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初心者チームがまずやること
こんばんは。かえもんです。
お盆真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私は今日銭湯に行ってサウナにひたすらこもってました。めちゃくちゃ汗をかいてスッキリしました。
ちょっと料金が高いのが難点ですが…。また行きたいです。
さて、お盆休みも残り半分ほどですが、お盆が終われば夏休みも残りわずかとなります。
うちのチームは今週末から練習が始まります。
そこで、今日は「初心者チームが何から練習すべきか」について整理しておこうとおもいます。
ターンオーバーをまず減らす
バスケットは点をたくさん取った方が勝つスポーツです。そのため、シュートの成功確率が高ければ高いほど、有利になります。しかし、初心者チームではその前段階の部分でミスをして点数を取ることができなくなってしまうことが往々にしてあります。いわゆるターンオーバーというやつです。
ターンオーバーとは、シュートを打てずにオフェンスを終了してしまうことです。具体的にはパスミス、ドリブルミスやトラベリングなどのバイオレーションも含まれます。まず、ここの部分でのミスをいかに減らせるかが初心者チームが成果を上げられるかどうかを大きく分けます。
よくあるのが、パスミスをしてしまい相手ボールになりそのまま速攻で得点されるというパターンです。また、フルノートプレスでボールを奪われるというのもよくやられます。
よって、バスケのチームの成長段階としては以下のようになります。
①ターンオーバーを減らす=シュートの本数増
②シュートの確率を上げる
③相手の長所を消すようなバスケをする
だから、まずはターンオーバーに直結する課題を見つけてその部分を修正していくことが求められるのです。
具体的なメニュー
では、どんな練習をすれば良いのか。結論から言えば「チームの状況によって変わる」となります。しかし、それではあまりにも一般論すぎます。よく起こる課題としては「パスミスが多い」というものです。これを解決するためには以下のような視点でアプローチすることが必要です。
①パスを出すスキル
②スペーシング(オフボールの理解)
③1on1 スキル
①パススキル
これはパスの技術がそもそも未熟ということです。具体的には、パスが弱いとかチェストパスしか出せないとか。これは、対面パスなどで個別に練習されることがまずは必要です。ちなみに、エルトラックのサイトに載っている「ペリメーターパス」というドリルはとても良い練習だと判断し、私のチームでは毎日やるようにしています。
また、ドリブルからのパスなどもスペーシングと合わせて教える必要もあると思います。
②スペーシング
パスミスが起こる原因として挙げられるのが「味方の位置が悪い」ということです。つまり、スペーシングが悪いということです。例えば、ボールに固まりすぎているとか、ボールから離れすぎていて誰もパスを繋ごうとしないといった状況です。
また、ボールミートをしないで突っ立ったままパスを受けようとすると相手にカットされるリスクが高くなります。うちのチームはこれが課題です。
よって、スペーシングとボールミートを一緒に練習できるようなメニューが良いと思います。
例えば下のようなメニューとか。
③1on1 スキル
パスミスが起こる状況として他にも考えられるのは「1on1を仕掛けられないから仕方なくパスを出す」というものです。これの解決策は単純で、「ボールミートやピボットからの1on1 を練習する」です。
どんなドリルがあるかはおそらくTwitterやYoutubeに山ほどあるので、そちらを参考にすると良いと思います。
終わりに
とりあえず、うちのチームと同じ状況のチームの参考になればと自分の考えの整理も兼ねて書いてみました。バスケットの指導も授業と同じでチームや選手が抱えている課題を解決していくことが本質だと思います。あとは、それをどうやるかが問題です。この点に関しては私自身もまだまだ勉強不足。
もっと勉強して、より良い指導ができるようにしたいですね。