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一日の終わらせ方

一日は24時間で、生きている限り、これだけは皆に平等だと常々思っている。24時間にやることは人それぞれで、同じ人でも日によって違うとも思うが、みなどうやって一日を終わらせているのだろう。

「一日を終わらせる」。わたしはこれを意識的にやっている。
もう今日はこれで終わり!仕事はしない。仕事のことは考えない。仕事以外のくよくよすることも、もう考えない!

わたしは日本語教師をしている。授業はもちろん仕事の一つだが、他にも授業をするための準備、添削、採点、宿題やテストの作成や授業スケジュールや全体カリキュラム作成などさまざまな仕事がある。

そのほとんどを自宅でするので、油断すると、頭の中がそればかりになってしまい、パンクしてしまいそうになるのだ。

世の中ではワーク・ライフ・バランスが叫ばれたり、あえて仕事と生活を分ける必要はないという考え方があったりするが。わたしは、仕事と生活のバランスを取るために、「一日を終わらせる」必要がある。

これがないと、一日が終わらずに寝ている間も仕事やそのほかの悩み事に支配されて、翌朝も前日が続いているような感覚になる。頭の中が前日のままで、それは結構な確率でネガティブな思考に支配されている。

それを避けるための、いわば強制リセットなのだと思う。


それで、わたしの一日の終わらせ方はというと。

それは、「お酒を飲むこと」笑。ごくシンプルだ。

とにかく、毎日きちんとお酒を飲むこと。
種類は何でもいいが、たいていはビールか日本酒。
量は多すぎない、たしなむ程度に抑えること。
そして、うまい料理。豪華なものでなくて、今なら冷や奴と焼きナスなんかが最高だ。(冷や奴をわさびで食べるのが気に入っている)。

この時間が持てると、
「ああ、一日が終わったなあ。こうやって、飲めるの、幸せだなあ。なんだかんだあったけど、ま、よかったんじゃない?」
と、その日一日を終えることができる。リラックスできて、家のことをしたり、趣味をしたりする余裕がでてくる。

こんな調子だから、ちょっと体調が悪いぐらいでは飲まないわけにはいかない。多少無理してでも飲む(おすすめはしません)。「今日はお酒飲まない」と言うときは、かなり弱っているときだと思っている。

これは、ストレス解消法、ではない。やっぱり「一日の終わらせ方」だ。

さて、今日は早めの店じまい。会津ほまれに焼きナス、おろししょうがたっぷりで。

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