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【最強BMP㊺】夢目標を達成出来ないのは「忘れるから?」! 記憶の定着とアウトプットの重要性

私たちは日々、膨大な情報に触れ、学び、経験を積み重ねています。しかし、脳内は古い情報は忘れ、新しい情報で更新されていきます。せっかく学んだ知識や経験も、繰り返しアウトプットしなければ、脳内では古い情報として処理されてしまうのです。それは、叶えたい夢目標も同じなのです。

脳の仕組みと記憶の定着

脳は、海馬と大脳皮質という2つの重要な領域で記憶を司っています。海馬は、短期的な記憶を処理する場所です。一方、大脳皮質は、長期的な記憶を蓄積する場所です。
短期記憶から長期記憶に移行するには、繰り返し思い出すことが重要です。これを記憶の定着といいます。

例えば、勉強で一度覚えたことも、時間が経つと忘れてしまいます。しかし、復習やテストなどを通じて繰り返し思い出すことで、記憶が長期的に定着します。このプロセスは、スポーツの技術習得や楽器の練習にも当てはまります。何度も練習することで、身体に覚えさせることができます。

アウトプットが記憶を定着させる

記憶を定着させるためには、アウトプットが非常に重要です。
アウトプットとは、学んだことや考えたことを、言葉や行動という形で表現することです。
例えば、勉強で学んだことを人に説明したり、日記に書いたり、実際に試してみたりすることで、脳内での情報の活性化を促し、長期記憶へと定着させることができます。

夢目標もアウトプットを繰り返せ!

夢目標も、単に頭の中で思い描くだけでは、時間とともに薄れて忘れてしまいます。しかし、アウトプットすることで、脳内での情報の鮮度を保ち、記憶に定着させることができます。

夢や目標を忘れないための3ステップ

夢や目標を忘れてしまったのでは、達成することはできません。これを防ぐために、以下の3つのステップを実行しましょう。一見シンプルな方法に見えるかもしれませんが、これらの基本を守ることが目標達成への鍵です。

1. 紙に書き出す

まずは、夢や目標を紙に書き出しましょう。書き出すことで頭の中が整理され、目標が明確になります。また、視覚的に情報が脳にインプットされるため、記憶に残りやすくなります。書き出す際には以下のポイントに注意してください:

  • 語尾を工夫する:例えば「英語を話せるようになりたい」という言い方ではなく、「英語を話せるようになる」と断定的に書きましょう。「~したい」という願望を示す言葉よりも、実現を前提とした言葉の方が脳は「叶えるもの」認識します。

  • 目的も明確にする:なぜその目標を達成したいのか、その理由や目的も書き添えましょう。

2. 周囲に宣言する

次に、周囲の人々に自分の夢や目標を宣言しましょう。人は自分との約束は破りがちですが、他人との約束は守ろうとする傾向があります。また、周囲に宣言することで、思わぬサポートやアドバイスが得られることもあります。

3. 夢や目標を毎日見る、夢を語る

紙に書いた目標を毎日見て確認し、周囲に夢を語ることを習慣にしましょう。インプットとアウトプットを繰り返すことで、目標を忘れることなく、さらに強く意識することができます。

まとめ

夢や目標を達成するためには、記憶の定着メカニズムを理解し、夢や目標のアウトプットを習慣化することが基本です。今回紹介した3つのステップを参考に、ぜひ積極的に実践し、夢や目標の達成に一歩近づいてください。


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