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若手採用担当は確認必須!?Instagram採用の手法をハックしてみました
「え、Instagramを採用活動に使うって、どういうこと?」
と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
念のためInstagramの説明をします。
Instagramとは:
Facebook社が提供している無料の写真共有SNS、通称「インスタ」
ここ数年、インスタ映え・インスタグラマーというワードをよく聞くようになっていますよね。さらに、Instagram専門のマーケティング企業なども市場に出てきています。
皆さんもInstagramのアカウントをお持ちで、ファッション・グルメ・旅行などの写真や動画を共有したり、逆にトレンドをキャッチアップしているのではないでしょうか?また、Instagramのみならず、FacebookやTwitterなどの広がりはめざましく、ニュースなどの最新情報の収集は全てSNSで完結してしまう方も多いと思います。
採用の観点でも、SNS採用はトレンドに入ってきています。Facebook・Twitter・LinkedInなど活用されていたり、検討されていたりする企業さんもいらっしゃるかと思います(因みに、ポテンシャライトでは直近LinkedInでの採用支援が好調です)。各SNSの年代別の登録者比率を見てみましょう。
![スクリーンショット 2020-10-13 11.01.41](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36610081/picture_pc_1a28811334e1872a0a16d32fc94bb774.png?width=1200)
Twitterが強いですね。そしてInstagramの普及が年々広がっています。
また、各SNSは登録者の「属性」が異なります。採用に寄せた分類としては「職種別」と言うとわかりやすいでしょうか。ポテンシャライトの主観でまとめました。
![スクリーンショット 2020-10-13 11.02.10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36610096/picture_pc_cef3f747d09713a4cd56fbe336c4c85a.png?width=1200)
職種によって適切なSNSは異なりますね。
ただ、SNS採用のマーケットは未だブルーオーシャン。特にInstagram採用を活用している企業さんはかなり少ないのではないかと思います。そこで本日は、Instagram採用のメリット・デメリット・採用方法についてご紹介いたします!
0. はじめに
こちらは、LinkedIn社の調査によるデータなのですが、
![スクリーンショット 2020-10-13 11.02.52](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36610133/picture_pc_794395cd7cb58d7fd863b5e14ef29915.png?width=1200)
半数の候補者が現在選考中、もしくは選考を受けてみたいと思っている企業のSNSをフォロー・チェックをしているということです。また、採用が上手くいっている企業の内定者の14%がSNS経由で応募しているようです。
1. Instagram採用のメリット/デメリット
採用企業側の、Instagram採用のメリット/デメリットを記載します。たくさんありますね。
1-1. メリット
(1) 自社に興味を持ってくれている候補者を可視化できる
※フォロワー = 自社に興味がある候補者
(2) 候補者とのコミュニケーションが取りやすい
(3) 候補者の趣味趣向が読み取りやすい
(4) Instagram採用 = 新しい文化を取り入れる企業と思われる
(5) ミレニアル世代以降のユーザーが多い
(6) 採用コストが抑えられる(ほぼゼロ)
(7) 投稿が気楽にできる(文面<写真・動画のほうが楽)
(6) ラフな内容を投稿しやすく、候補者に身近に感じてもらえる
(7) タイムラインに自然に出てくるためストレスなく投稿を見てもらえる
(8) ホームの画面が写真や動画で構成されるため、ビジュアルが華やか
1-2. デメリット
(1) 写真や動画の用意が大変、クリエイティブのセンスが必要
(2) ホームの画面のビジュアルも配慮が必要
(3)投稿の順番なども考えなければならない
(4)趣味アカウントが多いため、キャリア経歴が見えづらい
(5) アカウントを非公開にしているユーザーもいる
メリットのほうが大きいですね。デメリットはあまり多くはないため、試してみるのはありかと思っています。
2. How to Instagram採用
それでは、どのようにInstagram採用を進めていけばいいのかをご説明します。
2-1. ペルソナを明確にする
まずはどのようなターゲットを採用したいのか、つまり「ペルソナ」を明確にしましょう。
ターゲット設定
・年齢
・性別
・職種
・業界
2-2. ユーザー・フォロワーから応募を獲得する
Instagram採用は、採用ブランディング・採用広報活動に近いです。Instagramを活用し、「この会社おもしろいな」「何やっている会社なんだろう」「応募してみようかな」といった気持ちを掻き立てる必要があります。
Instagramはビジュアル勝負です。正直、文章のライティング力よりも写真・動画のクオリティーが重視されます。究極言うと、文章がなくとも「かっこいい」「可愛い」「おしゃれ」「スタイリッシュ」さを感じさせて、興味を持たせることがコツになってきます。クリエイティブのセンスが問われますね。
2-3. DMを活用し候補者にスカウトする
こちらはTwitterのDM(ダイレクトメール)を活用したスカウトでアプローチをする手法です。DMはもちろん無料且つ、送付制限がないためどんどん活用していきましょう。
Instagramの検索欄で企業名や職種名、職種に関するワードを検索してみましょう。例えば・・・
ポテンシャライトでInstagramでスカウトする場合の検索ワード
・人事
・採用
・中途採用
・新卒採用
・採用コンサル
・エージェント
・転職
・キャリアコンサルタント
・人材
・HR
・スタートアップ
・ベンチャー
などを検索します。検索で出てきた候補者がポテンシャライトが求めている人材かどうかを判断し、DMでスカウトを送ります。
ここでポイントとなるのは、投稿を充実化しておくことです。投稿が何もないアカウントには魅力も感じませんし、怪しまれてしまいます。Instagramは誰でも簡単にアカウントが作れるので、ニセモノのアカウントだと疑われてしまう可能性もあります。日々、コツコツと投稿をしていき、Instagramコンテンツを充実化しましょう。
2-4. 投稿スタイルを決める
Instagramには投稿スタイルが3つあります。どのスタイルで何を投稿するかの住み分けができるといいかもしれません。
(1)一般的な投稿:
写真や動画に文章やハッシュタグをつけて投稿。キーワードやハッシュタグ検索に引っかかるので、より多くの人に見てもらいやすい。Instagramのホーム画面に蓄積されていく。
活用法:
会社紹介、募集職種紹介、オフィス紹介、メンバー紹介、社内イベント紹介など
(2)ストーリー:
24時間限定で16秒間の写真・動画が公開されます。24時間で消えてしまいますが、アーカイブ機能で残しておくことができる。
活用法:
新投稿やイベント開催告知など
(3)ライブ配信:
放送中のみ見られるリアルタイム放送。視聴者からの質問に対してタイムリーに回答することができる
活用法:
オフィス紹介、メンバー紹介、社内イベントの生配信など
2-5. ハッシュダグ投稿
2-4 ではこちらが検索して候補者を見つけ出す方法をお伝えいたしましたが、こちらは逆です。ユーザー(候補者)側から検索で自社を見つけ出してもらえるようにします。
投稿、ストーリーを公開する際にハッシュタグ(#)をつけて公開します。例えば・・・
Instagramでユーザーが検索するとポテンシャライトにリンクするワード
#ポテンシャライト
#採用コンサル
#中途採用
#エンジニア採用
#採用広報
#採用
#人事
#HR
#人材
#スタートアップ
#ベンチャー
など
#●●を投稿・ストーリーを公開するときに記載すると、ユーザーが●●を検索した際に検索結果に上がってきます。なるべく多くの#を記載すると良いでしょう。
また、誰しもが知っているキーワードを設定しましょう。業界用語が過ぎると、検索に引っかからなくなってしまいます。
2-6. 広告の打ち出し
Instagramの「広告」はFacebookと同じシステムを使っていて、住んでいる地域や年齢、性別だけでなく趣味趣向や職業などの情報で、より細かくターゲットを絞ることが可能です。
広告機能を活用して、自社をフォローしていないターゲット層にアプローチすることが可能です。
詳しくはInstagramの公式ページをご覧ください。
Instagramでの広告 | Instagram Business
Instagramでは、写真や動画を通じて認知度を高め、顧客層を広げることができます。Instagram広告のフォーマット
3. 最後に
Instagram 採用いかがでしたでしょうか?
欲しい層、ミレニアル世代、Generation Z世代の採用には個人的には効果的なのでは?と考えています。
実はここ最近、求人票はテキスト(文章)ではなく、写真・コミックなどの画像、もしくは動画で公開した方が候補者の取り込み率が高いのです。ビジュアルで候補者を惹きつける手法としては、Instagramは使いやすい採用ツールだと思います。
また、日本ではInstagram 採用は未だブルーオーシャンなので、試してみる価値は高いとも思います。
ユーザーからすると、Instagramで企業からスカウトがくるとは思っていない割合が高いかと思いますし、意外性をうまく利用できるのではないでしょうか?
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