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韓国外食文化の未来を共に創る

はじめに

2024年12月からハロー株式会社に韓国事業担当としてジョインしたKangです。韓国からフルリモートで働いていて、ちょうど1ヶ月ほど経ったので、入社エントリーを書かせていただきます!


自己紹介

「韓国の20年後を見たいなら日本に行け」そんな言葉を父から聞きながら育ち、20年後を先に経験しようと日本の大学に進学しました。卒業後は、日本の自動車メーカーに新卒で入社し、販売会社に常駐しながら物流・営業・接客における業務改善とDX業務を約4年間しました。業務オペレーションの効率化やデジタル化を推進する中で、実際に現場の雰囲気や数値が向上していく手応えを感じ、「変化を起こし、成果を生み出すこと」の面白さを実感しました。その後、部署異動を経て、車両企画業務に携わり、日本と韓国で市場ニーズに合わせた新車モデルの企画を担当しました。

一方で、自分自身のキャリアに対しては、もっと広い視野を持ちたいという思いも芽生え、韓国で「再整備の時間」を持つことにしました。この2年間、私は投資に没頭し、数字を解析することの楽しさを覚えました。しかし、一人で部屋に引き篭もった生活を続けたせいで、健康や言語能力が急速に衰退し、周りから心配されるようになり、人間らしく生きるためにも就職を決意しました。投資の自動化の過程で学んだプログラミング能力を活かして、興味深かった仮想通貨の業界で初期スタートアップに開発者として就職し、2年ほど働きました。最初は概念すら理解できなかったブロックチェーンの仕組みを勉強し、サービスを作った経験から何かを0から作り上げる面白さがわかりました。

振り返ると私のキャリアには一見、一貫性がないようにも見えます。しかし、何かを生み出し、変化を起こし、数値を向上させるといった、目に見える成果がある仕事が、私にとっての最大のモチベーションであり、これまでのキャリアの軸になっていたと感じます。

ハローとの出会い

ハローとの初めての出会いは、2011年の大学時代に参加したとあるセミナーで、ハローの代表である播口くんとの出会いからでした。当時、今後やりたい面白いアイディアを満面の笑みで、ものすごく楽しそうに語ってくれて、単に「面白い人だなー」と思っていました。しかし、いざ合流してみたら、その印象は大きく変わりました。大学1年生で法人を設立して営業にでたり、寝る時間を惜しんで開発の勉強をしたり、仲間とまるで喧嘩していると誤解されるほど熱く議論している姿を目の当たりにして、いかにしてこの人は常にモチベーションをMAXに維持しながら、100%の力で努力し続けられるんだろうと不思議に思ったことを今でも鮮明に覚えています。

その後、個人的な理由で抜けましたが、それから10年以上経ったある日、韓国展開をがっつりやりたいということで播口くんから連絡がありました。最初は本業を持った状態で週に数時間という形で関わりながら、韓国向けの施策を自由にやらせていただきました。少しずつ変化が見えるようになり、面白くなってつい稼働時間ではない時でも、何をすればもっと韓国の人に使ってもらえるだろうと考えるようになったところで、ありがたいことに、上司の霜田さんから正社員としてジョインすることについて声をかけていただき、今に至ります。

ハローで働いて感じたこと

1. 圧倒的なスピード感

初期スタートアップでも仕事をしていましたが、意思決定から実行までかなり時間を要していました。しかし、ハローでは実務レベルからの施策もかなり汲み取ってくれるので、納得がいく提案であればすぐにGoサインが出ます。提案者自身が施策の責任を持ち、Try-and-Errorを繰り返しながら改善していくスタイルなので、完璧を目指して立ち止まるのではなく、「まず動かしてみる」という姿勢が徹底されているからこそ日々の業務においてもスピードを感じています。

2.フィードバックが「ひらめきの瞬間」を生む

定例の場では「この施策をどうすればもっと良くなるのか?」という観点から、フィードバックをもらえる機会が多いと感じます。その度に、モヤモヤだったところが一気に解決でき、「フィードバックを反映したら、すぐにでもできそう!」という気持ちになり、今すぐやりたい気持ちでワクワクする瞬間が何度もありました。ミーティングが、単なる「報告」や「上からの指示」を仰ぐ場ではなく、共に悩み、試行錯誤しながら良いものを作り上げる文化が印象的でした。

3.全社的なData-drivenカルチャー

業務のあらゆる場面で「データを元に意思決定する」というカルチャーが根付いています。組織が大きければもっとですが、上層部の答えありきで決めた施策に合わせて無理やりデータの数字を当てはめることが多く、納得がいかないまま仕事に取り掛かることも少なくないと思います。しかし、ハローではまずデータから考え、データを基にして施策の方向性を決めるため、誰からも納得のいく意思決定が自然に行われていると感じます。その一環として、全社員がSQLを活用してデータから話をする取り組みがあります。こういった社内の文化は、これまで経験してきた企業の中でも特に強く、業務の進め方をより効率的にしていると感じます。

Helloで挑戦していきたいこと


韓国における既存の予約プラットフォームは、従来の電話予約を単にデジタル化したものに過ぎず、主に予算が高額のお店やすでに人気がある有名なお店など、利用シーンが「特別な場面に限られる」という認識が強く見受けられます。そのため、予定を立てる際、飲食店を予約してから会う日本とは違って予約が日常に浸透しているとはまだ言い難い状況です。

一方で、韓国の食文化は日本とは大きく異なります。多くの人々がまず美味しいお店が多いエリアに行き、歩きながら気になったお店に入るというスタイルを好みます。さらに、予約を受け付けないケースも多く、公私を問わず、食事の予定は当日に急に決まることも特徴です。

このような文化的背景を考えると、韓国市場において成功する予約サービスには、単なる「席を確保する」ことを超えた新たな付加価値が必要だと感じます。現地の文化に寄り添いながら、最終的には「予約文化そのものを進化させること」が、韓国市場における自分の役割だと考えています。

ハローは、この「答えのない問題」に向き合い、解決策を生み出せる環境を持っていると感じます。AutoReserveの「世界中の『おいしい』と『たべたい』をつなぐ」というミッションを、韓国市場でも具現化し、さらにはグローバルに広げていく。そんな挑戦をハローのメンバーと共にしていきたいです。

最後に

つらつらと長い文章を書いてしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ハローでグローバルな目標に向けて一緒に挑戦したい人は、是非ともカジュアル面談にご応募してください。

いつか一緒に仕事できる日を楽しみにしています。

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