2021年やったこと、学んだこと
こんばんは。かえもんです。
いよいよ2021年が終わりますね。
今年はこれまでに比べてより多くの時間を部活に割くことができました。
そこで、同じような境遇(プレイ未経験だけどバスケの指導者)に向けてどんなことをやってきたのかを簡単にまとめておこうと思います。
4月からの簡単な振り返り
4月
・春季大会があったので、そこに向けての準備。
・今の中3の代はずーっとDDMOをやっていたので、ドライブに対する合わせ方や個人のドライブやシューティングに多くの時間を割いた。
5.6月
・コロナの影響で練習できず…。
7月
・中体連の2週間前になってやっと練習再開。
・時間がなかったので、リバウンドからの速攻と練習ゲームをひたすらやった。
→5on5のラリー(1往復)はとても効果的だった。リバウンドからの速攻とオフェンスからディフェンスの切り替えの良い練習になった。
8月
・新チーム始動。まったく基礎がなかったので、ファンダメンタルから。
・ドリブル練習とレイアップ、5メンなど。
・リバウンドからの速攻をひたすら練習。特にリムランを強調してやった。
9月
コロナのため練習できず…。
10月
・またもや大会着前から練習再開。
・相手チームがドライブ主体で攻めてくると分かっていたので、サギングで守り、リバウンドから速攻のパターンをひたすら練習。
・しかし、肝心のシュートが決まらず新チーム初戦は惨敗。
11月
・再びファンダメンタルをやり直すことに。
・DFフットワーク、ドリブルからのパス、ドリブルからのストップなどをやり込んだ。
・また、スペーシングドリルやシェルDFなどチーム練習も本格的に始まる。
12月
・シェルDFの成果が出たのか、新チームになって初勝利(オーバータイムまでもたれたが…)
・シェルDFの内容が増えてきた。
→パス&カット、ヘルプ&ローテーション、サムズダウン
こんな感じです。
オフェンスはシュートまでいけるようにターンオーバーを減らすことを最優先にして、ディフェンスは少しでも苦しいシュートが打たせられるように練習してきたつもりです。
また来年も頑張ります!
さて、この後に今年バスケを教えていて印象に残った考えや教訓をまとめておこうと思います。
バスケを指導して気づいたこと
①オフェンスとディフェンスどっちも上手くしないと勝てない
ディフェンスから速攻。このコンセプトを掲げているチームは多いが、ディフェンスだけ練習しても試合では勝てない。オフェンスでシュートまでいけるだけの技術を身につけておくことが前提。
オフェンスだけやっても勝てない。
ディフェンスだけやっても勝てない。
なぜなら、バスケはオフェンスとディフェンスがつながっているから。オフェンスでパスミスばかりしていたら相手にひたすら速攻を出されるだけ。オフェンスでたくさん点を取れても、ディフェンスがしょぼいならやはり勝てない。
大変だけど両方やらないといけない。
ちなみにどのレベルを目指すべきかは下の記事を参考。
②オフェンスは「みんな」で。ディフェンスは「わたし」で。
①とも関連するが、能力の劣るチームがオフェンスやディフェンスで成功するために必要な考え。
1on1の能力が劣っているとオフェンスがうまくいてなくなる。だから、1on1のスキル(正確には1人でシュートまでもっていく技術)を高めることが大前提。しかし、能力の劣るチームや使える時間の限られたチームでは「みんな」で攻めることを練習するのも大切。
具体的には2on2や3on3を教える。そうしておくことで、1on1で攻めれない相手に当たったときは2on2などを使って攻めることができる。
逆にディフェンスは「わたし」つまり、ボールマンのディフェンスで完結させるつもりで守らなければならない。当然、ローテーションやダブルチームで守る戦術もあるが、ボールマンが何の抵抗もできずに抜かれてしまってはほとんど機能しない。だから、1on1のディフェンスを徹底的に鍛える必要がある。
③コーチングのスタンスを改める必要がある
ダブルゴールコーチングとポジティブコーチング。これについてはいずれ記事にするが、コーチングに対する考え方がこの2つのことを学んだために変わった。
厳しい指導だけではうまくいかないこと。
成果のみに意識を向けてはチームの伸び幅が狭くなること。
スポーツを通して何を学ばせるのか。
ぜひ興味がある人は書籍を読んでみてほしい。