【ゆったりしたお金持ち-112】悪い地点で立ち止まらない
ゆったりしたお金持ちと話をしていて、過去のことを聞いたりすると必ず楽しい話が返ってきます。
自分がしくじったり失敗したりした話でさえも、楽しそうに話してくれます。
ゆとりがあるからこそ、どのようなことも受け止める心の広さがあるのだろうなと感心してしまいます。
一方、経済的に恵まれないと思っている人の中には、こちらから尋ねなくても過去の話をする人が多く、内容は決まって恨みなどのマイナスの感情であるという共通点があります。
あの人のせいで自分の人生は報われなかった、タイミングが恵まれなかったから、このような現状になってしまっている、あのとき傷つけられたせいで悪い感情から抜け出せずにいる、誰も助けてくれなかったから良い会社に入れなかった、行政のサポートが無かったから成長することができなかった、といった具合です。
もしも〇〇だったら、自分の人生はどうなっていただろうと想像することは誰にでもあると思います。
大きな夢を持っていたけど打ち破れて、思っていたのとは違う人生になってしまったという人も少なくないはずです。
感情をコントロールするのはとても難しいことなので、悪いことが起きてしまった地点のことをあっさり忘れることができる人なんて、そういないと思います。
しかし、ゆったりしたお金持ちに限っては、悪い地点で立ち止まる時間が極めて短いように思います。
時間を大事にする人が多いので、悪い地点にとどまることすら時間が惜しいのかもしれません。
結果として悪い事柄に遭遇しても、通り抜けるスピードが速いので立ち直りも早いのかもしれません。
もしも、過去の悪いことからなるべく早く卒業してしまった人の方が金運が向いてくるのであれば、そうしてみる価値はあると思いませんか。
区切りを付けるのは自分次第なので、そうありたいなと思ったりはします。
もちろん、反省すべき点はきちんと見つめ直して、そこはじっくり時間を費やすべきだと思います。
しかし、時代のせいや他者のせいにしたところで、運気が回ってこないのであれば、さっさと立ち去る気持ちの切り替えができた方が、これからの人生の強みになる気もするのです。
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