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社会人へとなりました。 深夜ラジオと教育に興味があります。

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マガジン

  • 阿部真央 曲紹介 by.supotco

    シンガーソングライターの阿部真央さんの歌を紹介していきます。

  • 連作たち

    あるテーマについて話そうと思ったら、量が多くなってしまい、分けて投稿したものたちを集めました。

最近の記事

106 さざめき渡る

 夜ふかしの言い訳の一つに、「寝ると明日が来てしまうから。」というものがあると思う。  明日を迎えることが憂鬱だったり、どうにか今日という日を終わらせまいとする気持ちの現れだろうか。  0時をすぎれば日付が変わることを決めたのは人間であるのに、それに抗うように「今日」の残業時間を進めてゆく。  睡眠不足は悪いと心では分かっているはずなのに、何かがさざめいてきそうな夜と共に過ごしたくなるものだ。 外連もない 試用期間とやらが10/15をもって終了し、正式に社会人としての

    • 105 あの日達から一年

      相変わらず、斜に構えるクセは消えていかないものだと思うことは多い。 心のなかで思うぶんにはどうってことないのだが、やはり昔はそれを年上たちにぶつけていたのだろうと自己を省みる。 一番興味のあった、bネッセの採用面接前、友人でも家族でもなく、学部事務室の職員さんから励ましの言葉をもらった 今でも大切にそのメールを残しているのだが、 その職員さんは、今年50歳になる年なのかな?元ホテルマンのイケオジで、いつも髪をピシッとオールバックにしてまとめている。穏やかな顔で、どこと

      • 104 願いはどこへ向かう②

         期待というのは、あまり信用しないほうが良い。  唐突すぎるが、何かを思い描き、それが叶うかもしれないという期待を持っていた際のフローをそれぞれ考えてみた。  第一の分岐点を、単純に50%の確率とした際、期待値まで考えることが出来たならば、経済学的には「低い期待」を持った方が合理的。の可能性が高い。かもしれない。???  まあ、プラスの出来事が叶う/叶わない の場合であるので、これが、嫌なことであればまたフローと結果は変化するだろう。  心配事の9割は起こらないとかな

        • 103 願いはどこへ向かう

           ワクワクしたり、ドキドキしたりする機会が多い人を羨んでしまうことはとても多い。いつからか、物事への執着、機会への執着が減ってきていると感じてしまう。  何かを欲する気持ちも格段に減ってきている。よく言えば、外への執着が減ってきており、今すでに持ち合わせているモノだけで十分な満足感を得られるようになってきているのだろうか。  いや、そんな前向きな解釈は似合わない。  満足感を感じるセンサーが劣化している、もしくは、その受容タンクが古びていると言った方が当分利口だろう。

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        • 阿部真央 曲紹介 by.supotco
          3本
        • 連作たち
          7本

        記事

          102 コーヒーフロート裏側の世界

           想いを書き残すという行為に誉れを感じ、自分なりに続けてきたこの活動も、徐々に終わりが見えているのだろうか。  気持ちの整理をする時間と心の余裕が十分に取れるときにしか、自分と向き合いそれらを言語化できないと考えてた。  社会人になってからは、湧き出る思いだらけだけれども、機動力の両輪は増減を繰り返すばかり。  先の見えない戦いが始まっているような感覚に陥ることもあるが、今私はどこに向かっているのだろうか。  出先のカフェでこれを書いているのだが、その出先というのは、

          102 コーヒーフロート裏側の世界

          101 青天白日を行く

           なぜこうも動き出しが遅くなってしまうのかと、自分を省みることは少なくない。  明日は13:00出勤の遅番。そして今日は平日休み。  せっかく朝9時には起きられたのに、1時間もスマホをひたすらにながめていた。くだらない時間つぶしに思える、ショート動画をただひたすらに画面外へと送る作業が、なんともいえないストレス発散になったりもするのだが。  (お、タイピングの速さがまたさらに向上しているか。)  先週のGWから思っていた、髪を切りに行こうという用事でさえも、ようやく今

          101 青天白日を行く

          100 日付変更線を超えたとき

           突然だが、私の部屋はスーツケースを十分に開けるほど広くはない。もう一つ隣の広い部屋を貰うチャンスは何度も訪れたのだが、広ければそれはそれで、把握しておかなければならないスペースが多くなってしまい疲れそうだ。  スーツケースはベッドの上に載せてしまえば開けるのだが、汚れているだろうしなんだか気が引ける。  少し部屋を見渡してみると、1か月は使っていないであろう加湿器が目に入った。彼を掃除して、フィルターも洗い、夜にまた箱を取り出してしまおうとしてみた。 「また一年後よろ

          100 日付変更線を超えたとき

          099 教育のこと

           いつからか、「先生」という職業に強い憧れを抱いていた。それの明確な時期と理由は覚えていない。けど、なぜかずっと先生になりたかった。  教えるのが好きだとか、行事とかで先生たちにスポットライトが当たっている様子に、なんとも言えない高揚感と特別感を抱いたからなんてものはよく言いすぎてる。  きっと、「学校」や「塾」という場所が自分にとっての幼少期の大きな居場所、思い出の作られる場所であったからだろう。  もっと、休みの日とかに外へ出かけて、知らない人、知らない街と出逢って

          099 教育のこと

          098 側溝の花びらたちは一体どこから。

           仮の下書きを紙に書き下ろしてから、既に3週間が過ぎてしまった。  情けなくもあり、また、自分らしくもある。   同サークルの友人に、  「お前は一つのことに注力していると、他をおろそかにしがち」と指摘されたことが思い出される。  あまり実感は湧かなかった言葉だけれども、案外その通りなのかもしれない。自分を客観視することはやはり難しいものだ。  3週間前とはだいぶ心持ちが変わっていることも多いが、過去の自分が書き残してくれた下書きに思いをはせてこの備忘録を完成させてい

          098 側溝の花びらたちは一体どこから。

          097 夢か現か、ふつつかなタイムトラベラーに寄せて

           この人生に一貫して付いてくるものは何だろうかと考えてみる。記憶を遡り、その正体を探ってみようとすると、その過程に答えが眠っているのだと気が付いた。  それは時間だ。時間ほど、この人生に付きまとっているものはないだろうと考えた。誰しも平等に、今までも、これからも付いてきてくれるのが時間。  そしてそれは(基本的に)不可逆。  記憶の中でタイムトラベルはできたとしても、実際に時間が遡ったり、スマートフォンの時刻表示が過去を示すことはない。  さらっと、述べてしまったが、

          097 夢か現か、ふつつかなタイムトラベラーに寄せて

          096 『聖夜の魔物に踊らされて』

           昔どこかで見た、「悲しいときに、明るい曲を聴くのは逆効果。悲しい曲を聴くことで、心は落ち着くんです。」という知恵。  昔誰かに言われた、「”筆者”は良い人だよね。」という言葉。  この言葉の発言主をその都度思い出すことはなく、また今日も同じ言葉を言われる。  これは、伝聞かも,独話かもわからない どこかの誰かの短い恋物語。 (今回はちょっと、小説風に書きます。 かっこつけるけど許してちょ。) 出会い 私が彼を画面越しに初めて見た時、一目でわかったことがある。  「

          096 『聖夜の魔物に踊らされて』

          095 拝啓 未来の貴方へ。22歳の彼方より

           およそ一カ月ぶりに、この場所で文字を打つ気になった。  タイピングの速度が遅くなっていることがものの数秒で感じられる。次の文字を打ち始めるまでの初速も,打ち始めてからも遅い。  タイピングの手を止めてしまうと静寂が訪れてしまう。  ラジオや音楽を聴きながら打つことは難しいからと、静かな部屋で画面と向き合っていることが仇となっている。沈黙が続く部屋では、頭の中の言葉は反響を起こすけれども、その沈黙の中から、何かが聞こえてはこないかと無意味に耳を澄ませてしまう。  昼間

          095 拝啓 未来の貴方へ。22歳の彼方より

          094 眠れない君へ, 長時間のお喋りを

          ハライチのターンにて、岩井さんの結婚発表の話を今まさに聞いている。 正直、自分に身近な話でもないけれど、耳に残った言葉がいくつかあるので、とりあえず、それを言わせてください。 なんか聞き覚えあるな、この感じ。・・・若林さんの結婚発表回だ!! 「結婚」となると、今までの恋愛観に変化が訪れるらしい。 そして、 同級生、、、いいね 笑笑 K.Kが結婚したら俺はきっと泣いてしまうと思う。 もっと時間が過ぎれば、小さな"パラダイムシフト"が起こるのでしょうか。また少し、大人

          094 眠れない君へ, 長時間のお喋りを

          093 平均台を渡る

           誰にでも拠り所や居場所というものがあって、それにすがりたい気持ちを抱えている。  その気持ちが強くなりすぎると「依存」と言われ、離れる動きを取ると「独立」や「自立」などと見なされる。  平衡感覚を保ち続けることこそが、多感のこの現代を生きるコツであるのかもしれない。と思うわけです。 とあるゲージの満ち欠け 前回からだいぶ時間が過ぎてしまいました。  案の定あーだこーだ言いたいことは溜まってはいたのですが、ゆっくりと一人の時間を作れずじまいでせわしなく過ぎたここ2週間

          093 平均台を渡る

          092 各駅停車の行方は知らずとも

          いきなり余談で恐縮なのですが、今学期は、とある教授のアシスタントという立ち位置で授業のお手伝いに週2コマ参加してるんですね。 一年生向け授業の話ですけども、  「私の友達が、この授業(私が手伝ってるやつ)と別の授業で履修を悩んでいたんですけど、"筆者"さんがいるから選んだって言ってましたよ笑 結構推してます笑笑 質問しにいこーって言ってましたよ(*'▽')」 との話を今日聞きました。 シンプルに、気分が良くなりました。 ただ、それだけの話です。なんかすいません。 寒

          092 各駅停車の行方は知らずとも

          091 ここ最近における、パトスの炊き込み炊飯ジャー

          時刻は深夜1時になりました。 颯爽と過ぎていく日々に意味を付け加えるかのようなこの活動も、目標としていた100本まで残り10本。 その意味を探しに、新たな場所・経験をこの数か月求めていた私に、いつもの活動である塾の予習として解いていた英語長文がこう述べていた なるほど。 「自分探しの旅」なんてものは、新たなものを見に行っているようで、元来私の中に封じられていた何かを呼び起こすだけの動きに過ぎないのかもしれない。 ただ、呼び起こしたくないものも呼び起こさせるトリガーは

          091 ここ最近における、パトスの炊き込み炊飯ジャー