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037かりそめの世界を見抜く

8月26日木曜日

午後3時26分。長い長い夏期講習と、オープンキャンパスの仕事が終わり、しばしの休憩期間に突入。次回、9月3日の出勤まで、しっかりと夏休みを謳歌したい。

とは言っても、今日の用事は、このあと床屋に行くくらいであるが、まあいいだろう。

ここ最近、朝起きては塾へ行き、帰っては夜ごはんを食べ、風呂に入って就寝し、起きたらまた塾へ行く、という生活を繰り返してきたので、ゆっくりとニュースなんてを見る時間がなかった。

グローバル化で"世界"を身近に

コロナの感染者数についても、いつからか気にも留めなくなってしまった。

(例によって、書き途中となってしまった。続きは、8/30、午前8:37より)

そうそう、コロナの感染者の話であった。デルタ株とか、変異種とか、ワクチンに問題が発覚とか、感染者数がとうとう1,000人という大台に乗り続けているとか、etc.目を背けたくなるニュースも多い。

あとは、アフガニスタンの情勢。タリバン政権がアフガニスタン政権を事実上乗っ取り、それに伴うアメリカの対応がどうとか。アメリカ空軍の飛行機に、アフガニスタン人数名が掴まりながら国外への脱出を図り、もちろんそんなの成功することなく、空中から落下し、死亡。自分と同年代の人もいたという。

今はパラリンピックの真っ最中であるが、ベラルーシ代表の選手が日本政府に保護を求めたなんてことも話題になった。(この2件については、国際経済を学んでいる身として、いつかは理解を深めたいと思う。)

ヒト・モノ・情報のグローバル化が促進することで、日本からは地理的には遠い遠い国の情勢まで知ることができるようになった。もちろん良い話ばかりではない。なんとも痛ましい...日本では考えられないような事件、事故も(自分で調べることは少ないにしても)耳に入ってくる。

(例によって、また書き途中となってしまった。続きは、9/1、22:53より)

ここから本題。


かりそめの世界

ある風刺画を見たことが印象に残っている。

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壁にとある絵が描かれており、そこに対して3人の人間が立っている。一番左の人は、「"temporary"=一時的な」などと訳されるが、(今回のタイトルの「かりそめ」はここから発想を得た)この世の中の、キレイ状態の絵が見えている。

真ん中の人は、左の人とは違い、足元には本が積まれている。その本のおかげで高さができ、"real"な世界が見えている。そのrealな世界は、temporaryとはまるで様子が異なっており、戦争や紛争が今も起きている、混沌とした世界が描かれている。これはつまり、本を読み知識を付けることで、今この世界に見えているのは実はかりそめの姿にすぎない、ということを知れるというわけだ。

最後に一番右の人。この人はというと、真ん中の人よりも高く本が積まれている。そして、その人が見ている景色というのは、驚くべきことに"temporary"よりも良いキレイな世界である。本を読むことでこのかりそめの世界の実情を知り、そしてさらに読むことでそこから解決策を生み出せる。そこにはより良い未来が待っている、といったところである。

我々大学生は、今まさに"real"を見ている。さて、ここからどうしましょうか?という問をたくさん受けながら学びをしている。

realのその先の景色が見たいならば、嫌でも見なければならない。realを見て萎えるくらいならば、できればかりそめの世界で落ち着いていたいものだ。

今、目の前に見えている、見せつけられている世界がかりそめであることに気が付いてしまったとき、あなたはその壁を越えられますか。

以上。

〈今日の一言〉
ここ数年、秋を感じる間もなく夏→冬って感じですよね⛄

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