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Green Day、コーヒー専門オンラインショップ「Punk Bunny Coffee」を開設!

Eコマース専門コラムを書きつつ、ROCKも大好物だと公言しているライターとして、これほどまでに魅力的な話題があるでしょうか!!!

カモがネギ背負ってやってきたって、こういうことを言うんでしょうか?
それとも棚からぼた餅

カモもネギもぼた餅も美味しいし、Green Dayも、なんならコーヒーも大好きだから、もうこの際全部ウェルカム!笑。

今日は、アメリカのパンクロックバンドGreen Dayが手がけているコーヒー「Punk Bunny Coffee」の専門オンラインショップが開設されたニュースをお届けします。

今回は私が運営しております「コラム 越境EC」マガジンと「ROCK! ROCK! I LOVE ROCK!」マガジン共同でお送りします。

さぁ困った💦
「コラム 越境EC」の雰囲気で(マジメモードで)書くべきか。
はたまた「ROCK! ROCK! I LOVE ROCK!」のノリで書いていくべきか…。



マンチェスターの代理店がGreen DayのPunk Bunny CoffeeのEコマースサイトを制作

クリエイティブでテクニカルなソリューションを専門とするマンチェスターのデジタルエージェンシー、Modern English Digitalは、象徴的なパンクロックバンドGreen Dayとオハイオ州を拠点とするコーヒー焙煎業者Caruso BrandsのコラボレーションであるPunk Bunny Coffeeの新しいEコマースサイトの立ち上げに成功したことを発表した。

ユーザー・エクスペリエンス・デザイン、Eコマース開発、ブランド・ストーリーテリングにおける専門知識を結集し、Modern EnglishはPunk Bunny Coffeeの反骨精神と高品質な製品のエッセンスを取り入れたユニークなオンライン体験を作り上げた。

Modern English DigitalのAndy Hirst社長は次のように語る。

このプロジェクトでPunk Bunny Coffeeと協力できたことは素晴らしいことです。私たちは、デザインから構築、ローンチまですべてをこなせる、才能豊かで多様なチームを社内に抱えていることを誇りに思っています。私たちはPunk Bunnyのマスコットの大ファンで、サイトを通してそのマスコットに生命を吹き込むのは素晴らしい挑戦でした!

Modern Englishは、Punk Bunny CoffeeのEコマースの立ち上げ当初から不可欠な存在だった。このブランドとのコラボレーションは、ニュースレターのサインアップを含む最初のブランディングページのデザインから始まった。

プロジェクトが進むにつれ、Modern Englishはベータサイトを開発し、アーリーアダプターにPunk Bunny Coffeeを初めて2袋購入してもらうことで、Eコマース体験をさらに洗練させるための貴重なユーザーフィードバックとインサイトを提供した。

この基盤の上に、Modern EnglishはECサイトのフルデザインを展開し、ブランドのパンクロックなエスプリとユーザーフレンドリーなショッピング体験をシームレスに統合させた。

Punk Bunny Coffeeのウェブサイトの主な見どころは以下の通り。

・ユーザーがサイトにアクセスした瞬間から、商品体験に没頭できるようなカスタム紹介シークエンス。

・Modern English Digitalの社内チームによるカスタムイラストを含む、視覚的に印象的なデザイン要素。

・特注の商品陳列モデルにより、ユーザーは異なる商品バリエーションや購入オプションを簡単に切り替えることができ、ショッピング体験を効率化。

ウェブサイト立ち上げの成功はPunk Bunny Coffeeから賞賛を集め、同ブランドは公式インスタグラムのストーリーでModern English Digitalに 「私たちのウェブサイトをクラッシュさせてくれたModern English Digitalに大注目」とエールを送っている。

Punk Bunny Coffeeのウェブサイトに加え、Modern English Digitalはオハイオ州を拠点とし、Green Dayが共同経営する職人技コーヒーCaruso Brandsの新しいブランドウェブサイトもデザイン・開発した。

なおGreen Dayは、今週金曜日、6月21日に英マンチェスターのEmirates Old Traffordにて、The Saviours EU/UK Tour公演をおこなう。

Source:Manchester agency creates ecommerce site for Green Day’s Punk Bunny Coffee(Prolific North)


Green Dayの3人が手がける「Punk Bunny Coffee」

このEコマースサイトが開設されたことにより、6月19日、Facebook、X、Instagram、Youtubeなどなど、Green DayのSNSで一斉に公開された動画がこちらです。まずはご覧ください。

3人の息の合った“マジメな”コーヒーの宣伝。笑。
こりゃ通販番組も顔負けですね。

◇ ◇ ◇

Punk Bunny Coffeeは、Green Dayの3人によって米カリフォルニア州オークランドに設立されたコーヒー豆・コーヒー飲料の販売会社です。

2015年にフロントマンのBillie Joe ArmstrongとベースのMike Dirntが共同設立したOakland Coffee Worksが旧称で、現在は社名をPunk Bunny Coffeeに変え、ドラムのTré Coolもいつの間にか共同経営者として参加しているようです。

Oakland Coffee Works時代は、パッケージに一切彼らの名やバンド名を出さず、またパッケージやシングルサーブカップは、生分解性製品協会による自治体の堆肥化施設向けの堆肥化認定を受けて、100%堆肥化できることが高く評価されていました。

Oakland Coffee Worksの完全堆肥化できるコーヒーパッケージ/出典:DAILY COFFEE NEWS

しかし当時は、堆肥化できるパッケージとGreen Dayが手がけていることばかり注目され、肝心のコーヒーの味については誰も語らないと皮肉も言われていたようです。

とはいえ、もちろんコーヒー自体にも3人のこだわりがぎっしり込められているようです。豆の焙煎はオークランドを拠点とし、オークの火で焙煎するプロセスとエスプレッソ機器の専門業者が担当しているなど、地元に根付いた味を追及しています。

Punk Bunny Coffeeオンラインショップ

早速オンラインショップを覗いてみました!

Punk Bunny CoffeeのEコマースサイトトップページ

トップ画面からすでにパンキーでかわいいデザイン!

画面をスクロールすると、宙に弾け飛んでいるコーヒー豆がヒューっと袋に戻っていきます。
Green Dayならではのウォールアートのようなイラストデザインで、とってもキャッチーです。

今回は社名変更後のPunk Bunny Coffee名義だからなのか、パッケージにもしっかり「BY GREEN DAY」とバンド名が入っていますね。

私が住むスペインからこのサイトにアクセスしたところ、料金が自動的に€表示されました。
Shipping policyには、「We ship worldwide! Hooray!」(僕たちは世界中に発送するよ!やったねー!)と本当にこう書かれているので(笑)、越境ECもばっちり対応していますね。

個人的にはコーヒーはもちろんのこと、マグカップとTシャツにも興味をそそられました。

スペインからスタートしたThe Saviors Tour

ここからは音楽、ライブの話になります。

Green Dayは今年2024年1月に彼らの14枚目のスタジオアルバムとなる「Saviors」をリリース。

Saviors

5月30日にスペイン北部の街サンティアゴ・デ・コンポステーラでおこなわれたフェスFestival O Son Do Camiño、6月1日マドリードでのフェスRoad To Río Babelへの出演を皮切りに、現在はEU各国と英国でワールドツアーが始まっています。

このツアーはニューアルバムのお披露目はもちろんのこと、同時に今年は彼らの3枚目のアルバム「Dookie」30周年(1994年リリース)と、7枚目のアルバム「American Idiot」20周年(2004年リリース)を祝う目的もあり、フェス出演時を除き、ツアーの各日程では両アルバムを全曲演奏する予定です。

ツアーは来年2025年1月末に予定しているドバイが最終国とのことですが、果たして日本にも来てくれるのか…?

2021年の来日公演がキャンセルされた過去があるだけに、ぜひ今回は来日してもらいたいですねー!

おわりに

Green Dayは、実はコーヒーに関してかなりこだわりがあり、ツアーにはカスタムブレンドを持参するほどなんだとか。

また、コーヒーの会社を立ち上げたと言っても名前だけ参加させているわけではなく、Green Dayは日々の業務にもきちんと携わっているそうです。アートワークやフレーバーのプロフィールだけでなく、パッケージの素材など、すべての詳細がバンドメンバーに確認されてから作業が進められています。

好きが高じてコーヒー会社を立ち上げ、音楽と共に全力で邁進するGreen Day。
時々彼らの政治思想が濃くなる一面もあり、メッセージ性が強く、リリース後もOASISのノエルからの抗議やら一般人からの訴訟やら、なんだかんだあった「American Idiot」は、個人的に最もよく聴いているアルバムだったりします。

Green Day、やっぱり大好きです!


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