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雨雲来たりて陋居腐るる

雨が降ろうと降らずとも私の営みに変化はなし。

然れども、そんな日にこそわが陋居は一層愛おしく感じる。

身を守られているその寵愛にも似た実感。それこそが陋居を格別な物とする。

雨の日を楽しむために必要な物などない。

その寵愛を一身に受けることこそ、非日常感を味わえるのだ。

#雨の日をたのしく

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