か、それとも
「今日、何もしていない。でも、なんだか疲れた」
そういう日がふらっとやってくる。
「いや、何もしてないんだから疲れるわけない」
「ずっと休んでいるのだから、元気なはずだ」
なんて、頭の中のわたしは話しかけてくる。
「何はなくとも疲れた」をどうも許したくないらしい。
なんで許したくないんだろう、それってダメなこと?
「何か」を成した人じゃないと、
疲れているっておかしいことなの?
そう考えたとき、出てきたのは
学生時代に父に怒られた時のこと。
祖父家にご飯を食べに行った