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【前編】少女漫画好きは必見! 1番すきな映画「トワイライト 」シリーズ
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2008年〜2012年の映画で、当時大人気だったヴァンパイアと人間のラブロマンス作品・シリーズ全5作。
↑少女漫画好きのわたしは、お恥ずかしながらこの年齢になっても大好きな映画です。
好きすぎて#ネタバレつけてます。ご注意ください。
先日こんな記事をみつけました。
ドラマ化!?本当に!?
楽しみすぎるんですけど!
「ヴァンパイア・ダイアリーズ」も「トゥルーブラッド」も観たんですが、ドラマになるとエロとグロが凄すぎたり、ストーリーがカオス化してメインカップルが変わってしまったりしがちなので、世界観だけは壊さないでほしい!という願いを込めつつ、実現を期待しております。
と、いうことでおさらいがてら紹介してみたいと思います。
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①トワイライト
〜初恋〜
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17歳のベラは、雨と霧の町フォークスへやってきた。フェニックスで一緒に暮らしていた母親が再婚することになり、離れて暮らしていた父のもとで新しい生活を始めることにした。
そんな中ベラは、特別な雰囲気を放つ美青年エドワードに出会う。だが彼はなぜかあからさまにベラを避け、冷たい視線を向けるのだった。
初対面の自分になぜそのようにするのか理解できないベラだったが、あるときエドワードに命を助けられる。そこでベラは、エドワードの人間離れした力を目撃し、彼の正体を探り始める。
とにかく少女漫画の王道!というストーリーです。
1作目にテーマをつけるとすれば、
命をかけて君を守る!
エドワードが何回もいってます。
レビューを見るとベタなので1作目で離脱してしまった方もいるようなのですが、面白くない作品を5作も制作するわけがない!もったいない!
シリーズが進むごとに、どんどん複雑になっていきます。
特別な少女ベラ
ベラはヴァンパイアにとって魅惑の香りがする特別な人間なのです。この特性ゆえに執拗に放浪凶悪ヴァンパイア(ローラン・ジェームズ・ヴィクトリア)に狙われてしまいます。
ヴァンパイア
エドワード
相手の心の声が聞こえる。
他のヴァンパイアよりも俊敏という特殊能力があります。
ヴァンパイア一家
カレン家の人々
カーライル&エズミ夫婦(里親ということになっている)
養子としてエドワード・ロザリー・エメット・アリス・ジャスパーで同居しています。
いつも一家で群れていて、周りに人を寄せつけないオーラを放って登場します。
ヴァンパイアなので仕方がないのですが、とにかくみなさんお顔が白い!でも、すぐに慣れます。
一家は人間の血を吸わず、動物の血だけで生きていくことがルール。
カーライルはとくに自制心が強く外科医として人間社会で生活しています。
ヴァンパイアは基本的に俊敏で怪力という特殊能力があるのですが、そのなかでもアリスは予知能力、ジャスパーは心を操る能力があります。
ベラとエドワードが初めて顔を合わせるシーンでは、一目惚れでしょ?っていうぐらい相手を見つめます。
科学の授業のシーンに、わたしは毎回笑ってしまいます。
エドワードの挙動不審と視線が怖くて…是非映画でご確認ください。
エドワードは心の声が聞こえるはずなのに、なぜかベラの考えは読めないんです。
100年以上も生きて?きて、心の声が聞こえない相手に出会ったことがないので、気になって気になって仕方がないんですね。
近づきたいのに、魅惑の香りのせいで衝動をおさえるためにも近づけない……
ですが映画開始20分で、エドワードがベラの前で特殊能力発動します。
高校の駐車場で、学生の車がベラに向かって突っ込んで来るんです。
間一髪!のところで、エドワードが素手で車を止めて助けてくれます。
ザ・少女漫画!なエドワードのセリフ集です。
僕は真剣に思ってるんだ
君を守りたいと
もう僕は限界だ 力を保てない 君と距離を置く力が……
ずっと君を待ってた
ライオンが羊に恋をした
もう君は僕のすべてだ
僕の場所は君のそばしかない
僕のそばで幸せに生きてくだけじゃダメか?
テキストにすると、ちょっと寒くてあまり伝わりませんが2人がしっとりセクシーです。
少女漫画っぽいでしょう?
お花畑にベラとエドワード2人きりのシーンがときどき登場します。
おとぎ話を観ているような美しい2人が素敵です。
ここからは
2人の恋の行方と、凶悪ヴァンパイアからベラを守るエドワードとカレン一家をお楽しみください。
ラストのプロムのシーンも素敵です。
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②ニュームーン/トワイライト・サーガ
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エドワードとともに生きる為、自らもエドワードと同じ運命を背負うべく、ヴァンパイアになりたいと思い始めた。
ある日のこと、彼女は18歳の誕生日を迎えた。だが誕生日にもらった箱を開けようとしたその時血が流れ、それを見たジャスパーは襲いかかった。そして、エドワードは自分といるとベラにつらい思いをさせると思い、彼女に別れを告げ行方をくらませてしまう。
突然最愛の人を失い生気を失ってしまったベラ。そんな彼女の心を開き、また笑顔を引き出したのは幼なじみのジェイコブだった。
が、ジェイコブもある理由でベラから距離を置くようになった。その理由を探るため、ベラはジェイコブに接触を図る。
ジェイコブがベラの前から去った理由はキラユーテ族の歴史が関わっていた。
2作目のテーマは
あなた&君なしでは生きていけない!
この作品の冒頭でエドワードがこんなことをいっています。
僕も自殺を考えた(前作でベラを死なせてしまうかもしれないと思った時)
もし君を死なせたら
その時は「あること」をしようと…
イタリアへ行きヴォルトゥーリに背く
ヴァンパイアの王族
ヴォルトゥーリ
ヴォルトゥーリは絶大な権力を持つ一族で
王族のような存在だ
人間の命ではなく 芸術や科学こそ重んじる
そして掟も 掟が第一だ
最も守られるべき掟は…
種族の存在を秘密にすること
だから人目を引くことはしない 僕らとわかる殺しもしない
死を望めばべつだが
と、エドワードがベラに教えるシーンがあります。
このあと重要になるので覚えておいてください!
アリスがはりきって、バースデーパーティーをカレン家で開いてくれますが、ちょっと指を切ってしまったベラにジャスパーが反応し襲いかかろうとしたことで、またケガをします。
とにかくベラが縫うほどのケガが多くて痛々しいです。
このことがきっかけでベラの安全を優先したいエドワードはベラから離れてしまいます。
ベラは喪失感から毎晩うなされるほど苦しむのですが、その姿が痛ましくて、うなされるというよりも叫ぶんです。
その度に父親のチャーリーが心配して部屋に駆けつけます。
このシーンわたしはチャーリーの気持ちになってしまって観ていて辛くなってしまいます。
この映画を何周もしているので、最初はエドワードと別れるくだりいる?と思っていましたが、エドワードが物理的に離れないと、幼なじみのジェイコブが近づく隙がないので必要だな…と、やっと気づきました。
幼なじみジェイコブ
1作目から登場していて、ベラに思いを寄せていたのに、あまり出番がなかったジェイコブ。
失意のベラに献身的に寄りそう姿は、彼の良さが伝わる2作目となっております。
ジェイコブ派も多いみたいですね。
そんなジェイコブも覚醒します!人狼に!
そして長髪から短髪に!
ここから、人間・人狼・ヴァンパイアの三角関係が始まります!
ジェイコブはキラユーテ族でラプッシュの居留地で暮らしています。
ベラとも高校は別々でした。
1作目にジェイコブがベラに伝説の話しをするシーンがあります。
僕らキラユーテ族はオオカミの子孫と言われている
彼らの先祖(カレン家)は僕らの部族の敵だった
僕らの土地で狩りをして 曽祖父に見つかった
でも正体を告げたので 取り決めを交わした
もし土地を侵さなければ 僕らも彼らの正体を白人には明かさないと
そしてジェイコブが覚醒した理由をベラに話すシーン
部族の数人に遺伝子が…
吸血鬼が町へ来ると
血が目覚める
1作目で凶悪ヴァンパイア・ジェームズを退治したのですが、この時町へ入った吸血鬼は、ローランとヴィクトリア。
ジェイコブ
何度 カナダ国境へ追い払っても戻ってくる
何を狙ってるのか…
ベラ
知ってるわ 私よ
ジェームズはヴィクトリアの恋人だったので、復讐したいのです。
そしてヴォルトゥーリの登場です!
エドワードはベラが死んだと勘違いして後を追うため、掟を破りヴォルトゥーリに自分を殺してもらおうとするんです。
アリスが予知し、ベラはエドワードを止めようと急いでイタリアへ。
ここで掟を思い出してください。
最も守られるべき掟は…
種族の存在を秘密にすること
エドワードの正体を知っているベラの存在がヴォルトゥーリにバレてしまいます。
と・こ・ろ・が!
ここは特別な少女ベラです。
ベラ自身も気づかなかった本当の能力が明かされます。
それが盾(シールド)です。
だからエドワードは彼女の心が読めなかったのですね。
ベラに興味を持ったヴォルトゥーリは、ベラをヴァンパイアに変えることを条件に彼女を生かして帰しました。
1作目・2作目をなんと3分にまとめた動画を見つけたので、こちらもどうぞ!↓
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③エクリプス/トワイライト・サーガ
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高校卒業を目前にしたベラは、エドワードの手によって一刻も早くヴァンパイアの仲間入りをしたいと願っていたが、エドワードの心には彼女の早急な決断を思い留まらせ、人間としての人生を謳歌してほしいという思いもあった。
その頃、シアトルではニューボーンと呼ばれる危険なヴァンパイアの集団が人間を襲う事件が発生。
一方フォークスの森にはかつてエドワードに恋人を殺されたヴァンパイア・ヴィクトリアが現れた。
ヴィクトリアはエドワードに復讐すべく、執拗にベラの命を狙う。
エドワードはベラを守るため、恋敵のオオカミ男・ジェイコブと手を組むことに。
プロポーズから始まる今作。
3作目のテーマは
けんかをやめて〜
二人をとめて〜
わたしのために争わないで
もうこれ以上〜
3人の三角関係と、恋人を殺されて復讐に燃えるヴィクトリアがメインストーリーです。
ベラを守るために仕方なくエドワードとジェイコブは協力関係を結びます。
ベラの卒業式シーンでは、友人ジェシカがするスピーチがなかなか良いな…と、親目線で観てしまいました。
ヴィクトリア
ストーリーには関係ないのですが、ヴィクトリアといえば大人の事情で今作からキャストが変わってしまっています。
わたしは前作までの方が好きでしたが、変わったことに気づかない人もいるようです。
ニューボーン
ヴィクトリアがカレン家に対抗するために作った、ヴァンパイアになりたての新生者集団です。
新生者なので自制が効かず凶暴で常に血に飢えています。
ジャスパーとロザリーがヴァンパイアに
転生した経緯
今作では2人がヴァンパイアに転生した経緯が出てきます。
ジャスパーは人間だった南北戦争時代に新生者たちと戦った経験があり
南軍の訓練は新生者には役に立たなかった
と、いっています。
それだけ新生者が強いということなので、カレン家と人狼たちは、戦いに備えてジャスパーから指南を受けます。
ロザリーは本当は人間のままでいたかったので、ヴァンパイアになりたがっているベラにずっと冷たくしていました。
ロザリーが人間でいたかった理由が、4作目でベラの1番の味方になる場面につながっていきます。
雪山の三角関係
ベラを守るためにエドワードとジェイコブが3人で雪山の山頂で待機するシーンが三角関係のクライマックスです。
このシーン、ジェイコブ派がベラに不快感を示すコメントをよく見ます。注目してみてください。
戦いのあと、負傷したジェイコブとベラのセリフ
ジェイコブ
いつまでも待つ
ベラ
私が変わる(ヴァンパイアに)ときまで?
ジェイコブ
その後でも
ジェイコブの愛の深さを感じます。
それでは!後編に続く!
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