0083 戦火にも屈せず幾たびも復興、弘法大師が修業した「太龍寺」(徳島県)
太龍寺のご利益
開運・運気上昇、金運、学業成就、除災・災難除け
太龍寺について
延暦12年(793年)、桓武天皇の勅命により、弘法大師が開いた名刹です。
標高が約600mと高いため空気がひんやりとし、神聖な雰囲気が漂っている、歴史と由緒あるパワースポットです。
その雰囲気から「西の高野」と呼ばれています。
本尊の「虚空菩薩像」は弘法大師の御作です。
大師堂の奥殿には弘法大師像が安置されています。
皇室や武家の厚い信仰を受けて栄えていましたが、戦国時代の天正の兵火(1573~92年)や江戸時代にも幾たびか戦火や災害にあい、荒廃しています。ただその都度、ときの藩主の保護を受けて再建されています。
この山岳寺院は四国八十八カ所の屈指の難所で、四国巡礼者を悩ませていましたが、西日本最長2,775mのロープウェイが開通し、10分で参拝できるようになりました。
時の有力者やインフラがずっとこの寺院を支援するということは、それだけ時を超えて人を魅了する風格、迫力を備えた古刹ということなのでしょう。