「私のオーソモレ料理」®〜今日のOL弁当〜
「私のオーソモレ料理」®とは、オーソモレキュラーという栄養療法を参考に、腸管を整えながら必要な栄養をバランスよく摂れるようにした料理のこと。料理の盛り付けは、基本は1プレート。こうすることで、自分の食べる量やバランスが一目で分かります。
また、食材のキーワードは、「まごわやさしいき」と「2種類のタンパク源を使う」事。これで不足しがちな栄養を補えます。
「ま」…豆類、
「ご」…(ごまなどの)種実類、
「わ」…(わかめ等の)海藻類、
「や」…野菜・果物類、
「さ」…魚貝類、
「し」…(しいたけ等の)きのこ類、
「い」…芋類、
「き」…(菌類を使った)発酵食品
★メニュー★
(左上から時計回りに)
・味噌汁(かぼちゃ、長葱、しめじ、油揚げ、オクラ)
・ご飯、自家製梅干し
・揚げポテト
・チーズ入り卵焼き
・秋鮭のソテー
・小松菜の煮浸し(小松菜、油揚げ)
・サラダ(キャベツ、わかめ、ミニトマト、えごま)
★ポイント★
美味しい秋鮭は、脂がのっている。
今日の鮭は、北海道産です。本来、秋鮭は脂がのっていて、とっても美味しいのです。でも、私はそう感じてはいませんでした。鮭は給食メニューでもよく使っていたのですが、私もこれを聞くまでは、「秋鮭」といえば、パサパサの鮭だと思っていたので、フライやムニエル等の油を使った料理を定番としていました。
ある日、北海道の人から、「秋鮭は美味しいよ!」と伺い、「そんなに、美味しいとは思わないんだけど…」と、答えると、「実はね…」と、(悪い)業者がいることを知ったのでした。
一部の業者さんは、脂がのっていないパサパサの鮭を「秋鮭」として売っています。
鮭は、故郷の川を遡上するため、産卵前は栄養満点で脂が乗っているのですが、産卵後は栄養を使い果たし、脂も味も落ちているので美味しくないそうです。
つまり、北海道の人は、鮭が大海原から河口に戻ってきた所を釣るので、美味しく食べられます。(※禁漁でない時期に、釣って良い場所で釣りをされてます。)
ところが、業者さんは、産卵後の鮭を収獲するので、パサついた鮭を獲っているのです。これは、生態系を守るには致し方ない事だと思ってます。
だから、そういった業者さんが全て悪いとは言いません。ただ、表示の仕方を変えられといいなあと思います。
では、スーパーに並んでいる鮭が、脂がのっている鮭かどうかの見極め方は、どうしたら良いでしょうか?
まだ、私は鮭を見ただけで、脂がのっているかどうかは見極められないので、鮭の切り口やトレーに油が浮いているかどうかで、選んでいます。
★作り方★
1.鮭に塩コショウを振って、フライパンで焼く。
※下にクッキングペーパー等を敷くと、鍋にくっつかず、また。盛りつけ時に崩れにくい。
※蓋をすると、早く火が通る。
※バターは入れても入れなくても良い。
2.火が通ったら、出来上がり!
どう?簡単でしょ!
お試しあれ!
歩っぽ食堂
管理栄養士
亀坂まゆみ
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