見出し画像

公園いくの、やめた

こんにちは。現在、双極性障害の治療中で休職中です。3歳の子育て中です。
今日は、1歳からほぼ毎日続けていた公園通いをやめた理由とその結果どうなったか?を書きたいです。


公園に通う毎日


子どもが1歳になる頃から毎日のように公園に行っていた。
育休中は1日2回。
仕事復帰してからも、保育園退園後に毎日公園に行き、1~2時間は滞在していた。
休職中期間に入ってからも、せめて公園くらいは行かないと!と相変わらず毎日通っていた。

これまでの公園滞在時間を計算したら、余裕で500時間は越えているだろう。

公園に行かなければ、という強迫観念


幼児の脳の発達には沢山歩くことがいい。と育児書やネットに書いてある。
脳の発達つと体幹のために幼児のうちから運動させなければ!
公園にいかなければ!
兄弟がいないし、核家族。ほかの子どもと交流させなければ!
公園にいかなければ!

と、公園にいかなければ、子どもの発達に悪影響なのでは?と思い詰め、毎日の公園通いがやめられなかった。
体調が悪くても、寒くても、強迫観念的に公園に行くのがやめられず、体調をくずしたりもしていた。
毎日公園に行っている自分は育児を頑張っている!と思いたかったのかもしれない。

そもそも公園が嫌いな理由


私が公園を嫌いな理由はだいたい100個くらいあって…寒い暑い、よく知らないママとの世間話、子どもの安全への気配り、子どもが他の子どもとうまく遊べないと泣き叫ぶ、等あげはじめるときりがない。
公園から帰るとぐったり疲れて、家で子どもと遊ぶ気力が残っていない。

夫からは、「そんなに嫌なら行くのやめれば」と言われた。
それを聞いて、はぁ?やりたくないけど、子どものためにやってるんですけど?私の努力なんだと思ってるの?と内心怒り狂っていた。

保育園の先生の一言


公園に行くのが嫌すぎて、保育園のお迎えが憂鬱だった。
そこで、保育園の面談のときに、毎日公園行くのが辛いんですけど…と相談してみたら。
保育園でしっかり遊んで運動しているし、友達とも楽しく遊んでるから、あえて退園後に公園行かなくてもいいんじゃない?家でゆっくりすごしたら?ということだった。確かに…。
むしろそんな毎日公園に行っているママはいないようだ。
もう、無理しなくてもいいんだ…
目から鱗が落ちて、先生の背中に後光が差してみえた。

公園通いをやめたその後


その日から公園に行くのをやめて、家で絵本を読んだり、トランプやマンカラ、カルタ、料理・お菓子作り、と家遊びを中心にすごすようになった。気候がいい日は、図書館に行って紙芝居や絵本をたっぷり読み、おやつのワッフルを買って帰る。
私は絵本大好きなので、正直楽で楽しい。
公園とちがって疲れないので、子どもに不機嫌に接することもほとんどなくなり、寝かしつけまで平和に過ごせている。
子どもも、公園いきたい!と言わなくなり、家での遊びを楽しんでいる。

今まではなんだったのだろう。
公園遊びは確実に子どもを成長させてくれた。
しかし、そんなに、しんどい思いをしてまでやることだったのだろうか。

核家族で、ワンオペだと子育ての全責任が自分にのしかかってくるような気がしてしんどい。~しなければ、子どもがちゃんと育たないのでは?と、どんどん自分を追い詰めていってしまう。

しかし、本当にそうだろうか?
無理して、子どものために、と頑張るよりも、親が楽しいと思えることを子どもと一緒にやるほうがいいのではないか。

来年から、子どもは幼稚園に入学する。
園庭が広く、日中にたっぷりと遊べるので、退園後、あえて公園に連れていくことはしない予定だ。

公園という呪縛から解放されて、少し楽になった。
これからも子どものために~しなければ!という沢山の呪縛が出てくるだろう。けれど、本当にそうか?とそれをぶち壊す覚悟で、親も子どもも楽しい道を探っていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!