台湾はベジタリアンの楽園だって
ベジタリアンの方やビーガンの方、いらっしゃいますか?
今日紹介したいのは台湾のベジタリアン文化です。
ここで問題です。
ベジタリアンとビーガンは何が違いますか?
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
ベジタリアンは卵製品や乳製品など動物由来の食品を
摂取することがありますが、ビーガンはそれらを一切口にしません。
台湾はベジタリアンの楽園と呼ばれています。
ある調査によると、台湾のベジタリアンやビーガンの人口は300万人を
突破し、総人口の13%を占めており、世界ランキングで2位です。
つまり、台湾で10人に1人がベジタリアンということになります。
今考えれば、学生時代に学校の給食やイベントのお弁当があった場合、
事前アンケートにお弁当の数を聞かれるだけではなく、
ベジタリアンかどうかも聞かれます。
周りにベジタリアンが何人いるかのもごく普通のことです。
自分はベジタリアンじゃないですが、
たまに肉を食べたくない日があります。
そういう日に、いろいろなベジタリアンレストランが選べて幸せです。
ここで本題です。
台湾では、ベジタリアンは大体この5種類に分かれています。
この図の通り、お肉はもちろんダメで、
一番厳しいのは「全素(quánsù)」、
つまり、ビーガンに近いですね。
また、「蛋素(dànsù)」「奶素(nǎi)」は卵や牛乳を食べたり、
食べなかったりする人のことです。
さらに「植物五辛素(zhíwùwǔxīnsù)」というジャンルがあります。
これは一体なんでしょうか?
まず、この「植物五辛(zhíwùwǔxīn)」は「全素(quánsù)」の人が
食べられません。
え?植物なのに?と思っている方もいらっしゃると思いますが、
「植物五辛(zhíwùwǔxīn)」というのは、
ねぎ、ニンニク、ニラ、らっきょう、玉ねぎ
なぜダメかというと、「全素(quánsù)」の人は大体仏教の信者です。
このような野菜を食べると心が乱れて、修行できなくなるそうです。
ですから、仏教の信者じゃないベジタリアンはその5種類の野菜を
食べることができます。
ベジタリアンの世界はなかなか奥深いですね。
では、最後に、
台湾のベジタリアンレストランを紹介していきたいと思います。
1軒目、「果然匯(guǒránhuì)」というベジタリアンブッフェ、
言われないとベジタリアン料理とは思えないほど、
美味しくて種類いっぱい!
2軒目、「上善豆家(shàngshàndòujiā)」という、豆がメインの料理が
あって、ファミマともコラボしています。
ベジタリアンのお弁当屋さんもたくさんあるので、
台湾に来たら、ぜひ食べてみてください〜