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あなたは、"読む/聞く"、"書く/話す"のどちらが得意でしょうか?
「あなたは、"読む/聞く"、"書く/話す"のどちらが得意でしょうか?」
この問いについて、前々から書籍やメディアなどで聞いたことがあったのですが、採用/人事関連で、ある事象の調査をしていたときに、この問いの有用性に気づきました。
背景として、ポテンシャライトでは様々な採用マーケティングのコンテンツを準備しています。例えば、
「テキスト」を用いた採用広報の記事
「音声」を用いたpodcast
「動画」を用いた〇〇分でわかるポテンシャライト
など、候補者様のニーズによってコンテンツを分けております。
「候補者様のニーズ」とは何なのか?
この問いにたどり着いたのは「音声」ニーズが高まっていることが関係しています。
僕(山根)は、音声を用いて「聞く」よりも、テキストを用いて「読む」ほうがインプットしやすいと思っていました。わざわざ音声で「聞く」よりもテキストのほうが速いスピードでキャッチアップできますし、正確で効率が良い、そう思っていました。
ただ、
「"聞く"ほうがわかりやすい、有効的だ。」
と言う意見も少なからず周りで聞こえていました。そこで気づきました。
「"読む"という行為よりも、"聞く"という行為のほうを好む方もいるのではないか?」
こんな気づきがありました。そこで下記の手順に従って色々と調査をしていったのですが、新しいことが分かりました。
0. 読む/聞くについて
人間のインプットを「読む」「聞く」に分類する、どちらが得意(お好み)なのかは人によって変わります。
"読む" というのはテキスト
"聞く" というのは音声(動画)
のことです。
皆さんここで考えてみてください。
「皆さんは、"読む"と"聞く"だとどちらがお好みでしょうか?」
この類の質問を受けたことはありますでしょうか?
すごく興味深い質問ですよね。前述した通り、僕自身は「読む」タイプだと認識しています。「聞く」よりも「読む」ほうが頭に入ってきます。慣れているからかもしれませんが、そういった人間なんだと思います。
ただ、昨今の20代の方々は、「活字」に慣れていません。これはスマートフォンが発達したことが起因しているかと思いますが、何か調べ物をする上でもYouTubeを使ったりInstagramを使ったりしています。つまり、Googleで何かを検索して、テキストの記事を読み漁る、というアクションが少ないのではないかと思います。
音声コンテンツのほんの一部を下記してみましたが、様々なツールが存在していることから「音声」ニーズが高まっていることが伺えます。
Voicy
Clubhouse
Spoon
Podcast
Spotify
radiko
Audible
audiobook.jp
...
次項で少し話を変えます。
1. 「聞く」ことが得意な方に、「読む」だけのコンテンツが多いとどうなるか
一般的な採用コンテンツは、「読む」コンテンツが圧倒的に多いです。これは不思議なことではなく、むしろ今のインターネットのUI/UX上で当たり前に発生した事象です。
ただ、前述した通り「読む」ことが苦手な方もいらっしゃるかと思います。「聞く」ことが得意、つまり理解をしやすい方も一定数いらっしゃいます。
昨今の採用市場において「聞く」コンテンツを準備できてる会社はほとんどない中で、「聞く」ほうが好みである候補者様がいらっしゃったとして、音声コンテンツがあれば採用活動も優位に進めることができるとご理解いただけるかと思います。
もう少し僕の意見をお伝えできればと思います。
採用コンテンツには「テキスト」「音声」「動画」「グラフィック」など様々な種類があるべきだと思っています。なぜかと言うと、伝えたいコンテンツの内容(題目)によって、前述した4つの種類で伝わり方が異なるからです。
下記をご覧ください。
こちらをご覧になっていただければわかるように、種類によって伝わり方は様々です。そのため、コンテンツの内容によって種類を分けましょう、そういった話です。
ただ、この話はユーザーの本質的な心理、そしてユーザーの人間的な特性をそこまで考慮ができていない話である、と気づいたのです。
2. 「聞く」コンテンツをどのように増やしていくのか
この答えは簡単で、「音声」コンテンツを増やしていけば良いと思っています。
ポテンシャライトでは、音声のコンテンツを直近で増やしており、候補者様にご案内をするようにしています。
実際にどのようなコンテンツがあるのかをご紹介すると、下記の通りです。
このように音声コンテンツは揃っており、ユーザーのニーズによって、テキスト、音声、動画の準備をするようにしています。
音声コンテンツの増やし方はいくつかありますので、ご紹介します。
2-1. 音声で伝わりやすいコンテンツをピックアップ
これはポテンシャライトがたどり着いた最初の答えです。前述した通り、テキスト、音声、動画、グラフィックはそれぞれ特徴が異なります。音声の1番の特徴は、「雰囲気が伝わること」です。また動画と同様に、テキストではなく「声」で伝えることができるため、割と感情が伝わりやすいです。
そのため、下記のようなコンテンツを準備いただけると良いかと思います。
・ポテンシャライトの1日
・通勤時間とその過ごし方
・会社の座席って決まっている?
・オフィスでの過ごし方
・会社の雰囲気について
・業務時間外・土日の仕事について
・入社後歓迎会について
・ランチについて
・髪型、化粧、服装について
2-2. 候補者様の「状況」を考慮したコンテンツをピックアップ
音声の良いところは、「ながら聞き」ができることです。電車に乗りながら、料理をしながら、雑誌を見ながら、作業しながら、などです。何か作業をしながら聞くため、テキストと比較すると「頭に入って来にくい」ことはデメリットの1つではありますが、ながら聞きができる事は大きなメリットです。
そのため、ながら聞きでも入って来やすいコンテンツをピックアップすると良いかと思います。
例えば、
ポテンシャライトが重視する仕事への価値観について
ポテンシャライトのカルチャー/ブランドの重要性について
ポテンシャライトの社名の由来について
ポテンシャライト入社後に得られるキャリア/経験
2-3. 談笑系のコンテンツをピックアップ
音声のメリットは「雰囲気」を伝えることができることかと思います。そのため、社員間のコミュニケーションを伝えるために、談笑している場面を音声として録音してアウトプットする、と言う手法は良いかと考えています。
少し話は変わりますが、社内の雰囲気を「テキスト」だけで伝えるのは比較的難しいかと思います。直近だと採用広報が流行ったことにより、「対談型」の記事も増えました。個人インタビューと比較して「対談型」インタビューですと会話のキャッチボールの雰囲気が分かるため、その点において有意義な内容になることが多いです。
ただ、テキスト系の記事になるとどうしても「修正」ができてしまうため、生身のコミニケーションというか、臨場感が伝わりにくい部分があります。ただ、音声コンテンツは生身のコミュニケーションが伝わりやすくなるので、非常に有意義かと思っています。
最後に
皆さんいかがでしたでしょうか。
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