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日曜の朝 肩こりの入浴剤 きめ細かな泡のビール

パジャマのスボンが汗ばんできたと思ったら、もう昼なのか。夫は早朝から出かけていったから、リビングの電気も消えていてシンとしている。喉が乾いたから、仕方なく起き上がる。寝室の窓を開ける。リビングの電気をつける。リビングと夫の部屋の窓も開ける。トマトジュースの缶を開け、一気に喉に流し込む。
さて。せっかく起きたのだから、お風呂でも入ろう。買ったばかりの肩こりに効く薬用入浴剤を入れて、じっくりと温まろう。

お風呂から出る頃には、目が覚めてきた。身体のすみずみに、頭に血液がいきわたることは、やはり大切なのだな。

お風呂上がりにみかんを一つ。お腹が減ったわけではないけれど、続けて何かを食べたくなってきた。
遠赤外線でじっくり焼き上げたうるめいわし。2,3日前に千葉の勝浦海岸への旅行で買ってきたのだ。それから、一口サイズのナチュラルチーズ。喉が乾いたから、ノンアルビールも。

焼いたいわしを食べたあとにナチュラルチーズを食べる。魚の旨みとチーズのコクと香りが絶妙にうまい。ワンタッチビールサーバーで注いだビールは、カプチーノのようになめらかな泡で、食べ物の風味を邪魔しない。
ノンアルビールが余っているので、キムチを小皿に盛る。お腹が弱いので、ニンニクなしのものを愛用しています。白菜をシャキシャキと噛み締めていると、チーズでモタっとした口が爽やかになってくる。もう一度、ビールを丁寧に入れて、ゆっくりと、でも喉に心地よく通るようにリズムをつけて飲んでいく。

寒さや、秋のそこはかとないさみしさに心細くなる気持ちがほぐれて、なんとなく「大丈夫だ」というほっとした気分になってきた。


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