エピファニーのfève
フランスでは1月6日のエピファニーにガレット・デ・ロワを食べます
パイの中に一つだけ陶器の人形が入ってて、それが当たった人が王様(roi ロワ)という遊び心のあるお菓子です。
パティスリーでは1月中はガレット・デ・ロワだらけ
私も1月はずーっっとガレット・デ・ロワを焼いてました。
トップの写真と、下の写真は私が焼いたもので、上はチョコのパイ生地にピスタチオクリーム、下はトラディションなパイ生地にアーモンドクリーム
もちろん食べるのも大好き
フェーヴは「空豆」という意味で、元々ガレットに入れていたのが空豆だったから
コレクターもいるほど可愛く、有名店ではオリジナルフェーヴを作っています
私もフランス滞在中も旅行でパリに行った時も必ずガレット・デ・ロワを食べまくってフェーヴ収集してました
いっぱい持ってるけど、自慢のフェーヴをいくつか
ラデュレのフェーヴ
右の4つは後ろの箱に入って売られていたコレクションフェーヴです
左のマトリョーシカは実際食べたやつ
オリジナルフェーヴにはお店の名前が刻印されてます
老舗ストーレーの空豆の形のフェーヴ
毎年新しく作るお店もありますが、ここは伝統的にこのフェーヴのようです
ロレ・プラディエのフェーヴ
働いていたお店のオリジナルフェーヴ、二つで一つになるように作ってますが、実際ガレットに入っているのは一個だけ。上下合わせるには少なくとも2個以上頼まないと!
世界で一番好きなプージョランのオリジナルフェーヴ
お店のテーマカラーである水色とピンク組み合わせで、奥の車はいつも店の前に止めてあった車、右奥は近くにあるアンヴァリッドの形をプージョランカラーにしたもの
凝ってます。ガレットはラム酒が効いて美味しかった
有名店のオリジナルフェーヴ
中央はピエール・エルメ、上から時計回りにフォション、メゾン・ド・ショコラ、ジャン・ポール・エヴァン、メゾン・カイザー(ラファイエット・グルメ)、ダロワイヨ
カイザーのはカイザーというよりラファイエット・グルメ(デパ地下)のもの
ガレット・デ・ロワは大体3〜4人向けのものからフェーヴが入っていて、1〜2人用の小さいものには何も入ってないことが多いのですが、天下のラファイエット・グルメではちゃんと1人用のガレットにもフェーヴが入っていた!
ガレット・デ・ロワはパイ生地にアーモンドクリームを入れて焼いたものが一般的ですが、ブリオッシュ生地を使ったものや、今はいろんなフレーバーの物も出ています
ベーシックも変わり種も、ブリオッシュのも大好きです。もちろんフェーヴも!
今は日本でも1月に作ってるお店が多いので、ぜひ年始の運試しにガレット・デ・ロワを食べてみてください
美味しいお菓子を作るぞ☺︎