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さん
2024年6月26日 00:50
悩める少年少女、と子羊。成就させたい淡い恋慕があるというのにそれがなかなか叶わない哀れな者たち。私含む。恋を謳った書や歌を感じては、その針が振られることを知っている。毎日飽きもせず考え、着飾り、鳴く、泣く。彼の、彼女の相槌1つとってもそれだけで100通りの分析をしてしまう科学者。似た境遇の誰かを探しては安心し、再度相槌1つで落胆する。言葉を交わす度に間違えてしまったのかと憂いながら等身大を
2024年7月1日 00:29
サプライズをしたと、嬉々として語っていた。彼女だった人に、花を贈ったと。○年前、と言うものだから、必然的にあの子の事だとわかった。目を上手く見れず、上手くは笑えなかった。ホテルで、車のトランクで、手紙、動画、風船、花。数々のサプライズ話は、彼とあの子との愛と時間を物語っていた。私なんかが太刀打ち出来る訳ではないことは分かっていたけれど。少しでも彼の大切な人になれたと思い上がっていた。私