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自分ができないと思っていた部分が才能だった話

弟子たちに囲まれた生活を送るため、日々奮闘中の青海きょう子です。

岩熊さんのコミュニティにしっかり足を踏み入れて丸2年が経過した。実際は「あれ?たった2年だっけ?」という印象だ。世の中も自分も変化が大きく、2年前がとても昔のように思える。

岩熊さんは、人間理解のエキスパートで、女性の婚活や生き方のアドバイザーとして活躍している方である。

私は、半年ほど岩熊さんの講座に参加した。講座の募集内容をみて、「この講座は私のためにあるようなものだ!」と思い、意気込んで申し込んだ。しかし、当初の目的であったコミュイティ作りは全く進まず、秋になると博士課程卒業できるか問題に直面し、さらに学位審査の準備と転職活動に翻弄され、講座中はバタバタ、ぐるぐる、もやもや、どこをどう歩いても壁だらけで、本当にどうしようもないまま終了した。得たものももちろんあったが、目的が未達成だった点は悔いが残るものであった。

先日、講座は終了したが、岩熊さんに転職活動やコミュイティ作りに関する近況を報告した。岩熊さんは大変忙しいにもかかわらず、丁寧に返信をくれたのである。

そこには、

「きょう子さんは、やっぱり自分が中心となって発信したいのですかね?名プロデューサー的な生き方もいいのかもしれませんよ。」

実は、コミュイティ作りができなかった理由は「(自分的には)コンセプトは良いはずなのに中身がない」からである。これは以前から自覚していたし、研究中も先生から何度も言われたことがある。一方で、ある問題に対して「こういう世界やコンテンツがあれば解決するだろう、いいよね!」という提案は、説得力があるようだ。つまり、導入は非常に良いにもかかわらず、実際に売りたいコンテンツはないのである。

どうやら私は夢を売る女だったらしい。

これまで苦手な中身を必死に作ることに労力を割いていたが、これからは誰かの商品を通して、多くの人に夢をみせられる人を目指すのもいいかなと思っている。


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