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東大院生が闘魂を込めてつづりました!【理系学生向け就活入門】

皆さん、こんにちは。ポジティブなカエルとうこんです。
上半期も早々と終わり、7月に入りましたね。学部生や、大学院1年(M1)の学生は夏インターンの申し込みやWebテストの受験など就活を始めている学生もいるのではないでしょうか?

この記事では来年度からとある化学メーカー(一応、名前は言えませんがかなり大きな会社です。この記事に説得力を持たせるため、自慢ではないので悪しからず。)から内定をもらった自分が理系学生(主に大学院生)向けた記事です。
主に理系終活に多いメーカーへの就活を考慮したものになっています。参考になったなと思ったり、ためになったなと思ったらフォロー宜しくお願いします。
そして、周りで就活に困っている知り合いがいたらこちらのnote を紹介してくださると恐縮です。

本記事は以下の内容でお送りしたいと思います。

インターンはどれくらい行くべきか?
また、インターンには行ったほうがいいのか?

まず、インターンにはどれくらい行ったほうがいいのかってことですよね。これに関しては、所属している研究室によると思います。
就活に理解のある教授もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます。

基本的には理系院生は研究で忙しいため、就活一辺倒で行うことは厳しいと思います。
そのため、ある程度数を絞る必要があるかと思います。
個人的におすすめなのは、2日以上のいわゆる長期インターンシップに申し込むのがいいかと思います。理由は以下の通りです。

・1dayインターンシップはぶっちゃけ意味ない
(お菓子についてるオマケみたいなもの)

・長期インターンシップに参加できれば、
 本選考の際に優遇がある可能性、メリットはある

1つ目に関しては、インターンシップにとりあえずたくさん参加すればいいというものではありません。理系院生は時間が限られていると思います。1dayは手軽だからと思うますが、ぶっちゃけ参加しても大きな意味はないと思います。
友人の話ですが1dayのインターンシップに参加したにも関わらず、本選考の書類選考の段階で落ちたという話をいくつか聞いています。そのためよほど興味のある会社以外は1dayインターンシップはスルーでいいのではないでしょうか。

2つ目の長期インターンシップはおすすめです。しかし、1dayと異なり参加人数がかなり絞られるので、なかなか書類選考の突破が厳しいです。
そのためせっかくインターンシップのエントリーシート(ES)を書くなら長期インターンシップの募集をかけている会社中心に提出すのがいいのではないでしょうか。
これは理系院生向けの就活の話ですが、とある化学メーカー(結構有名な会社)の研究開発職はインターンシップ参加者で全体の8割を占めているそうです。(名前は口が裂けても言えませんが。💦)

もちろんこれは極端な例ですが、それなりに有名な会社や大きな会社では結構ある話だと思います。
(いろんな友人から聞いてるので間違いないと思います。長期インターンシップに参加したことで早期選考や優遇選考から進んで内定をもらった話はいくつか聞いてます。)

この項目の結論は、
インターンシップには参加したほうがいい。ただし、長期インターンシップがおすすめ。そして長期インターンは通過確率が低いので、数打ったほうがいい。1dayはよほど興味のあるところ以外はスルーでOK。
長期は1~2社いけたらベスト。1dayは行くとしても2~3社くらいでいいのかと。自分は長期1社、1day4社行きました。
(長期はコロナで中止になりました。😭
1dayは行く必要性をあまり感じませんでした。)

ぶっちゃけ学歴フィルターってどうなの?

この項目についてはメーカーに限った話をさせてもらいます。
(メガバンクやコンサル、商社などは受けてないのでわかりません。)
学歴フィルターはぶっちゃけあると思います。ただし、どこの会社もあるのかといわれたらそうではありません。自分は東京大学の院生なのでこれを議論するのはいささか公平ではないのでそこはご了承ください。ただ、僕は学部は東大ではなく、関西の私立大学出身なのでその点についてもお話しさせてもらえたらと思います。
学部は関西の私立大学出身といってもいわゆる学部就活の学歴フィルターは通過できるような有名な大学でした。ただ、いわゆる学歴ロンダリングというやつなので、学歴フィルターガチガチな会社だと学部の時点で書類が落とされてたかもしれませんね。

学歴フィルターとは…
 大学の偏差値や大学名を基準とした事前の
 選考を行い、一定の基準に満たない学生を
 足切りすること

学歴ロンダリングとは…
 自分の出身大学・学部よりもレベルや
 偏差値の高い大学の大学院へ進学すること

しかし、前の大学の同級生に就活の話を聞いてもそこまで学歴フィルターがあるようには感じませんでした。

ここで皆さんに質問ですが、理系院生に就活において求められるものって何だと思いますか?

・・・正解は

"どれくらいの熱量をもって何を研究しているか。"

これが重要です。

書類でも面接でも、研究内容については根掘り葉掘り聞かれます。きちんと意図をもって研究していることを伝えることがマストです。そのため学部就職ほど学歴は重要ではないと思います。

そのため、しっかり研究してそのことを伝えることが何よりも重要です。重要なことだから2回言いました。
ただ、学歴フィルターがガチガチなところはあります。友人から聞いた話や就活をした体験からガチガチな会社はいくつかありました。(僕はその会社は受けてませんが。)

そのため、学歴に自信のない場合はそこは割り切りましょう。こればっかりはしょうがないとしか言いようがありません。ただ、実力をきちんと評価してくれる会社はたくさんあるのでご縁がある会社に行きましょう。(就活はいくつか落ちて当然です。なので落ちても落ち込まず、縁がなかったんだと割り切りましょう。ただし、本選考に限る。)

この項目の結論は、学歴フィルターはあります。ただし、あっても全体の2割くらいかと。ただし、研究内容とかこれまでの学生生活など書類や面接でリカバリーは利かせられると思います。研究内容に自信を持てるくらい、きちんと研究しておきましょう。

何に、重きをおいて就活したらいいの?

これに関しては、人それぞれかと。
お金や立地、専門性の生かしなどいろいろあります。とりあえず、就活を始めた最初は大きな会社がどんなことをやっているのかを知っていったらいいと思います。
僕は自分の研究内容の専門性の一致とお金を優先しました。これは人にそれぞれだと思うので、皆さんにとっての最優先を就活する中で探してみてください。

ここまでの長文にお付き合いありがとうございました。今後も理系就活や大学院での生活など様々なことを書いていきたいと思います。

それではこの辺りで失礼します。
ポジティブなカエルとうこんでした。👋


この記事を書いたひと

とうこん
現在、東京大学大学院に在籍している。情熱を燃やして生き、その熱い闘魂は周囲にも波及する。力の源は、これまで経験してきた数多くの失敗や挫折。決して周りに非を求めず、ひたすら自身のパフォーマンス・モチベーションを上げるための努力を欠かさない。炎の応援家。何度負けても立ち上がり、最後には必ず勝つ。彼を色で表すなら、赤色。
座右の銘は、「giant killing / 継続は力なり」



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