ヨガミニ講座②心の働きとは
おはようございます(●'◡'●)。
本日もヨガミニ講座を投稿します。
哲学講座が終わって、復習のためにも書きます。
興味のある方は、読み進めてください。
心の働きは5種類あります。
そして、苦しみを伴うものと、苦しみを伴わないものの2つがあります。
5種類の心の働きとは
①正しい認識
②誤った認識
➂概念化(妄想)
④深い睡眠
⑤記憶
の5つです。
一つづつ解説していきます。
①正しい認識とは
正しい認識の中には
(1)直接体験したこと
(2)直接の体験を元に予測したこと
(3)聖典にかかれていること
(1)はそのまま実体験ですね。(2)は例えば煙をみたら”火を使って何かを燃やしているのだろう。”というような想像です。(3)はヨガスートラでは角度が違えば違う認識となると書かれています。
②誤った認識とは
例えば、ロープを見たら蛇だと思ってびっくりした。などです。
➂概念化(妄想)とは
例えば、老後の貯蓄は大丈夫かな?暮らして行けるのかな?などです。
ヨガでは『今、ここにある事だけが本物の時間帯で過去も未来も、自分が描き出したストーリーの映像』として考えています。
起こってもいない事を”あーでもない、こーでもない”と想像してしまう事で苦しみます。
良い妄想もあります。
アスリートのように”勝つイメージを持つ”など。は良い妄想です。
④深い睡眠とは
目覚めた状態も夢を見る状態も否定された心の動きです。
夢を見ない睡眠を心の働きの一つとして扱うには理由があります。
ヨガでは、4つの意識状態があると説かれています。
(1)覚醒状態(起きている状態)
(2)睡眠状態(夢を見ている状態)
(3)熟眠状態(夢を見ないほど熟睡している状態)
(4)第4の意識状態(三昧・解脱・悟りを開いた状態)
寝ている状態であっても意識はOFFではなく常に働いているという考え方です。ちょっとここは自分でもこんがらがりましたが、寝ていても頭は何かを考えているという事だと思います。
これを理解した後、まさしく自分はここ数年そんな状態だと感じています。
体は寝ているのに思考は動いています。たぶん朝方、夢ではなくて頭が考えていてそのま起きるという感じです。年齢のせいかもしれませんが、この状態は心地よくないので、なんとかしたいなと思っています。(┬┬﹏┬┬)
⑤記憶とは
過去に経験した対象が心の中で保たれることです。
過去と記憶は違うという事です。
記憶とは過去の経験を、今の心が作り出している映像の事です。(今のメンタルが作り出している)
今のメンタルの状態で記憶は良いものにも、良くないものにも変わるという事です。(良い・悪いは経験した事を元に価値観で決める)
経験は変えられないが、記憶は変えられます。
全て良い経験(プラス)の経験としてとらえる。
(記憶を上手く使う)
記憶を上手く使う事が心の動きを上手くコントロールするポイント!
とこのように学びました。
哲学は人それぞれの解釈で良いと思いますので、これが正解というわけではありません。
うなずけるところはそれで、そうかな?と思う所はそれで良いと思います。
うなずける所を取り入れて、出来るだけ心地よい状態でありたいと思います。
読む方が面白いかどうかはわからないのですが、このように復習もかねて書くと、理解が深まります。講義中は?が多かったのですが、落ち着いて書くと”そーいう事”と楽しくなります。さらにこの状態で本を読んでみます。
ヨガ哲学は難解です(;'∀')。ですが、ヨガスートラが編纂されたのが400年前のようですので、今も通ずるという事は人間はあまり変わっていないのだなと感じます。ことわざなどもそうですよね。周りの環境はもの凄いスピードで変化しているのに、人間はあまり変わっていないとなると、そりゃ心も辛くなるはな…。と思ったりします。≡(▔﹏▔)≡
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。