020何を「目的」としてモノを買う?②(携帯電話)3/25
後輩たちとの焼肉は大満足だった。受験の結果、オーストラリア研修の思い出、女沙汰etc.(もちろん一番盛り上がるのは女沙汰である。)たくさん話を交わすことができた。次また会える時は、夏休みかな。周りの友達たちに自慢したくなる、そんな素敵な繋がりです。
iPhone12Proが明日届くわけだが
さて、この投稿は前回の続きということで、話を続けていこう。
今自分はiPhone8を使っている。およそ1年と4か月だ。最新のiPhoneはiPhone12で、世代で言うと4つも遅れてしまっている。最新のiPhoneの目玉機能といえば、やはりカメラにあると自分は思う。まるで一眼レフで撮ったかのような鮮明な写真、背景をぼかし人物にピントを合わせるポートレイト撮影、3つのカメラはそれぞれ役割があり、望遠撮影まで可能な優れものである。自分は一昔前、ユーチューバーの瀬戸弘司さんに影響され、カメラの購入を考えたことがある。デジタルカメラではなく、もちろん本格的な一眼レフとか呼ばれるやつだ。瀬戸さんの動画を見る限り、取りたい写真の「感じ」によってレンズを取り替えたり、カメラごと使い分けるということもあるそうだ。本格的なカメラは欲しいと思ったが、がっつりそんな趣味にするほど熱量がないことは、購入前から明白であった。かかるお金もばかにならない。iPhoneが一眼レフに追いつきつつあるらしい。
スマートフォン、ないしは携帯電話の基本的な役割とはなんだろう。通話ができて、メールもできる。初期の携帯電話に求められていた機能は、大きく言ってこの2つくらいではなかろうか。そこからカメラがついたり、ゲームができるようになったり、インターネットへアクセスができるように機能が、役割が追加されていった。自分はとにかくiPhone8のカメラに満足できなくなり、11ないしは12が猛烈に欲しくなった。絶景を目の前にしたとき、12の前では8の画質は無力だ。出すのさえ恥ずかしい。12を買おう!少々値は張ったが、思い切って決断をした。iPhone12proを昨日購入した。
感覚のずれ
本体の金額は、母親への交渉むなしく、全額自己負担ということになった。ただ、一括ではなく、12回払いで月々約1万円。今のところ週2の塾バイトだけで、平均月4万円は稼げているし、大学が始まれば長期休みに比べて出費も減るだろう。以上もろもろのことを父親に伝えた。少しあきれられた(笑)。「携帯電話に12万円出すのは高すぎる」、と。父親は、5年間同じ携帯電話を使い続けており、主な用途としては、LINEとYouTubeとゲームぐらいであろう。たしかにこれら用途ならば、5年間同じ携帯でも特段困ることはない。動きが鈍くなるくらいだろう。携帯電話に12万円は高すぎる、もちろんこの気持ちはわかる。だが、ここで重大なことが。父親と自分の間には、携帯電話に対する「目的」が違うことを指摘しておく必要がある。自分は先に述べたように、携帯電話を変えたい理由は、圧倒的にカメラ機能を充実させることにある。その他もろもろの機能に関しては、正直今の8のままでよい。父親はもちろん最新のiPhoneがあんなにも高クオリティな写真が撮れることを知らない。だから12万円は高すぎると言ったのだろう。求めるものが、見ているものが違った。
③への伏線
以上2つの投稿では、最近起きた、モノを買う時に何を目的として購入するか、それに伴い発生する人による購入判断の差、について話してみた。(今までで一番下手な文章になっている自覚はもちろんある。)
結局何が言いたかったかという話については、また後日書こうと思う。先に少し述べておくと、
「人間は万物の尺度である」
この言葉につなげたい(笑)。なんとなく聞いたことがある人は多いと思うが、これはギリシア最初のソフィスト、プロタゴラスの有名な命題である。以下は、この命題についての説明である。
彼の認識論上の立場を表明する,いわゆる「人間尺度命題」 homo-mensura-Satz。命題中の「人間」は,しばしば人類全体の意に解せられるが,元来は,個々の人間をさし,同一の事物,事象に対する感覚的知覚ないし判断は,個々の人間によって異なるか,あるいは対立する可能性があり,したがってすべての判断の基準は,個々人に属するという意である。
(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について)
哲学を少しかじっている友人が、ソクラテスの話をしてきた。高校倫理でやったなーと思いながら聞いていたのだが、なんとなしにふとこの命題を思い出した。そして調べて、この命題の意味を再勉強した。最近とある思うことがあり、それに関連付けて話せそうだなと思ったのが、この連作を始めたきっかけである。正直①②の話はさほど関係ない笑笑。26日中に投稿できるかそうとう怪しいが、うまく書けるように努力しようと思う。
明日(今日)は、今まで行ったことのない美術館2つをめぐる予定だ。美術展は基本的に1人で行くのだが、今回は、先ほどの哲学少しだけかじっている理系男友達と行ってくる。どんな旅になるでしょう。そちらのレポートもいつか書きますね。
それではお疲れ様でした(*^^*)
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