シナモンコーヒーにクリームはありなのかなしなのか。
近所のシナモンコーヒーはいつもどっちを提供するか厨房で確認取り合っている。
頼んだこちらが申し訳無くなってしまうときもあって、頼まなければとも思う事さえある。
生クリームが入ってるのはカプチーノとも言えなくもなくて。
シナモンスティックは香りはとても良いので、嗅覚をよく使う。ただこれをしがむとやや苦いし、辛さみたいなものを覚える。
生クリームがシナモンスティックを少しだけ膜くらいで覆うのがちょうどいいのかもしれない。
生クリームも温度でトロけてしまうので、やや泡立ったクリームみたいにこちらに語りかけてくる。
結局はシナモンコーヒーはシナモンが入っていればいいのである。
それは京都の東寺駅近くで飲ませていただいたコーヒー屋さんでそう思った。
そんな事で悩むな!
心の声はそう言っていた。
人はとかく、どちらでもいい時に悩むのである。
店主とウェイターが言い争うのはいただけないのだけど、頼んだ方はどっちがきても大丈夫という気概で待ってますので大丈夫である。
そういう葛藤がカフェにはある。
さて、今日も面白い一日を。