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019何を「目的」としてモノを買う?①(腕時計)

 先日、TOEICを受験したという話をした。つけていた腕時計を外し、机上に置こうとした際、ベルトのホルダーというか、ベルトを入れる帯?というのか、が切れてしまった(写真左)。

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時計の機能としては問題なく使い続けられるのだが、腕時計としての機能は果たせなくなってしまったのである。そこで、代わりの腕時計を買うことにした。

腕時計に求める機能

 今まで自分が使用していた腕時計は、時刻を表示する機能のほか何もついてない。とてもシンプルだ。時計というものは本来この機能のみで十分である。それゆえ、顧客からしてみてはどの会社の腕時計であっても正直構わない(機能面のみでいえば)。だが、それでは売り手からしてみれば困る話である。どうにか自社の腕時計を選んでもらえるように、他社商品と差別化を図ることが重要である。日付や曜日を表示する機能、ストップウォッチ機能、アラーム機能etc. 様々な機能を腕時計に搭載することで、時刻を示してくれるだけのものから差別化し、価値を与えてきた(あとは、そもそもの大きさやカラーバリエーション、文字のフォントや針の大きさ。これら機能面以外の要素も、マーケティングには必要不可欠である。)


 塾のバイトなんかをしていると、日報というものを毎回書かなければならない。日付、その日担当した生徒、時限、生徒の様子、自分の勤務の振り返りなどを書く。その際、日にちというのは案外忘れがちである。塾だけではなく、外に出る機会が増えてきたころから、「あれ、今日何日だっけ」と思う階数も増えてきた。そのたびに人に聞くか、いちいちスマホを確認していた。煩わしい。そこで、新しく買う腕時計は、日にちが表示されるものにしようと決めた。県内のとある名前も知らない雑貨屋に立ち寄り、ものの10分で購入する腕時計を決めた。

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 写真右の腕時計が買ったそれで、どうだろう、どちらの時計が高価に見えますか?正直自分は、これらを目の目にされた時、どちらが高額であるかを自信を持って答えられる自信はない。なぜなら、自分はこれらの腕時計を、「(時刻を表示してくれる)腕時計」としか見ないからである。金額を判断する根拠を知らない。というか、腕時計にたいして特段こだわりもない。時間がわかればそれでいい。壊れたほうの値段は正直覚えていない、というか、これは誰かからいただいたものの気がする。一方先日購入した右のほう、なんと2,000円していない。しっかり時計としての機能は果たしているし、日にちを知りたいという追加の要望も見事に果たしている。形やサイズ感も申し分ない。いい買い物ができたように思う。

 さて、史上最高に話の方向性がわからなくなってきた(笑)。最後につなげたいオチはもちろん考えているのだが、前振りの説得力がこのままでは弱すぎる。これもまた連作という形にさせてもらおう。

何を「目的」としてモノを買う?①(腕時計)3/25
何を「目的」としてモノを買う?②(携帯電話)3/25
何を「目的」としてモノを買う?③
「人間は万物の尺度である」によせて3/26

以上が公開スケジュールです。うまく③にもっていけるように頑張りますー


 今から、後輩と早めの夜ごはんです。(焼肉です。卒業祝いということで招集したのだが、なぜ人はこうも焼肉に行きたがるのでしょう。)例のオーストラリア研修に、ともに行った後輩たちです。彼らとはあの研修がなければ99%学校内で知り合うことはなかったと断言できる。自分が高校を卒業して1年間、ほとんど連絡は取っていなかった。会うこともなかった。けれども、こうやってまた会ってご飯に行けること。高校卒業して以来、一度もあってない同級生の数に比べたら、君たちは俺のなかでそこそこ大事な人に思えているんだろうね。誘ってくれてありがとうございます!と言ってくれたやつもいたが、いいや、お礼を言いたいのはこっちのほう。言葉通り、自分の人生を変えたあの研修に一緒に参加してくれた君たちも、同様にかけがえのない思い出、経験であったと思ってくれていたら嬉しいな。(はい、後日こんなこと書いて恥ずかしくなって後悔するやつーー)

さ、着替えてコンタクトレンズ入れて、歯磨いて、たくさん食べるぞー!

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