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研究者の代表を自称する団体「日本学術会議」と「老害研究者」に物申す(後半のみ無料)
さて、以前から申していますが私ポス山毒太郎、安定したビュー数を求めるあまり、学振や留学の耳寄り情報系の記事を先に出してしまった結果、毒が強いか、薄い記事しか残っていません。
今回はその山場第一弾が来てしまいました!!
ということで今回は、筆者の名前に削ぐわぬことを証明するために、日本学術会議と老害研究者に物申したいと思います。
匿名の極致を見せてやる、筆者の身分を詮索しようとしないでねー。
本記事は後半有料ですが、日本学術会議に関する部分は無料です!!また現在は、有料部分をできる限り下の部分に引き下げていますが、何かありましたら全部分を有料にする可能性もありますのでご容赦ください。有料部分の目次は以下に無料で見れるますので、ぜひご参考の上、興味のある方はご購入のほどお願いします。励みになります。
目次の最後の項目は分かる人は分かると思いますが、筆者的にはまあまあのオコ案件です。最近メールが来たアレです。
( ´Д`)y━・~~
大前提(大事!!)
まず大前提です。日本学術会議と老害研究者を同記事内で語っていますが、日本学術会議=老害研究者としているわけではありません。
正直言って日本学術会議に所属している先生方のことは全く知らないので、所属する先生方を老害研究者とするわけではないことをご留意ください。
あくまで前半で日本学術会議について語っていき、後半で筆者の経験で感じた老害研究者に関して語っているだけです。
日本学術会議とは?
ここに日本学術会議のリンクを載せておきます。
興味のある方はサイトを覗いてみてください。
筆者の記事に拡散の力はありませんが、少しでも皆さんに日本学術会議の意見、意義をお伝えしたく思っております。Youtubeに動画もありましたので、ご確認いただければと思います。
新たな、、、信頼関係?
まるで今まで信頼関係があったような書きぶりに驚きを隠せません。おっとまだヨイショするはずでした。
この先生方は、その領域ではめちゃ優秀で世界的権威のはずなのに、なぜこういう動画だとポンコツ感が出てしまうのでしょうか?
別に言いたくないことを言わされているんだろうなぁ。。。もっとぶっちゃけた方が絶対面白いと思います。
今記事にてこの動画を載せることで、日本学術会議にかなり貢献できたと自負しています。
というか、少なくとも学術会議に所属されている先生方は、学術会議のサイトと、youtube動画くらいはご自身の研究室のサイトに載せるべきではありませんか?
メディアでの取り立たされ方も悪いかもしれませんが、特にSNSをやっている方からしたら日本学術会議に良い印象持っている人はほとんどいないでしょう。その自覚もなさそうなのが怖いところです。
それでは、ある程度の日本学術会議のヨイショと広報をしたところで、本題に移ります。
まず筆者と同業者、または大学院生の皆様、日本学術会議という団体を知っていましたか?
筆者は数年前の、いわゆる「任命するしない問題」にてニュースに取り上げられるまで存在を知りませんでした。
彼らは教授の代表者かもしれないが、研究者の代表者ではない
彼ら彼女らはおそらく教授たちの集まりで、そこから任命されているのかもしれませんが、我々下々のポスドクや大学院生からは選ばれてないはずですし、我々には投票権すらないはずです。
少なくとも筆者のところにアンケート等のメールが来たことは一切ありません。
ですので研究者以外の皆様、
『彼ら彼女らは決して研究者の代表では無いこと』
を明確にしたく思います。我々若手研究者にとっても謎の組織です。少なくとも筆者の許可は取られていません(謎の上から目線)。
ある偉い先生はいうかもしれません。
「大学院生、ポスドク風情は研究者じゃない」と。
ただ学生、ポスドクが実際に手を動かさないと何も出来ないのが教授という関係でもありますし、これは筆者の個人的意見ですが、いったんこの研究という領域に入ったら、少なくとも研究の上では、教授から学生まで平等だと信じています。もちろん上下関係は大事だと思っています。
話は戻りますが、彼ら彼女らは筆者のような若手研究者から選ばれてないどころか、『彼ら彼女らの発する意見にも、我々若手研究者の意見は全く入っていません。』
日本学術会議は、各分野の専門家集団なんだろうから、専門家数名の対立する参考意見を送った上で若手研究者の意見も広くアンケートで集めて、それを元に意見を出してくれませんか?
今の所、政府から金をもらっているそうなので、それくらいのシステムは作れるでしょう。集計は大変かもしれませんが、マルバツのアンケートをメーリスで送るくらいはできませんか?
こういう組織はなんとか研究費を伸ばすことだけ、国とか企業とかからお金を引っ張ってくることだけを考えて動いてほしいです。
研究者ではない国民の皆さんには大変申し訳ありませんが、日本の研究機関は全体的にお金が足らなすぎです。
国際的に戦えない分野がどんどん増えてます。
もはや技術大国日本なんてのは過去の産物です。
ですので日本学術会議が研究費集めのために存在、奔走、交渉、頭を下げてくれるならわかりますが、もう自分の地位を確立した教授陣が安全圏から綺麗事を言っているだけに見えてしまいます。そしてこういった綺麗事で割を喰らうのは我々若手研究者です。
例えば学術会議で軍事に関わるとされる研究は禁止されており、それ関連の会社、要は自衛隊等らからは研究費は受け取らない宣言をしているみたい(Xからの情報なので真偽、また最新情報かは不明)ですが、非常に馬鹿らしいです。
良くも悪くも、現在使われている技術は軍事技術からの転用が多いです。また今の日本に資金提供先を選ぶような余裕はあるんですかね?無いよね?と思います。海外資本から研究資金を得るのに比べたらよっぽど健康的です。
日本学術会議は現役研究者である筆者からしても、本当にどんな組織であるか分からないので、正直あまり語れることがありません。
本当にどんな組織なんでしょうか?
ですので国民の皆様に説明するとともに、我々のような若手研究者にも彼らの存在意義の説明が必要です。我々若手研究者のために動いてくれていると信じたいですが、どの方向を向いているかよくわかりません。
彼らはそれぞれの分野では間違いなく優秀なはずですが、なぜこうずれているのでしょうか?彼らは所詮スペシャリストであって、ジェネラリストでないのかもしれません。
ですので、学者は謙虚になるべきだし、自分も心得たいと思います。謙虚ライオンの心得です。
日本学術会議の先生方が万が一当記事を見ても、若手研究者の一意見として寛大な心で聞き入れてくれることでしょう。
ほっ干さないでー。
続いて筆者が感じる老害研究者に関して語っていきたいと思います。
日本学術会議の先生方のことを指しているわけではありませんのでくれぐれもご注意を(2度目)汗。
以下は日本学術会議とは全く関係ありません。
では続いて老害研究者について語っていきたいと思います。
まず最初に言っておきますが、筆者は退官が近い、もしくは退官された先輩研究者をとても尊敬し敬愛しております。
先生が定年退職(退官)される時に、最終講義と題して、先生自身の歴史を語る機会がありますが、筆者はそれに参加するのも大好きです。その時に先生自体が語る逸話を聞くのも好きです。
ですが、残念ながら老害研究者というのは存在します。ただし現役研究者で老害研究者というのは現在ではあまりいません。
では今では数少ない?現役の老害研究者について語ります。
ここまでも十分毒が強かったかもしれませんが、ここからも毒が強めです。また筆者の身元(所属する学会)にも触れていますので途中から有料とします。
今は絶滅危惧種?の万年助教
皆様は万年助教という言葉を聞いたことがありますか?今の若い方は知らないかもしれません。現在では教授以外のポジションは、5年契約の2回更新で計15年が勤続できるマックスというところが多いと思います(大学によってルールが違う)。このルールによって研究者は、常に次の職を探さないといけない不安があるのですが、この制度が導入されたのは万年助教のせいと言っても過言ではないでしょう。
このルールが敷かれる前は、一度大学と契約したら大学をクビになることはありませんでした。
ですので日本の研究者はある意味自分の裁量で好きな研究ができたわけであります。その結果かは分かりませんが、日本にはニッチなところからノーベル賞を受賞するような研究まで幅広い研究分野があったと思います。
ですがその反面、このシステムは、
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