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0287 世界一37トンの大鐘、18万坪の境内「蓮華院誕生寺奥之院」(熊本県)
蓮華院誕生寺奥之院のご利益
開運・運気上昇、子育て・育児、家内安全、身体健全・健康増進、病気平癒、諸願成就、厄除け、交通安全、ストレス解消、除災・災難除け
蓮華院誕生寺奥之院の360度ビュー
蓮華院誕生寺奥之院|について
世界一の大梵鐘「飛龍の鐘」があり、願い事の一つは必ず叶う「一願成就の寺」「厄払いの寺」とも呼ばれ、年間30万人が訪れるパワースポットです。
浄土宗の開祖法然の師、皇円(皇円大菩薩)がまつられています。
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仁王門、皇円大菩薩の大仏へ一直線の参道です。
皇円は関白藤原道兼の玄孫として生まれ、幼くして比叡山で修行して大成し、法然を教えただけではなく、史才も備えた学僧でもあり、日本三大歴史書の一つ「扶桑略記」(扶桑=日本)を書いています。
嘉応元年(1169)に96歳で没した皇円は、昭和4年(1929)に荒尾市の祈祷師の前に現われ、蓮華院を再興せよとお告げし、寺は皇円大菩薩を本尊として再興されました。皇円誕生の地のため、寺名は蓮華院誕生寺としました。
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その蓮華院誕生寺を本院として、皇円没後800年御遠忌を祈念して昭和53年に修行道場として建立されたのがここ「奥之院」です。
境内は18万坪、東京ドーム約13個分という広大な面積で、玉名市の霊山、小岱山の麓に悠々と広がっています。五重塔の最上階からは目の前に雲仙岳、東には阿蘇山、南には有明海が眼下に広がっているのを見渡せます。
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重さ一万貫(37.5トン)の世界一の大梵鐘は京都で造られたのですが、奥之院への狭い山道をわだち一つ付けることなく、まるで飛来したかのように奥之院に到着したため、「飛龍の鐘」と言われています。
撞くごとにあらゆる願い事が叶う「萬願達成」から、重さは一万貫です。
毎日正午に参詣者も僧侶と一緒に梵鐘をつくことができます。
ズーンと響く独特の音色と長く余韻を残す、とても大きな鐘です。
立派な仁王門には九州で一番大きな大仁王像(高さ3.9m)が立っています。
仁王門を抜けた先には皇円大菩薩の大仏が鎮座しています。
素焼きのお皿に願いごとを書き、深い茂みの谷に投げ込むと願いが叶い、苦しみから解き放たれる「厄皿投げの場」があります。
そこは奥之院から絶景を楽しめる展望所で、境内の一番奥の方にあります。
近くには縁結びの鐘もあります。
広い境内とたくさんの仏像は見どころたくさんです。
公式インスタグラムでは御開帳の様子なども見ることができます。