テレワーク下でもチームを強くする!『モーニングラーニング』というカンタンで有効的な仕組み!

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私は、デジタルマーケティング業界で従事しており、現在部長歴4年です。

そんな私が、自身のチームで実際に行っており、とても有効的な仕組みを本日はご紹介します!

その名も、

モーニングラーニング

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1.テレワーク下で困難なチーム感の醸成


テレワーク下で仕事する事が当たり前となり、直接メンバーと会う機会はほぼ皆無。しかし、仕事はチームで行うもの。

そのチームの心理的安全性の担保や、共通目標に向けて、一丸となって働く事は必要不可欠。

ですが、ほとんどのチームでは、テレワークになって以降、コミュニケーションを取る頻度が間違いなく減っています。

じゃあ、どうすればよいの?リアルの場で合う日を作る?

そんな必要はありません!

毎日、『モーニングラーニング』をやるんです!

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2.モーニングラーニングとは


端的に言えば、「朝会」なのですが、それでは意味が薄くなるので、

モーニングラーニング』という名付をしてます!

具体的内容としては、いまうちの部には10名メンバーがおりますが、毎日朝10時から15分ほど、オンラインMTGをチームで行ってます。

フレックスなどでの不参加は各自の自由。但し、基本は出る。(※強制よりも、そこに出れば”自分の為になる・楽しい”という設計が重要)

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3.やってること


①勤怠チェック

まずは前日の勤怠の登録確認&その間に他愛のない話を部長からする

②新卒からの抽象化した学びの共有&フィードバック

新卒3人いるので、持ち回りで毎日一人が、前日の学びを“抽象化”した内容で部に伝える。

その学びに対して、手挙げ制で毎日二人の先輩からフィードバック。※先輩も、強制ではなく「自ら手を挙げてフィードバックする」事が重要

更に、そのフィードバックや、全体感に対して部長の私からフィードバック

③ほめ-Iレース(という名の仕組み)の記載

部の習慣行動として、

・勤怠登録

・ノウハウ共有

・ホスピタリティ行動

・提案/受注活動

・プロジェクト進捗行動

という項目を重要視してます。

その行動を、Googleフォームでチェックシート化して、各個人の点数を、Googleデータポータルで可視化してます。

更に、称賛コメントを送り合う項目もあり、前日までで、部メンバーの先輩・後輩問わず感謝すべき事があれば、言葉として送ります。

こちらもリアルタイムで情報が可視化されております。

重要行動を“良いルール”として規範化・習慣化すること、行動を可視化することこの二つの要素を、③のほめ-Iレースで担う事が可能になってます。

↓ダッシュボードはこんな感じ (ユニット毎で競い合う感じも出してます)

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ダッシュボードの作り方で興味ある方は、

以前はてなブログで書いた記事内容をご覧頂ければ、作れてしまいます!

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4.期待効果


ざっと書かせて頂きましたが、この『モーニングラーニング』

そして、①~③の行っている行動。

テレワークの状況でも、毎日朝に顔を見合わせ、毎日新卒の学びを聞き、そこから皆でフィードバックし合う事で学びを共有し、毎日仕組み化された行動項目をチェックして、お互いを称賛し合う事で、驚くほど、心理的安全性が醸成され、チームの一体感が向上します!

また、起きた事象から学びを抽象化して捉える癖や、どんな物事にも「兆し」を見出す視点が、部全体で構築されます!

必要な行動が習慣化され、部全体でPJ進行状況や、数字状況なども共通認識を捉えられ、何よりも、部や組織全体の「Mission」が全員に浸透します!

うち部は、全部署のモチベーションクラウドの中で、重要要素4項目とも目標点数以上を出している「唯一の部」であり、数字達成状況や、様々なプロジェクトの進捗状況も全て達成してます。

その全ては、『モーニングラーニング』に詰まっている!

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5.なぜその様な効果が出るのか?

実はこのモーニングラーニングは、ただやっているだけでなく、私自身の二つの持論に沿ったものになっております。

この二つの持論は、組織行動や人材育成に本当に効果的!

一つ目:人が育つサイクル

まず一つ目は、以前に記事(はてなブログ)で書いた内容です。

毎日朝に、新卒の抽象化された学びに対して、先輩たち皆でフィードバック。そのフィードバックを通して、先輩たちも自ら学べる。

いつの間にか、皆が「学ぶ姿勢・学ぶ文化」を構築する。

この様な環境がどうして創られるか、それは以下記事に記載した内容に沿っているからだと考えられます。

特に、OJTの方やマネージャーの方には見てほしい!興味ある方はぜひご覧ください。


二つ目:取り組みを促進させる3つのポイント+α

この持論は本当に効果的です。

チーム力を高める為はもちろん、組織全体の大規模プロジェクトを行う際にも非常に有効的です。

まず、纏めた図をご覧ください!

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①シンプルアクション

人の行動を促すには、いかにシンプルにするか。

“毎日これだけやれば良い”という、習慣化出来る行動に整理する事が不可欠


②可視化・モニタリング

自分たちの行動が、今どんな状況であるかを、リアルタイムで可視化し、モニタリングする事が重要です。

可視化されれば、課題も明確になるし、何よりも動く「動機」が出来ます。


③やる意義浸透

そして、何より皆で行う「意義」を伝えないと、人は燃えない。

このやる意義を醸成するには、更に、

・共通目標

・協働意欲

・共創文化

が大事で、その3つが揃っていると、組織の心理的安全性も創られます。

更には、この①~③の要素に加え、「内発的動機」を引き出すゲーミフィケーションの組み込みや、細かな成功体験の連続を設計として入れ込めれば、非常に綺麗に回り続けるサイクルが創られます!

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6.まとめ


本日は、テレワーク化で課題となるチーム力向上・チーム感醸成に関して、述べさせて頂きました!

何度も言います、『モーニングラーニング

・毎日朝10時から15分程度、可能な限りメンバー全員で集まる

・毎日朝に学べる環境(新卒の学び共有&先輩たちからフィードバック)

・重要行動を指標化してチェックし、毎日可視化

・チーム全体で年次問わず、称賛し合う仕組み構築

・毎日やるから、「習慣化され当たり前の行動」に!


そして、なぜ効果が合わられるか。

それは以下二つの持論に沿った仕組みだから。

・一つ目:人が育つサイクル

・二つ目:取り組みを促進させる3つのポイント+α

テレワークでも変わらず強い組織を作れます!

ぜひ『モーニングラーニング』、

自分たちの文化や考え方に沿ったものにカスタマイズして、

活用してみてください!!

ではでは!

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