64歳リタイアおっちゃんのリアルな日常、今できることに挑戦。
3月末で職業人を完全リタイアして、5ケ月が過ぎようとしています。
4月は、とにかく自宅に自分の居場所を作ること(簡易的な書斎?もどき)を最初にしました。
元々、退職する前に、会社に行けない休職期間が8ケ月もありましたので、全くの居場所がなかったわけではなかったのですが、本格的なリタイアとなると、あれやこれやと将来を見据えて、本格的な居場所(妻との棲み分け)が必要になりました。
また、朝、昼、晩と食事をするわけです。
従って、誰がこれをするか、、、。
これも、なし崩しに、これまで通り妻にあまえっぱなしにするわけにはいきません。
妻と相談し、たまに私が作ることにして、基本はこれまで通り、妻が担当することになりました。その代わり、食後の片づけは、基本私担当としました。最初は、どの食器をどこに戻すか、、から、妻の指導があり、当初は相当イライラさせていたと思いますが(実は今もそうですが、、)、今は、手際よくかたずけが出来て、妻からも褒められています。
それと、洗濯です。
洗濯、取り出し、洗濯ハンガー乾燥、洗濯竿からの取り込み、衣類の折り畳み、タンスへの収納、、と、一言では失礼な段取りがありますね。
これは、妻が忙しくしているときに、自分が出来るだけ実施することにしました。
最初は、洗剤の量をどうするか、柔軟剤はどうするか、から始まり、妻に手取り足取り教えて頂き、何とかかんとかやっています。
今も、たたみ方で、教育的指導があります!!(汗)
今は、ようやく手順が決まってきましたが、やっぱり、妻に言わせれば、まだまだだとの事!
あるときは、洗剤を入れたのに電源を入れ忘れ、洗濯終わったと勘違いして、洗っていないまま衣服を取り出し干してしまいました。
従って、洗剤をばらまいてしまったこともありました。帰ってきた娘に、白い粉がばらまかれている、、、何があった?
から始まり、そもそもスイッチを押していなかったことに気付く事件もありました。(情けないものです)
退職に関連し、手続きがありました。
退職しましたので、年金の手続きを開始しました。
私のケースでは、64歳(4月が誕生日でした)で、特別支給の厚生年金が出る年齢でしたので、誕生日が来てからさっそく手続きを開始したのですが、なんと、年金センターで予約しないと、地元の年金事務所で手続きができないことを知りました。
予約の電話を入れたとこと10日間は予約で埋まっていました。
ということで、役所に行ってからと思っていたのですが、時間が出来ましたので、そうならばと、年金関係の本やYoutubeを参考にして必要な書類や申請書を事前に作成しました。今時は、手続きをYoutubeで詳細に説明しているのを見れるので便利な時代だと感心しました。
で、市役所にていくつかの書類を入手しました。
本番の年金申請手続きは、おかげさまで事前の準備が良かったので、順調でした。
それから、健康保険の手続きもありました。
私の場合は、国民健康保険、又は、健康保険の任意継続被保険の選択があり、前年の所得がそれなりにあると国民健康保険は高額になることを知りましたので、任意継続を選択し、退職会社とやりとりしながら進めました。
1年目は、任意継続とし、2年目は国民健康保険にしたいと思います。
以前は、任意継続は2年縛りがあったのですが、最近の制度変更で、2年目から国民健康保険に切り替えできるそうです(2年目はそのほうが安い)。
その間に、地元への恩返しとして、
お寺の檀家の取りまとめの小頭をしております。
加えて、地区の体育協会の役員をしており、今年はコロナが緩和され地区運動会が開催されるとのことで、選手集め、大会の運営と片づけ、、、等々、日焼けしながら動き回っていました。
また、春恒例の、田舎の農村地区の堀上作業、草刈り作業、花壇への植え付け作業、、、粛々と参加しています。
我が家には、田舎の家のすぐそばに、畑がありまして、
例年より早い雪解けでしたので、4月に入ると、肥やしの散布、耕運機での畑の耕かし、野菜やハーブの植え付けとマルチ張や防草シートの設置、、汗だくの日々でした。
野菜は、、
なす、きゅうり、じゃがいも、さつまいも、里芋、ピーマン、しし唐、トマト、ミニトマト、インゲン、しそ、モロヘイヤ、、今年の夏は豊作でした。
ハーブは、、
セージ、ローズマリー、カモミール、ミント、パセリ、タイム、フェネル、オレガノ、マジョラム、セントジョーンズ、アルカネット、チャイブ、ナスタチウム、ラベンダー、、、等々、初夏は綺麗でしたよ。
当初は、年金生活に入るので、コスト削減の旅行を計画して、ハリアーの車中泊を計画していたのですが、あまりに忙しくくたびれたのと、今年は春先より猛暑になって、とても車中泊は厳しいなと妻と相談し延期にしています。
その代わり、完全リタイアしたのだから、体が元気で、地区やお寺の運営の責任者になる前、更に、高齢者の妻の母の介護が本格的に始まる前の今の時期にこそ、行きたいところに旅行しよう!!
ということで、5月は沖縄旅行、7月は北海道旅行、に行ってきました。
平日に長期の旅ができる喜びを感じて、思いっきり羽を伸ばしています。
夫婦で、同じ体験をして感動できるのは良いものです。
又、別のnoteに書きましたが、
私の亡くなった母は、高齢者アスペルガー(非定型自閉症)で、大変苦しい長い時間を過ごしてきました。
私も、神経症を患い、今もクリニックに通院しています。
妻にも大変な苦しみを与えてしまいました。
このような自分の人生を見直すため、立て直すため、生まれ変わりを目指すため、、、山伏の修行に行ってきました。
山形県鶴岡市にある、出羽三山神社です。
月山神社が過去(前世)
羽黒山神社が現在(現生)
湯殿山神社が未来(来世)
を司ります。
6月に羽黒山の修験者の宿坊に宿泊し、一泊二日の修験者を体験し、羽黒山神社に詣でました。瞑想をしながらいろいろなことを考えました。
良い時間を頂きました。
その足で、湯殿山神社を参拝し、いつか月山神社で祈願したいと思って、夏の山開きを待っていました。
8月は、念願かなって、高山植物であふれる月山神社に祈願出来ました。
山伏の行衣、金剛杖で、思いっきり、思いのたけを祈願してきました。
64歳の完全リタイアおっちゃんですが、お金のことは、深く考えていません。考えてどうなるものでもありません。
お墓までお金は持っていけません。
今、生きている今、自分にとって、夫婦にとって、子供や孫にとって意味あることに使おうと思ってふんぎりました。
これまでの人生で、感じたことは、
やれるときにはできるけど、出来ない時は出来ない、、です。
34歳から、祖母の介護、父の白血病の介護、母の介護、に追われ
あっという間に、母の葬儀を出したら62歳でした。
仕事では、3度の海外赴任、国内も3度の転勤、、、、
やれる時間なんて、余裕なんて、ありませんでした。
人との出逢いも、欲しい物との出会いも、そうです。
出会える時には出会える、出会えない時には出会えない。
やれるときは出来る、やれないといは、どうあがいても出来ない!!
人生は一期一会です。
一瞬一瞬が、勝負なのです、大事なのです。
と、思っています。
なので、今は、出来ることを思い切りしてやろうと思っています。
旅も、家の事も、地域の事も、出来るときに出来ることをやろうと思っています。
今回も一方的なお話になりました。
最後までお読みいただきありがとうございます。