私が漫画を描く理由
「漫画を描く」ということは、「世界を新たに創り出すこと」
私が創りたいのはファンタジーではなくて、「現実にありそうな世界観」
読んだ人が、その世界に入り込んでくれたり、「あーわかる」って思ってもらえたらすごく幸せ。
でも、ふと思った。
「なんで私は漫画を描きたいんだろう( ˙ω˙ ).。o」
ストーリー作るのも、天性の才能があれば苦労しないんだろうけど、そんなものは持ち合わせていないので
頭がおかしくなるくらい考えて考えて考えて、読者の予想を超える展開を作る。作れてるかどうかはさておき。
絵を描き続けるのも、「好き」とか「得意」だけじゃ正直やりきれないほど根気が必要だと感じていて。
背景なんてホント時間かけた割にみんな見てないし、効率悪すぎて逃げたくなる。
それでも、私は描きたい。
なぜか。
きっと私は、「漫画の中で夢を叶えたい」んだと思った。
夢って言っちゃうと大袈裟だな・・・
「自分が出来なかった事をキャラクターを通して叶えたい」の方が近いかもしれない。
「素直になれなくて後悔したこと」だとか、
「怖くて向き合わずに逃げてしまったこと」だとか、
「相手を傷つけてしまったけど謝れていないこと」だとか。
「あの時、ああしておけば良かった」っていうことって
きっと誰にでもある。
あとは、「こうだったらいいのにな」みたいなこと。
例えば「男子に生まれたかったな」みたいなことだったら、主人公を男の子にするかもしれない。
そういう「自分が出来なかったこと」をどうしても叶えたくて、
でも現実世界ではどうすることもできなくて、
その「行き場のないもどかしさ」みたいなものをキャラクターに叶えてもらいたくて描いてるんだと気づいた。
どんだけ欲深いんだwww
だから、キャラクターは全部私の分身だし、私が共感できないことはキャラクターにはさせない。
そりゃそうだよね、作者が考えつかないことは表現できない。
だから、漫画はあくまでその自分の欲望を満たす表現手段に過ぎなくて、文章とか音楽とかでもいいのかもしれない。
でも、私にとっては「漫画」という表現手段が一番向いてるし、相手に繊細に伝えられるんじゃないかと今の所は感じている。
とはいえ、noteに夢中になりすぎて
ここ1〜2週間、全然筆が進んでないんだけどw。
まあ、ほっといても どうせ私はまた描いてしまうんだろう。
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