『夜明けの詩』観てきました
『夜明けの詩』公開日に観て来ました。
まるで小説みたい。
喫茶店で誰かを待つひとりの女性、
秘めた過去を燃やす編集者、
妻が病に侵され希望を求める写真家、
客の記憶と引き換えに酒を奢るバーテンダー
独り言を呟いてる女性、
妻をイギリスに残して7年ぶりに韓国に帰ってきた小説家
⚠以下ネタバレあり⚠
夫を早くに亡くしたり、お腹にいた子どもを中絶したり、希望を抱いていた妻が亡くなった、交通事故で自分のある部分が半分以上失くなった、子どもが亡くなった、何かに襲われて目の前で死んでしまう鳥、
生と死のはざま、
時間、記憶、
過去なのか現在なのか、
"絶望"の中に"希望"を見つける人々
辛く悲しい過去を経験し葛藤しながらも生きている姿に、自分の過去の葛藤が癒やされる様でした。今現在、自分はひとりぼっちで孤独と感じる人に観てもらいたい。
まさに「観る者すべてに寄り添うヒーリングストーリー」でした。
全体の暗さ加減は影を現してるのかな。それから生活音や鳥のさえずり、タバコなどの、"音"もとても効果的。
途中、本気でびっくりした場面があって本当に自分の横で起きた出来事のように感じてしまいました。
公開1週目はイ・ジウン(IU)さんとヨン・ウジンさんの生写真頂きました。
冒頭シーンから本当に静かな映画。
もう一度観たい。
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