知らないうちに暴力になる。
今日は私の拒食症気味だった経験を書きたいと思い久しぶりにnoteを開きました。
私が拒食気味になった経緯
私の拒食は昨年の3月(コロナが始まり休校になった頃)から始まりました。
まず初めに、部活が出来なくなり、体を動かす機会が減ったため、食べる量半分程減りました。
食べる量が減ればそれに比例して体重も落ちていきました。
これに感動した私はどんどん食べる量を減らしていきました。
これが拒食なった経緯です。
これだけ見ると、タイトルと何の関係があるの?と思うかもしれません。
しかし、この表の状況には裏があります。
3年間かけ続けられた言葉
私は身長160cmに対し、体重が昨年2月頃には62kgありました。
しかし、決して太っている訳ではなく、部活を本気でやっていたので、沢山筋肉がついていたのです。
平均体重より6kg程多いですが、周りから太っているとは1度も言われたことがありませんでした。
しかし、そんな私は言われ続けてきた言葉がありました。
それは、
「大きい」
この言葉です。
「体が大きいから私とは相合傘ができない」
「ヒップが大きいからズボンの貸し借りができない」
これを毎日のように言われ続けました。
友達は多分、面白いから、みんなが笑うからという理由でこの言葉を悪意は特になしで言い続けてきたのだと思います。
私も周りが笑うので、嫌だと言えずに、苦笑いをして過ごしていました。
しかし、この言葉は少しずつ少しずつ私の心を蝕んでいきました。
その結果、
「ご飯を食べなければ痩せる = もうからかわれなくなる」
このように判断をしました。
そしてそこから約半年で10kgも体重が落ちてしまいました。
痩せてからも苦しむ
しかし、痩せたからといって拒食が終わるわけではありません。
体重が1kgでも増えると、あの3年間言われ続けた言葉が蘇ってきてしまい、また拒食になるのです。
そして何より辛いのが、
「急激な体重減少による低血圧」
です。
私は元々は普通の血圧でした。とても健康でした。
しかし、痩せてから、立ちくらみ、目眩、頭痛等がとても酷くなり、今は薬がないと普通の生活ができません。
最後に伝えたいこと
最後に、今みなさんが友達、家族にかけている言葉。
もう一度振り返ってみてください。
直接ではなくとも、間接的に人を傷つけている場合があります。
なので、私みたいな人が増えないためにも、もう一度よく考えて言葉を発して欲しいと思います。
この人だから大丈夫だろう。
それはただの勘違いです。
例え本人が笑っていても、嫌がってなくても、裏では泣いていたり、傷ついているかもしれません。
それを頭の片隅に置きながら、友達や家族との会話を楽しんでください。
これ以上傷つく人がいませんように。
優しい世界になりますように。
このnoteを読んでくれた方が少しでもこのことについて考えてくれますように。
Popcorn🍿