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読書記録 : 瀬尾まいこさん

初版 / 2017年7月30日

<あらすじ>
1歳10ヶ月の女の子の子守りを1ヶ月お願いしたい。と先輩から頼まれた、金髪少年の主人公。高校生活も宙ぶらりん状態の主人公が、小さな子供の感情と向き合っていく。
どうしたら子供が喜んでくれるのか、真摯に向き合ううちに、彼もこの先の目標を見つけていく心温まるストーリー。

初めて読む、瀬尾まいこさんの作品。
「そして、バトンは渡された」で多くの人が知っている作者さんだろうけれど。読む機会を逃していた…!

子育て中なので、小さな子供が出てくる、この作品から読んでみようと読了。

「優しい世界だな〜…✨」というのが、真っ先の感想☺️🌷
そして1歳半〜2歳の子供が表現する、かんしゃく。生活リズム。これを出産前に読んでいれば、もっと「子供とは、こういうものだ」と先に理解が出来たのかな…。

⇩印象に残ったフレーズ
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恋なんてふんわりしたものとは違う、もっと体の奥から湧き出てくる力強い気持ち。今まで知らなかったそんな気持ちが、俺の心を弾ませ揺すぶり動かしている。
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私は専業主婦で、「世間からしたら、働いているママさんの方が偉くて。専業主婦で子育てしているなんて、" ただ出来て当たり前だ" と思われることを、私はしているのだろう」

と、低レベルな自己肯定感に陥ることが多いけれど…。

こんなにも人の心を動かす存在を、私は毎日24時間 育てているんだ。一緒に居るんだ。
もっと堂々としていて良いんだ。

と、今の生活に自信をくれた1冊でした😊🌸

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