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雪国の冬は雪とのバトル! 万が一、運転中に立ち往生したした時のために備えておきたいもの

年が明け、今シーズンもいよいよ冬が本格的になってきました。エビちゃんが住んでいる新潟県は言わずと知れた雪国で、津南町のように積雪が多いところでは2メートル近くに達するところもあります。

もっとも、僕が住んでいるのは新潟県といっても積雪量がそこまで多くない新潟市なので、家が雪に埋もれるレベルの積雪に見舞われることは基本的にありません。それでも、年によっては1メートル近く積もることもあります。近年では、2018年1月にそれくらい積もったことがありました。

新潟のみならず、北海道、東北、北陸など雪が多い地域では備えは重要です。たとえ数センチでも雪が積もると、なにかと大変なことだらけですから。

雪かきが大変

たとえ積雪が10cm以下でも、ある程度雪が積もったら会社に行く前に雪かきをしなければならないことが頻繁にあります。

さきほど雪がそこまで多くないといった新潟市でも1シーズンで多い時には30cmほど積もることもあるので、雪かきをする必要があるのは新潟県内他地域と同じです。

雪が多いと駐車場から車を出すのも一苦労。雪国ではしゃべるだけでは到底足りず、スノーダンプで雪をのけることが一般的です。たくさん雪がある場合はスノーダンプで一気に運び、その後、残った雪をシャベルで雪かきする感じですかね。

スノーダンプは雪が柔らかい時にその効果を最大限発揮するので、雪がカチカチに硬い時には最初から金属製のシャベルを使います。

道具が揃っていても、除雪作業そのものが大変なことなんです。


立ち往生するリスクと簡易トイレの重要性

新潟県や北陸地方では、大雪によって車が立ち往生することも多いです。2022年12月に柏崎市の国道8号線で車の立ち往生が発生し、食料が配布されたこともありました。また、2020年12月に関越道では2000台以上の車が立ち往生が起こりました。

万が一、車が立ち往生したら大変なのは排泄ですよね…… 立ち往生して1日以上車内になければならないこともあったようです。そういう時に役立つのが簡易トイレです。 

簡易トイレを車内に置いておけばいざ立ち往生してしまった時に安心です。大便に対応していないものも多いので、大便もできるタイプを備えておくのがベスト。

非常食や飲み水がなければ生命に対する不安も出てきます。雪は不衛生なので食べるわけにもいきませんし、溶かして水にすることも絶対に避けた方がいいです。

もし、雪国の冬を車で遠くへ出かけるのであれば、簡易トイレや食料といった、それなりの備えをしておくことが絶対に必要です。

とはいえ、テレビでもよく呼びかけられているように、雪が激しく降ると予報されている場合は不要不急の場合は車で遠くに出かけないことが一番です。


お店の経済的機会損失

雪が積もって車で外に出られなかったり、歩くのもままならないような積雪の場合、小売店、飲食店、美容室・理容室ではお客さんが物理的に来店するのが難しいので売り上げに関わってきます。月謝制の学習塾や英会話教室なら金銭的な影響はないし、振替授業を設定することも可能ですが、そはいかないビジネスも多いですからね。

1シーズンでそのようなことが何日もあれば、お店によっては経営にも影響が出る場合だってあるかもしれません。

それを考えると、一切雪が降らない地域、降ることがあってもほとんど積もることがない地域は雪が降る地域に比べてこのリスクが全くないんですよね。


大雪は災害です。今年は阪神淡路大震災から30年という節目の年。災害に対しては常に万全な備えをしておきたいですね。


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