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注目のウェルネス業界:成長市場で見つける新しいキャリアパス

こんにちは、ポテンシャライトAgent Div.の三浦です!
”ITベンチャー特化の転職エージェントが色々な業界をリサーチしてみた企画”の第6回です。今回はウェルネス業界の動向について見ていきます!

この記事はこんな方にオススメです。

  • ウェルネス業界が転職先の選択肢に入っている

  • そもそもウェルネス業界についてあまりよく知らない

  • ウェルネス業界の大手企業やベンチャー企業について知りたい


1.ウェルネス業界の成長性

1-1. 拡大する市場規模

ウェルネス業界は、世界的な規模で成長を続けており、特に先進国や新興国で急速に市場が拡大しています。ウェルネスの市場規模は、2030年に約89.6兆円に達し、今後も年々拡大する見込みです。
特に注目されるのは、フィットネス、栄養、メンタルヘルス、スパ、デジタルヘルスケアの分野です。これらの分野は、健康意識の高まりやデジタル技術の進化により、さらなる成長が期待されています。

  • フィットネス
    フィットネス関連のビジネスは、ジムやフィットネススタジオからオンラインフィットネスプラットフォームまで、多様な形態を見せています。特にパンデミック以降、自宅での運動ニーズが高まり、デジタルフィットネスサービスが急成長を遂げました。

  • メンタルヘルス
    心の健康に対する意識が急速に高まっており、メンタルヘルスサービスの需要も急増しています。メンタルヘルスケアアプリやオンラインカウンセリングサービスが新たな市場を切り開き、特に若年層や働き盛り世代の間で支持されています。

1-2. テクノロジーの導入による革新

ウェルネス業界の成長の一因として、テクノロジーの進化が挙げられます。例えば、Apple Watchなどよる健康管理、AIを活用したパーソナライズドフィットネスや食事プラン、オンラインカウンセリングなどが広がっています。これにより、消費者はより手軽に、効果的に健康を管理できるようになり、ウェルネスサービスが日常生活に溶け込みつつあります。

また、遠隔医療やデジタルヘルスケアプラットフォームの進化も、業界の成長を支えています。これにより、健康状態のリアルタイムモニタリングが可能となり、プロフェッショナルなサポートを受けるハードルが下がりました。

IDEAS FOR GOOD様より引用


2.ウェルネス業界の期待できる点・不安な点

2-1. 期待できる点

キャリアの多様性と拡大するチャンス
ウェルネス業界はその広がりから、様々な職種やキャリアパスが存在しています。例えば、フィットネストレーナー、栄養士、スパセラピスト、メンタルヘルスカウンセラー、デジタルウェルネスプラットフォームの開発者など、多岐にわたる分野での活躍が期待できます。また、テクノロジーを活用した新しいサービスが次々と生まれており、デジタルウェルネスやAIフィットネスなど、今までにないキャリアの可能性が広がっています。

社会的意義の高い職業
ウェルネス業界で働くことは、個々の健康と幸福を支えるため、社会的にも高い意義がある職業と言えます。特に、コロナ禍以降、健康に対する関心が高まったことで、ウェルネス関連の仕事は社会的ニーズに応える形で重要性を増しています。自分の仕事が直接的に人々の健康や生活の質向上に貢献することは、求職者にとって大きなモチベーションとなるでしょう。

2-2. 不安な点

市場の競争激化
ウェルネス業界の成長とともに、競争も激化しています。特に、フィットネス業界では、オンラインフィットネスプラットフォームやアプリケーションが急増し、消費者の選択肢が増える一方で、差別化が難しくなっています。業界内の競争が激化する中、独自の強みや専門性を磨くことが重要です。

不安定な労働環境
ウェルネス業界では、パートタイムやフリーランス契約が多く、雇用の安定性が低いことが不安要素として挙げられます。特にフィットネスインストラクターやパーソナルトレーナー、フリーランスのカウンセラーなどは、顧客の需要に左右されるため、収入が不安定になるリスクがあります。求職者は、この点を踏まえて長期的なキャリアプランを考える必要があります。

3.ウェルネス業界 主要企業

3-1. 株式会社タニタ

タニタは、健康機器メーカーとして広く知られており、体脂肪計や体組成計の開発で有名です。企業全体で「健康」をテーマにしたプロジェクトや健康経営の推進など、ウェルネスに焦点を当てた取り組みを行っています。

3-2.株式会社ファンケル

ファンケルは、無添加化粧品やサプリメントの開発・販売を行い、美容や健康をサポートする商品を提供しています。特にウェルネスに対する高い関心を持ち、健康食品やサプリメント市場での存在感を発揮しています。


4.ウェルネス業界の直近のトレンド

4-1. デジタルウェルネスの台頭

パンデミックを機に、オンラインフィットネスやメンタルヘルスケアの需要が爆発的に増加しました。これにより、デジタルウェルネスの市場は急成長を遂げています。例えば、フィットネスアプリやヨガ、瞑想のプラットフォーム、オンラインカウンセリングなどが人気を集めており、自宅で手軽に健康管理ができる環境が整ってきています。

4-2. メンタルヘルスケアの需要拡大

ウェルネスの中でも、特に注目されているのがメンタルヘルスケアの分野です。多くの企業が従業員のメンタルヘルスを重視し、カウンセリングサービスやメンタルヘルスアプリを導入するケースが増えています。
例えば、アメリカのメンタルヘルスアプリ「Calm」や「Headspace」は、数百万人以上のユーザーを抱え、世界中で利用されています。これらのアプリは、ストレス管理や瞑想、睡眠改善プログラムを提供し、ユーザーの心の健康をサポートしています。

4-3. パーソナライズドウェルネスの進化

テクノロジーの進化により、ウェルネス業界ではパーソナライズされたサービスの提供が進んでいます。AIやビッグデータを活用し、個々の健康状態やライフスタイルに基づいたフィットネスプランや栄養アドバイスが提供されるようになりました。これにより、消費者は自分に最適な健康管理方法を見つけやすくなり、効果的なケアが期待できるようになっています。


5.ポテンシャライトおすすめ企業

5-1.RIZAPグループ株式会社

RIZAPグループ株式会社は、パーソナルトレーニングと健康管理を通じて、体型改善と健康維持をサポートする企業です。個別の目標に基づいたトレーニングや栄養管理、メンタルケアを提供し、AIを活用した科学的プログラムで持続的な健康改善を目指しています。
また、同グループが展開する「チョコザップ(chocoZAP)」は、24時間利用可能な無人ジムで、初心者や高齢者にも人気があります。ジム内での運動に加え、AIによる食事管理やセルフエステも提供し、幅広い健康支援を行っています。

5-2.株式会社hacomono

フィットネスやウェルネス業界向けのクラウド型予約・管理システムを提供する企業です。フィットネスクラブやスパ、ヨガスタジオの運営を効率化し、顧客体験を向上させるプラットフォームを展開しています。APIを活用した柔軟な連携でデジタル化を促進しています。


6.まとめ

ウェルネス業界は今後も成長が期待される分野であり、様々なキャリアチャンスが広がっています。デジタル技術の進化や健康意識の高まりを背景に、フィットネス、メンタルヘルス、デジタルウェルネスなどの分野がさらなる発展を遂げるでしょう。
最新のトレンドや市場の動向を把握し、自身のスキルやキャリアパスに合った企業を選ぶことが重要です。ウェルネス業界の成長に合わせて、自分自身の成長も見据えた転職活動を進めていきましょう!


ポテンシャライトではウェルネス業界のベンチャー・スタートアップ企業様もご紹介可能ですので、ご興味ある方はぜひ一度ポテンシャライトのカウンセラーとお話ししてみませんか?



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