#305 見えない仕事に気づくとき
こんにちは、こんばんは、初めまして。ハルです。
職業と聞いて、私が思いつくのは、先生、警察官、消防士、役所の人、政治家、芸能人、お医者さん、保育士、看護師、介護士、社会福祉士、郵便屋さん、引っ越し屋さん、トラックの運転手、タクシー運転手、スポーツ選手…
などなど、たくさん思いつきます。
私は、中学に上がってから、自分の視野は広がったと思っています。小学生のときは、親や学校の先生以外で大人と接することは多くありませんでした。中学生になって自分の行動範囲も広がると、たくさんの人をすることになり、知っている職業も増えたと思います。
視野が広がったことは確かだけど、これでもまだまだ知らない職業はたくさんあります。
厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査によると、日本にはなんと 約1万7000種類以上の職種があるそうです。
1万7000種類。
みなさんはこの数字を見て、どう思いましたか?
今、みなさんが名前を上げることのできる職業は1万7000種のうち、どれくらいでしょうか。
来年の春から、高校3年生になる私にとって、職業を知ることや生き方を知ることは進路を考えるヒントになります。
先日、私が所属しているボランティア団体の現役のメンバーとOBOGの交流会がありました。私はそこで、いろんな生き方をしている人生の先輩にたくさん出会いました。
たとえば、保育士をしている人。
市役所に勤めていて、今年は土木課に配属されたという人。
刑務官として、刑務所で収容されている人と関わっている人。
自衛官であり、看護師をしている人。
途上国の人が作るカバンを日本で売る仕事をしている人。
働きながら大学院に通って研究をしている、理学療法士の人。
不動産会社で働く人。
医学部に通っている人。
19歳で10代のコミュニティを作った人。
私は知らなかった仕事もたくさんありました。どの人もみんな、自分の仕事に誇りを持っていて、自分の仕事について楽しそうに話してくださいました。
どんなな仕事にもやりがいがある。社会から見えにくい場所で仕事をしている人たちもいる。
私たちの生活は、見えない場所で一生懸命働いている人たちのおかげで成り立っているんだなと気づけた、そんな日になりました。