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posimedsports「#わらバス」_①企画の概要|2022年9月から1年間をかけて地域のバスケットボールプレイヤーにコンディショニングを普及するスポーツ社会貢献企画「#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!プロジェクト-」

(次の記事「②目指す景色」「③主催者の想い」)

「#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!プロジェクト-」メインビジュアル

「#わらバス」ってなに?


▶︎「#わらバス」、いよいよスタートだね。

―はい。スポーツ医療者がポジティブにスポーツ外傷・障害・疾患【予防】を普及啓発する社会貢献団体「posimedsports」主催の、2022年9月1日から1年間をかけて開催する、バスケットボール特化型企画です。


▶︎詳しく教えてよー。

―正式名称は「#わらバス-みんな一緒に、笑ってバスケ!プロジェクト-」といいます。

 簡単にいうと、地域のバスケットボールプレイヤーの方々に、【強く・長く・楽しく】バスケを続けるためのコンディショニングを普及するプロジェクトです。


▶︎へえー、なんで1年もやるの?

―来年2023年に沖縄でバスケットボールワールドカップが開催されるので、これから1年間はバスケプレイヤーの方々の気持ちが盛り上がる時期を狙って、2023年の9月末までを事業期間として設定しました。

 「憧れの代表選手のようにバスケが上手くなりたい!」と熱意が高まるバスケキッズや保護者の方々に、「けがをしないようにケアすること」「起こってしまったけがと上手く付き合っていくこと」が、競技のパフォーマンスアップに繋がると伝えることにチャレンジします。


▶︎なるほどー、どんなことをするの?

ー2022年9月〜2023年9月までの約1年間の期間に、リアルとオンラインでイベントを開催する予定です。

 社会情勢にもよりますが、沖縄・東京・大阪ほか日本全国に訪問して行なうバスケ「けが予防」クリニックや、オンラインでバスケ指導者×医療者コラボの動画を配信します。


起点は【けが】に関する選手・医療者のギャップ


▶︎「けが予防」かー。

―私たちposimedsportsのメンバーは普段 病院や施設で働く医療関係者。つまり、地域のバスケプレイヤーが「けがをしてはじめて出会う人」です。

 けがをした選手の治療をしていると、医療現場にif(もし)はご法度ですが、医療者の目線では『選手自身がもう少し早くケアに取り組めていれば、このけがは防げたかもしれないのに・・・』と思ってしまうことも多いんですね。


▶︎「時すでに遅し」だね。

―でも、地域のミニバス・部活・社会人チーム・障がい者バスケチームでプレーする選手は、身近にスポーツ医療者が少なく、なかなか「けが予防」を含むコンディショニングを学ぶ機会もなくて、選手は「けがをして初めて、自分の身体と向き合う」ことになりがちです。

 「この張りをこのまま放置するとけがをしそう」とか、「そろそろケアをしなきゃ」と自分で気づく機会に乏しいままに、選手本人の感覚では <いきなり> 大けがをするパターンも多いのだと感じています。

 つまり、けがの起こり方に関して、『医療者の視点』と『選手の自覚』にズレがあるんです。「#わらバス」では、このギャップにアプローチしたいなと思っています。


▶︎どんな風にアプローチするの?

―地域のバスケプレイヤーのみなさんに、大まかにいうと「セルフチェック&セルフケア」を習得していただくことを目標に、リアル/オンライン企画を展開します。

 理想だけ言えば、ドクターやトレーナーなどのスポーツ医療者が、地域のミニバス・部活・チームなどに常駐できることが望ましいですよね。

 でも、チーム・指導者・医療者、それぞれの立場で色々な制約があって、難しいことも多いのが地域スポーツの現状だと感じています。



目指すは【セルフチェック&セルフケア】の普及啓発


▶︎色々な事情があるんだねー。

ーこんな背景を鑑み、「#わらバス」では「選手自身が、自分の身体や動作に興味を持ち【セルフチェック&セルフケア】に取り組むことが、【強く・長く・楽しく】バスケを続ける未来につながる」というコンセプトを設定しました。

 選手自身が「このままほっとくと、もしかしてけがをするかも」と【自分で気付けるようになる】ことを目標に、1年間をかけてコンディショニングを普及啓発します。


(「②目指す景色」「③主催者の想い」に続く)

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