大好きなニュージーランドの旅を振り返って、想像して。
※こちらはパンデミックの最中に書いた記事です。現在は国境も開き制限もない状態となりましたが、私のNZ愛がどこまでも届くことを願い、ことりっぷさんのお題企画「#わたしの旅行記」に参加する為にハッシュタグを追加しました。
愛をたくさん詰め込んでいるから、読んでもらえると嬉しいな。うん、読んで欲しいな。
2023/05/27 風音 ぽっぽ
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昨日も昨日とて、「ニュージーランド 国境 いつ」で検索していると、9/29付けでこんな動画が公開されていることを知りました。
私は何故フォローしてなかったのだろう、ニュージーランド政府観光局のアカウントを。それでもフォローしていないのに公開当日に動画を見つけるあたり、さすがニュージーランドと私の関係性だなと思います。
ニュージーランドの旅を想像しようというコンセプトのこちらの動画ですが。あのね、ニュージーランドの旅、ずーっと想像していますよ!!!
私も「♡NEW ZEALAND」って砂浜に書きたいです。(動画はこちらの他に、グルメ編・リアルアクティビティ編もあります。)
ニュージーランドは私にとって人生で初めて訪れた海外の地だったんです。昨日ニュージーランド国境オープンへ向けた明るい兆しのニュースも発見しました。ということで、ここで私が旅の写真と共に先取り聖地巡礼を振り返ることで、この記事を読んでくださる方がニュージーランドへの旅を想像してみて貰えれば嬉しいです。
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旅先は、ニュージーランド南島。
友人とふたり旅でした。全体的に自然豊かで「地球の箱庭」とも称されるニュージーランドですが、南島は特に、自然の宝庫です。(北島は行ったことないです、、)
私が初めて海外の空気を吸ったのは此処、クライストチャーチという街。
イギリス調の建築物やハグレー公園という大きな大きな公園がある本当に本当に素敵な街です。
市街地をふらりとした後、知り合いを通じて紹介してもらった現地在住の日本の方に、羊がわんさかいる丘に連れて行ってもらいました。あっちを見ても羊こっちを見ても羊な状況に大興奮でした。
もう日が落ちてきた頃、何とかその姿を写真に収めたいけどフラッシュは驚かせてしまいそうだから、と暗がりで撮った羊の写真は油画のようです。
翌朝、市内の大きな植物園をお散歩しました。最高に清々しい気分のまま、人生で初めて英語でオーダーしたカフェでの朝食がこちら。人生初めてのフラットホワイト。
フラットホワイトとは、オーストラリア・ニュージーランドで親しまれているコーヒーのメニュー。ミルクの泡部分の比率でその呼び名が変わるのですが、カプチーノ>ラテ>フラットホワイトという感じ。
その後、またもや現地在住の日本の方にビーチへ連れて行ってもらいました。初めましての私たちにこうして時間を割いて車を走らせて笑顔を向けてくれるのです。そりゃ好きになるよ、ニュージーランド。
さて、クライストチャーチに一度さよならを告げて、友人とふたりでロードトリップの始まりです。レンタカーを3時間程走らせて辿り着いたのが、テカポの町です。
私をニュージーランドの虜にしてくれちゃった罪深き最高の場所です。地球の箱庭で私のオアシスです。
テカポの星空は、世界遺産に登録しようと動いている人たちがいる程の綺麗さです。もちろん私たちもその星空を見たくてこの町に夕方に到着して一泊しましたが、その夜は残念ながら星ひとつ見えない曇り空でした。
でも、こういう時の私は超絶ポジティブなので、ここの星空を見上げるためにまた帰っておいでというメッセージだと思い、眠りにつきました。
一夜明けて、テカポ湖の朝です。ここから天文台のあるMt.Johnのハイキングに向かいます。
道中、大きな松ぼっくりに騒ぎながらひたすらに足を進めていきます。そして風の抜ける方向に振り返った瞬間、この景色です。
空と大地がずーっと向こうまで続いています。もうこの景色見られたからいいかな?という気持ちも過ぎりますが、ダメです。私たちにはミッションがあるよ!と、更に上を目指します。
やってきました、頂上。
澄んだ空と、天文台。
あぁ、やっぱりここにもう一泊して星空を見たいなぁ。と思いつつ、頂上に着いたのでミッションを果たしましょう。
じゃじゃーん。
私たちのミッションは、美しい湖を眺めながら、世界一おいしいチーズケーキ(私調べ)を食すこと。
よくぞ此処にカフェを作ってくださいました。建材とか運ぶの大変な立地だったと思う。360度を自然に囲まれて、空と湖を眺めながら、鳥の囀りをBGMに絶品チーズケーキを食べるという贅沢体験。なんかもう、幸せ、だったなぁ。
さて、ミッション遂行に大満足して下山すると、改めて湖の美しさに感動します。
ねぇ、凄すぎませんか?
加工していなくてこの色です。この日私は、本物の「水色」を見ました。
そして、テカポといえば、こちらの教会です。善き羊飼いの教会。
私はいまのところ結婚する予定もありませんが、「結婚式はここだな。」と瞬間的に思いました。決めました。決めちゃいましたよ。
披露宴に代えて、このモサモサしている植物が生えている辺りでピクニックをしようと思います。サンドウィッチをたくさん用意しておくので、どなたでも寄っていってください。お土産にニュージーランド名物であるクッキータイムのクッキーもお配りしますね。
話が逸れましたが、ハイキングを終えた私たちは、次なる目的地マウントクックを目指します。
そうです、またハイキングをします。
しかし、道中、絶対に立ち寄っておきたい場所があります。というか道は一本なので立ち寄ることになります。
それが、プカキ湖です。
また、湖です。
相変わらずキレイな水色ですが、ほんのりミルクがかった水色になったと思いませんか?
さてさて、プカキ湖を後にして進みます。
あちらに見えますのが、マウントクックでございます。
私たちが選んだハイキングコースは往復4時間弱。本日2本目のハイキングなこともあり、帰り道はさすがに歩くことに飽きてきました。でも歩かなければホテルへ戻れないので、大自然の中を「歩いて帰ろう」を歌いながら歩きました。
そしてそして、お待ちかねの夜です。
実は、ここマウントクックの星空はテカポよりも沢山の星が見えると言われているとかいないとか。でもテカポにはあの教会があるので、星空×教会というロマンチックなロケーションが人気なんです。
昨夜テカポの星空を見ることが出来なかった私たちは、期待と不安に胸を膨らませ、ホテルの外に出ます。
するとそこには、文字通り、満点の星空が。
あんなにも長い時間空を見上げていたのは初めてだったと思います。綺麗で、幻想的で、静かで。途中から、「首が痛い、けど、星が観たい。」と言いながらも、どうにかこの星空をこの目に焼き付けて記憶しておきたいという気持ちから、ひたすら星空を見つめていました。
本当に、星が降り注いでくるかのような星空って、あるんですね。日本では見ることの出来ない南十字座も見つけました。
あの星空が、あの夜が、忘れられません。
、、、でもやっぱり人間だから鮮明に覚えていた映像がうっすらしてきているので、早くまた観に行きたいです。
そして翌朝、マウントクックからクイーンズタウンへと車を走らせます。
ちなみに、私は運転が得意ではなく、長距離運転なんて肩も凝るので好きではないのですが、今回のロードトリップはほぼ信号もなく、そのままの大自然が続くニュージーランドの地は視界良好で、肩も凝りませんでした。つくづくニュージーランドと相性が良すぎる。
しかし、やはり助手席の番が楽しかったです。
理由は、向きたい時に自由に右や左を向けるから。行く道の左右には、たくさんの羊、牛、馬がいます。割合的には羊羊牛馬牛羊牛牛馬牛羊羊羊くらいかな。
こちら、眠れない夜にどうぞ。
そして辿り着いたクイーンズタウン。
食べることに夢中であまり写真が残っていないのですが、湖(また)にカモメがたくさん居るオシャレな街です。
この街には、有名なおいしいお店がいくつもあります。
まずは、ファーグバーガー。
顔の大きさくらいあるハンバーガー、おいしくってペロリです。
ファーグさんは、ハンバーガーだけではありません。ベーカリーもあります。
ここのミートパイ、後にメルボルンで出逢ったベイカーの女の子が「ファーグベーカリーのミートパイが1番おいしい。」と言っていました。お墨付きです。私もこの時は日本では珍しいからと思ってミートパイを食べたのですが、次回はクロワッサンとかプレッツェルとかを食べたい。
そして流石のファーグさん、デザートもちゃんと用意してあります。
Mrs.ファーグジェラートです。
私は食べなかったけど、友人曰く美味しかったそうです。
そして絶対に訪れたかったお店があります。それが、パタゴニアチョコレート。こちらのお店は、チョコレートはもちろん、アイスクリームも人気なお店です。
ちなみに、ニュージーランドは国民一人当たりのアイスクリーム消費量1位です。ちなみました。
やっぱりニュージーランドに来たら、ホットチョコレートは飲んでおきたい。ということで、私たちはこちらをチョイス。
夜、湖の前にあるベンチに腰掛けて、ホットチョコレートを飲みました。少し肌寒く感じる風と、路上ライブの音楽、騒がしくない街の賑やかさが、なんとも心地よかったことを覚えています。
今思い返しても、あの時間は好きだったなぁ。日々の暮らしへのご褒美みたいな時間だった。
こちらのお店はクイーンズタウンの空港にも入っていて、私たちは翌日飛行機を待つ時間にアイスクリームのシェイクを飲みました。
なんだか急にグルメブログになっていましたね。ニュージーランドは食べ物も美味しいのです。
食べ物で思い出しましたが、ニュージーランド航空のサービスも機内食も、美味しくて大満足でした。私、人生で初めての機内食がこちらだったので、機内食の基準値高めだと思います。
ざっと、これでもかなり省略して旅を振り返ってみましたが、いかがでしたか?なんだかこう、書き出せば書き出すほど、ニュージーランドの素敵さにまた魅了されてしまいました。あぁ、好き。
まだ一度しかニュージーランドへ行ったことのない、自称ニュージーランド観光大使な私ですが、皆さまにニュージーランドの魅力を少しでもお伝え出来ていれば幸いです。
私は、一度ニュージーランドに旅をしてからは、原産国がニュージーランドのカボチャを見つけたら買いますし、ニュージーランドの生乳を使ったアイスクリームが現在冷凍庫にあります。キウイ(鳥)モチーフの雑貨なんて見つけた時には大興奮です。
たった一回の旅行でそんな、、と驚かれるかもしれませんが、ニュージーランドの自然に本当に感動したし、生まれて初めての海外旅行で現地の方に親切にしてもらった経験は宝物です。まんまと心を掴まれたまま、二年半の月日が流れました。
壮大で美しい自然、おいしい食べもの、楽しいアクティビティ、そして優しい人々が暮らすニュージーランドを、また旅する日を想像して。手洗いうがいを続けて、コツコツとお金を貯めますね。
今度こそテカポの星空を観たいし、次はナゲットポイントにも行ってみたいなと思っています。そして北島にも。
待ってて!ニュージーランド!